【とくしまマラソン】2025年大会体験レポ|6時間・県外ランナー・ご当地マラソン好きが感動した「10の魅力」と暑さ対策

「とくしまマラソンは不人気……」
なんて声をたまに耳にしますが、実際に走ってみた私は違います。
「とくしまは私にぴったりだった!」
フルマラソンデビューの2009年以来、私は全国各地の大会を走っています。
お気に入りフルマラソンは、愛媛、熊本城(不動の人気)、静岡、びわ湖(人気急上昇中)、富山(女性に人気)。
そして、とくしま。昨年、新たに私のお気に入りリストに入りました。
実は、2011年に一度エントリーしていたのですが、直前に東日本大震災が発生し大会は中止に。あれから14年の時が流れて、ようやく念願の阿波路を走ることができました。
フルマラソン完走6時間。地元の文化を楽しむ「ゆる旅ランナー」の目線で、県外から参加して感じた「とくしまのここが好き!」を10個紹介します。

とくしまマラソンのここが好き…10選
① 吉野川のほとりを走る癒し&ストレスフリーのコース

スタートからフィニッシュまでほぼ平坦。坂道が苦手な私には天国のようなコースでした。景色も自然豊かでゆとりがあり、気持ちよく走れます。
ランナーの数も程よく、フィニッシュまで一度も他のランナーとぶつかることなし。終始ストレスフリーで走れたのがよかったです。

② 制限時間はゆとりたっぷりの「7時間」

完走に6時間かかる私にとって、制限時間7時間は大きな安心感。
2025年大会はウェーブスタートが採用され、遅い私は第2ウェーブ。号砲から15分遅れてスタートでした。
途中、万全の対策を施しても暑さにやられました。でも、何とかフィニッシュできたのも7時間だったからです。
2026年大会はウェーブスタートが廃止。その分、後方ブロックでも早めにスタートラインを越えられるので、今年走る方は時間をもっと有効に使えると思います。
③ アスリートビブスは事前郵送(これ重要!)
これは遠方から参加するランナーには本当にありがたい!
前日受付のためにわざわざ現地に早く行く必要がなく、当日や前日のスケジュールに余裕が持てます。
④ スタート地点が徳島駅(ホテルエリア)から徒歩圏内

徳島駅周辺のホテルに泊まれば、歩いてスタート地点へ行けます。チェックイン後も手荷物を預けやすく、朝の移動のストレスがゼロなのは大きなメリットです。
スタートエリアの最寄駅はJR阿波富田駅。でも、徳島駅からでもランナーの足なら余裕で歩いて行けます(1.5kmくらい)。
⑤ 6時間ペースでも楽しめる「充実の給食」

ご当地銘菓「マンマローザ」、牛乳、いちご、甘酒、すだちジュース……どれも美味しかったです!
以下は、2026年大会の給食・給水マップ(大会公式サイトより)。給食は11km地点から始まります。

6時間ランナーだと、給食が売り切れている大会も多いです。でも、とくしまはしっかり残っていました。
※注:2026年大会では、マンマローザはフィニッシュ後のお楽しみとして配布されます。
⑥ 伝統芸能「阿波踊り」の違いを間近で体感

コース沿いではさまざまな阿波踊りの応援を受けることができます。
実は、連(グループ)によって踊り方が違うのを、このマラソンで初めて知りました。
前を走っていた地元のランナーさん(?)が一緒に踊り出したのにもびっくり。現場の盛り上がりは最高でした(笑)。
⑦ ご当地らしさ全開…手作りの温かい応援

沿道には、地元の方がたくさん応援に来てくれます。人形浄瑠璃が好きな私にとって「おつるちゃん」の応援は感涙モノでした。あぁ、徳島に来たんだな、と実感。
また、吉野川の左右の岸に移動してまで応援してくれる方も大勢いました。「すだちくん」の女の子版?の二人がかわいかったです。
⑧5~6時間台でもペースセッターさんが細かくがっちりサポート

ペースセッターというと「2時間、3時間台のガチ勢のためのもの」という印象が強いかもしれません。
でも、とくしまは、5時間から6時間45分(最終)まで、5グループに細かく分かれてセッターさんが付いてくれます。
完走ギリギリのランナーにとって、手厚いサポート。ここまで細かいグループに置いてくれる大会は、そうありません。

⑨ 女子更衣室に「カーテン付き個室」あり

フィニッシュエリアの女子更衣室には、個室スペースがありました。
このカーテン付きの個室なら、人目を気にせず足を伸ばしてゆっくりできます。まさに「神対応」でした。
⑩ 無料ランナークルーズでお花見気分(これ絶対乗って!)

フィニッシュ会場のすぐ近くに、徳島駅近くのイベント会場(藍場浜公園)まで約10分の無料クルーズ船が出ます。
昨年はちょうど船上から桜が見られて、癒されました。

乗船はゼッケン提示で家族も一緒にOK。ですが、残念ながら今年で最後になりそうなので、徳島駅方面へ戻る方はぜひ乗りましょう!
ちなみに、無料シャトルバスで徳島駅方面等に行くことも可能です(以下は、シャトルバスの乗り場。クルーズ船乗り場の近くです)。

まとめ:水切れ問題と対策について
昨年の大会は気温がかなり高く、エイドの水切れが問題になりました。
残念なことではありますが、実はこれ、東京マラソンのようなマンモス大会でも十分起こりうることです。
今年(2026年)の大会では、「かぶり水」を用意していただけるとのこと。また、最新の天気予報では昨年よりも若干気温が低いので、常連さんはやや楽に走れるかもしれません。
とはいうものの、自分でできる対策はしっかりやっておきたいものです。大会のサポートありきで走るのは、市民ランナーとしてどうかと思います。
フル5~6時間台の私は、どの大会でもマイボトル・マイカップを持参しています。大会で不測の事態が起こるのは当たり前。できる限り自衛で臨んでいます。
昨年の大会前日は、最高気温が23℃。すでにマラソンには厳しい気候でした。

大会当日も20℃まで上がると分かっていたので、「暑くなる」と覚悟して準備しました。
以下、昨年大会の時に私が持っていった、「マイボトル・マイカップ・マイフード」です。冷却シートも2本持っていき、レース前半と後半で首に巻いて暑さをしのぎました。
突然の体調不良にもそなえて、大会時はいつも常備薬も忘れずに持っていきます。

昨年はスタート前の段階で日差しが強く、気温はすでに15℃。私はスタートブロックの入場締切ギリギリまで、日陰で待機しました。

スタートブロックに入ってからは、水分をこまめに摂りました。

スタートエリアは広々しています。ちなみに給水所は前方のブロックのほう、県庁近くに設けられます。

<注目>24km地点にドリンク自販機あり

昨年、マラソンコースの24km地点(エイドのそば)にドリンクの自販機がありました(複数台あり)。
写真は大会当日の13時頃に撮影した自販機。水と麦茶は売り切れていましたが、冷たいお茶(綾鷹)は残っていました。
最近は自販機のスマホ決済も普及していますが、特に7時間以内で完走予定の人は、マラソン後半はバッテリー切れのリスクがあります。
したがって、念のため、自販機で購入用の小銭を数枚持っておくことを強くおすすめします。
*******
私は、ご当地マラソンに派手な演出は求めません。
ぶっちゃけ、「応援」と称してただ来るだけ、内輪で盛り上がってるだけのゲストと称した人たち(すべてとは言わないけど)に、何の感動もありません。
カメラに収まるわけでもない。ちやほやされるわけでも、だれかにほめられるわけでもない。そんな大会を陰で支えてくださるスタッフ、ボランティア、地元有志の方々にこそ、私は大きな拍手を送りたいです。
そこに道があり、地元の温かい支えがある。それだけで胸いっぱい。昨年とくしまを走ってみて、強く感じました。
3月22日に出走するみなさん。徳島の風と、温かい声援を思いきり楽しんできてください!