
先日、5月11日の大会をもって、仙台国際ハーフマラソンへの出走を卒業しました。
この大会は、私にとってシーズン最後の「走力テスト」。2012年のリニューアル大会から10回参加してきました。
けれど、気候の高温化と自分自身の年齢的な変化にともない、制限時間2時間30分のなかで走るのがだんだんと体に堪えるように感じてきました。
今年も最高気温が21℃と暑くなりましたが、幸いスタート後に雲が広がって、涼しい風が吹いてくれました。おかげで暑さをあまり感じずに走りきることができ、最後の仙台ハーフはラッキーなコンディションに恵まれました。
健康第一、ノロノロ・ゆるゆる・お気楽ランナーの私ですが、ゴール後にふと思いました。
「やっぱり年に一度くらいは、ちょっとがんばる大会もいいな」と。
年間を通じて記録狙いの大会ばかりでは疲れてしまいますし、集中力も続きません。
でも、年に一度だけ「走力テスト」のような大会を入れることで、普段より少しだけ負荷の高い練習をするようになり、それが結果的にエイジングケアや健康維持にもつながるのではないかと思ったのです。
また、目標となる大会があると、日々のランにちょっとしたハリが生まれます。運動や健康に関する情報にも自然と関心が向き、自分自身をアップデートしていくきっかけにもなります。
そこで今、新しい「走力テスト」の大会を探しているところです。条件は次のとおり。
- 開催時期は、4〜6月
- 種目はハーフマラソンまたは10km
- 制限時間は3時間またはそれ以上
- できるだけ涼しい地域で開催
- ご当地グルメやおみやげも楽しめる
- リラクゼーションもできる場所
新しい「走力テスト」は…千歳JAL国際マラソン

第1候補は、千歳JAL国際マラソン。今年からハーフの部が復活しています。
▶︎ 大会公式サイトはこちら
私は2年前に、この大会の17kmの部に出場しました。
最高気温は10℃でスタートから雨が降ったり止んだり。でも、時々晴れ間が見えて緑の美しさを楽しめ、最後まで心地よく走れました。

じつは、私が初めてフルマラソンに挑戦したのも、2009年の千歳JAL国際マラソン。思い出深い大会です。
そして、2029年——デビューからちょうど20年を迎える年に、私はフルマラソンから引退するつもりです。その「ラストラン」も、やっぱりこの千歳で迎えたい。

思い出の地で、これから数年間「走力テスト」を重ね、4年後に同じ場所でフルマラソンを卒業する。そんな終わり方ができたら、きっと素敵だと思います。
これからも、無理なく楽しく、でもちょっとだけがんばる大会を探しながら、思い出に残る旅ランを続けていきたいです。
