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【2025年版】富山マラソンの前年からの変更点|ランナー受付は高岡に移動・関門時間に一部変更あり

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2025年の富山マラソン(11/2)が近づいてきました。

大会の参加案内が先日公開され、昨年(2024年)からの変更点がいくつか明らかになりました。

私は富山マラソンに過去4回(2015、2026、2022、2024)出場しています。

今までの経験も踏まえ、この記事では、ランナーが注意しておきたい主な変更点を中心に前年との違いを整理します。

ランナー受付と大会当日のタイムスケジュールは昨年と同じ

ランナー受付は大会前日(11/1)の9時30分から19時まで。昨年は大雨のため、遠方からの参加者が利用する交通が乱れ、終了時間が延長されました。

大会当日のタイムスケジュールは同じ。手荷物預かりの締切は8時40分。フルマラソンのスタートは9時です。

大会の常連さんは、いつものとおりの流れで来るイメージでOKです。

ランナー受付会場が「富山」から「高岡」へ変更

昨年までは、ランナー受付とEXPOが富山市総合体育館(富山市湊入船町12-1)で行われていました。

しかし、体育館の工事により、2025年大会は受付会場が高岡市内に移動しました。

新しい受付会場

高岡テクノドーム(高岡市二塚322-5)
(JR新高岡駅から徒歩約10分)

※JR高岡駅南口から10分おきに無料シャトルバスが運行されます。
※駐車場(無料)はテクノドーム・済生会高岡病院・高岡スポーツコアが利用可能
 ただし満車になる可能性が高いため、公共交通の利用がおすすめです。

この変更により、特に高岡市内にお住まいの方、また高岡エリアで前泊するランナーさんにとっては、受付会場とスタート会場(高岡市役所前)へのアクセスが楽になりました。

一方、富山駅近くに宿泊する方は、大会前日と当日の両日に高岡に移動することになります。富山駅と高岡駅へのアクセス(あいの風とやま鉄道または北陸新幹線の時刻表など)を事前に確認しておくと安心です。

大会当日の富山駅からの交通アクセスの注意点

※大会当日のJR富山駅の新幹線改札前。切符売り場に長蛇の列

富山駅からスタート会場へのアクセスは、北陸新幹線の利用が推奨されています。

大会当日の朝の切符売り場は大変混み合います。前日にあらかじめ切符を買っておくと混雑を回避でき、安心です。

筆者

私は昨年、富山駅7時16分発のはくたか591号(新高岡駅着7時24分)に乗りました。最後尾の1号車に行き、座れました。

また、富山駅からスタート会場(高岡古城公園)への直通バスが運行されます。運賃は2,000円(昨年は1,700円)です。

10月14日正午から事前予約制でネット販売されました(当日販売なし)。10/30現在、すでに満席です。

乗車券は、10/29(水)にメールで乗車券のPDFデータが購入者に発送されています。大会当日に乗車する際、乗車券データをスマートフォンの画面にて提示します。

あいの風とやま鉄道で高岡駅に向かう場合、臨時列車が設定されています。北陸新幹線と同じように、参加案内に時刻表が掲載されています。

コースと関門にいくつか変更点あり

2025年のコースは基本的に同じですが、堀岡小学校〜七美公園区間が一部調整されています。

関門時刻が、昨年よりわずかに変更されています。

第6関門 約29.3km 13:56→13:53(3分前倒し)
第9関門 約38.4km 15:24→15:29(位置変更)
最終関門 42.1km 16:00→16:03(微延長)

全体としては大きな差はありませんが、特に6時間を超える方は、前半〜中盤のペース配分に注意したほうがよいです。

給水・給食に一部変更あり

※2024年大会の給食「富山のかまぼこ」(18.6km地点)。1人1個まで

富山マラソンの給食は、地元食の提供を押し出しつつフードロスを極力減らす工夫が観られます。

給水所では、セルフ給水実証実験を行います。

今年は抽選当選者に大会の「特製ボトル」を事前に配付(1400個)。給水タンクを使って自分でボトルに水を入れます。

※札幌マラソンで使用された給水タンク。今回富山でも同じ方式を採用

一般ランナー向けにも、マイボトル専用のセルフ給水エリアが設置されます(昨年も設置)。

筆者

昨年もマイボトル専用のセルフ給水場がありました。しかし、昨年の大会はスタート時から暑く(午前9時の時点で20℃)、後方ランナーの私が13km付近の給水所に到着した時には、セルフの水はなくなっていました。

紙コップも置かれますが、1人1個目安での使用を推奨。ゴミの削減を目指しています。

給食の新登場のメニューは、以下の通りです。

🍱 ますずし(フィニッシュから移動)、昆布いなり寿司
🍘 富山ブラック棒、しろえび煎餅、ビーバー
🍇 ぶどう
🍙 富富富おにぎり
など

6時間台のランナーは、給食が切れている場合があります。スポーツジェルなどの補給食をランニングポーチやバックパックなどに入れて携行すると安心です。

参加賞・記念品の変更点

アスリートビブス抽選会が今年も行われます。2024年大会の賞品は以下の通りです。

参加賞Tシャツのサイズ表記が変更されています(XS〜XL → 0〜4)。

今年は10回記念大会。10年連続出場者を対象に参加記念品が用意されています。該当者はランナー受付の会場で受け取ります。

GOLDWINブースで不要衣類の回収(リサイクル)も行われています。

※2024年大会の衣類リサイクル

フィニッシュエリアの変更点と注意点

※2025年大会のフィニッシュエリア(参加案内より)

フィニッシュエリアは引き続き「富岩運河環水公園」ですが、体育館の工事の影響で手荷物返却所と更衣所が大幅に変わります。場所は上記のマップの通りです。

今年は、コンディショニングコーナーが廃止されています。

完走後の流れは、以下の通りです。

完走メダル → タオル → チップ返却 → 手荷物返却(自遊館駐車場)→更衣所

夕方の富山は冷えるので、着替えの時に厚手の上着を用意しておくなどの防寒対策がおすすめです。

東京マラソンとの提携がスタート

富山マラソンは、今年の大会から「RUN as ONE – TOKYO MARATHON 2026」の提携大会となりました。

完走者の中から男女問わず抽選で3名に東京マラソン2026の出走権が当たります(参加費は自己負担)。

まとめ

前年からのおもな変更点・注意点は以下の通りです。

受付会場が高岡に移動 → 富山宿泊者は前日の移動必須

給水方式がセルフ化の実験+マイボトル推奨

関門時刻がいくつか変更 → ペース管理に注意

東京マラソン提携大会に→ 抽選で来年の大会の出走権が当たる

2025年の富山マラソンは、ランナー受付の高岡移転やセルフ給水の導入、フィニッシュエリアの変更など、いくつか変更点があります。

前日の移動や持ち物の準備を早めに整えて、当日は富山湾と立山連峰のすばらしい景色を味わいながらマラソンを楽しみたいものです。ランナーのみなさん、応援しています!

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yurikamome
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ランニング歴16年のゆるランナーです。マラソン大会の体験レポ、使ってよかったグッズ紹介、大会のエントリー情報をまとめています。