富山マラソンを来月3日に控え、すでに大会公式サイトにランナー向けの「参加案内」が公開されています。
そこで昨年大会の内容と比較し、おもな変更点をまとめました。
ただし、大会前当日のタイムテーブルやマラソン会場、ランナー受付時の必要書類、関門や給水所の数、駐車場の有無など、大会の基本的な流れと内容は2023年大会と変わりません。
常連のランナーさんは、いつもどおりの準備とスケジュールでOKだと思います。
※写真:富山マラソンのコースから見えるのどかな田園風景と立山連峰(2022年大会)
※以下の写真も2022年大会に撮影したものです。
大会当日の新高岡駅行の北陸新幹線の時刻に注意
今年3月の北陸新幹線の敦賀駅延伸にともない、大会のスタートに間に合う新幹線のダイヤが昨年と変わっています。
あいの風とやま鉄道の発車時刻は昨年と同じです。
ちなみに筆者は、大会前日に富山市内に宿泊し、当日は北陸新幹線を使って高岡に移動します。
スタートエリアの男子更衣所が県立高岡工芸高校第1体育館に変更
スタートエリアにある男子更衣所が、昨年の東洋通信スポーツセンター(高岡市民体育館)から県立高岡工芸高校の第1体育館に変わりました。
この体育館は、第1、2回大会の時、女子更衣室として利用されました。筆者もこの体育館で待機したことがあります。日差しが入り、暖かった記憶があります。
これにより、昨年までスポーツセンターで利用できた男性専用トイレ46基が使用できなくなりました。会場内のトイレの混雑状況に影響するかもしれません。
Bブロック横のトイレが15基に減少
スタートエリアのBブロック横のトイレが、20基から15基に減りました。
手荷物トラックがNo.18→No.19に増える
トラック1台分増えたもようです。
関門の場所がいくつか変わる
コースの一部変更により、関門の場所がやや変わっています(下の表参照)。数は昨年と同じです。
上記の関門一覧表は、完走ぎりぎりの人にはとても便利。ペース配分表も作ってくれる大会は他では見られません。筆者はこの表をプリントして、マイボトルに貼って走る予定です。
重要:給食のますずしがフィニッシュ地点にて提供
給食の内容が昨年大会と比べていくつか変わっています。
富山マラソンの名物給食といえば「ますずし」。これまで18.6kmで提供されていたのですが、今年はフィニッシュ地点に変更されます。
これにより、ふだん給食を取らないエリートランナーさんも、ますずしを食べられるようになりました。
また、従来の白えび天むすに代わって「いなり寿司」と「昆布おはぎ」、「とろろ巻昆布」が新たに登場します。
また、富山のかまぼこが18.6㎞地点で後半の人用に4000個用意されるとのこと。筆者はかなり遅いランナーなので、かまぼこは期待大です。
29.3kmでは、キャラメルに代わりあんぱんが復活します。
ドリンクは18.6kmと25.7kmに「お茶」が新たに加わります。
ちなみに富山マラソンでは「バナナ」がありません。
重要:各給食は一人1個(ぶどうは一人2粒)まで
給食の個数制限が「参加案内」に明記されていました。前回の大会で「ぶどう」が新たに登場しましたが、たくさん持っていってしまった人がいるのでしょうか?
筆者は5、6時間台の鈍足マイペースランナーなので、豪華な給食は品切れでもらえないものだと思い、あてにしていません。
ご当地給食はおもしろいしうれしいですが、栄養補給の基本はやはり携行食。自分の舌と体に合う食べ物を7kmごとにしっかり食べて完走をめざします。
給水所にセルフ給水サービスを設置
マイボトル、マイカップを持って走るランナーは、各給水所に設けられるセルフ給水でドリンクを容器に入れることができます。
筆者は、先日の札幌マラソンで参加賞としていただいた大会オリジナルのソフトフリスクとカップ(写真)を持っていきます。
キャリーケースなどのフィニッシュ地点への配送は有料(1000円)で可能
県外から参加する人でキャリーケースなど比較的大型の荷物を持ってくる方が多いと思います。富山マラソンでは、手荷物預け袋に入り切れない荷物をフィニッシュ地点まで運んでもらえる有料の配送サービスがあります。受付はスタートエリアの「総合案内所」付近です。
※2022年大会の有料手荷物受付所のようす
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富山マラソンの大会本番まであと1週間あまり。参加案内はすでに大会公式サイトからダウンロードできるので、チェックしておきましょう。
また、そろそろ天気予報を確認して、寒暖対策をふまえた手荷物の準備も始めたいところです。
10月24日付のウェザーニュースによると、大会当日の天気予報は曇り時々雨。最高気温が17℃、最低気温が12℃です。レインコートやカイロ、手袋など、防寒に加えて雨風しのぎのアイテムが必要になりそうです。