湘南国際マラソン(12/4)のボランティアの「参加案内」が、11月19日に自宅に届きました。あわせて活動にかかわるマニュアル同じ日に自分の活動場所と業務の内容を説明した動画(YouTube)も、期間限定で配信が始まりました。
参加案内に同封されていた「ボランティア共通マニュアル」と「給水マニュアル」を読んで、また活動別・業務別動画を見て気づいたこと、注意したいことを2回に分けてレポートします。第2回の今回は、給水ボランティアとして心がけたいことをまとめました。
前回(第1回)の記事はこちらです。
活動場所でやること
受付を済ませたらトイレの位置を確認
受付後のミーティングで説明があるかもしれませんが、トイレが近い人はリーダーさんに場所を聞いておくと安心です。
ボランティアの救護活動の原則は…
動画によりますと、感染予防の観点から、ボランティアは救護が必要なランナーに原則として直接的な救護はしませんが、緊急の場合は可能な範囲で実施とのことです。救護が必要な場合、まずは巡回中のFR隊(First Response:自転車に乗っている初期対応担当の救護スタッフ)に呼びかけます。ボランティアリーダーにも連絡しますが、状況を見て臨機応変に対応します。
<筆者の体験談と私見>
マニュアルにも載っていますが、また救護が必要な人の症状にもよりますが、救護が必要なときは活動グループのメンバーの複数名で声をかけ合って対応したほうがよいかと思います(例:救護を呼ぶ係、倒れた人に付き添う係)。
ウォーターボトルが空になったら…
コックを上に向けてボトルを立てて「水がない」ことを示します。追加の水輸送は行われないので注意です。
<筆者の体験談と私見>
特に完走目標のランナーさんは、お昼にかけて気温が上がるコースで長時間走ることになります。念のため、スタート前からドリンクを多めに用意してこまめに補給しながら走るほうが安心だと思います。マイボトルをもって走ることを大会運営から推奨されているかと思いますが、筆者も11/6の富山マラソンのときにマイボトルを持って、スタート前に満タンにして途中のエイドでつぎ足しながら走りました。
マラソン用のマイボトルとして、筆者はダイソーの「はちみつポット」(340ml・110円税込)を代用しました。入れ口が大きくて水を補充しやすく、暑くなって肩や腰に水をかけるときも便利でした。
エイドのサービスは完璧ではありません(SNSや「ランネット」の大会レポなどに散見されますが、エイドにホテルのような手厚いサービスを求めるのは疑問です)。自分自身のレース展開にふさわしい水分補給が大事だと思います。
空になったウォーターボトルを地面に置かない
給水所で空になったウォーターボトルを地面に置くと、ボトルの再利用ができなくなるとのことです。ボランティアはマニュアルに記載があるように、所定のラックにボトルをしまうようにします。
大会当日のランナーについて特に気になること
晴れた日で気温が高い日は、少なからず熱中症などで体調不良を起こすランナーが出てくるかと思われます。特に後ろは初心者レベルの方が多く(筆者を含めて)、具合が悪くなったり足がつったりして座り込む姿を時々みかけます。
湘南国際マラソンのコースは、箱根駅伝の3、4区(7、8区)で、駅伝選手でも天気によっては脱水症状を起こしていることがあります。ランナーのみなさんはもちろん、活動中のボランティアもこまめな水分・塩分補給が大切だと思います。
3年ぶりの大会をすばらしい一日に。お互いに楽しくがんばりましょう。