走るのが好き。でも、がつがつ走るのはイヤ。
そんな万年ゆるランナー、フルマラソン5時間台の筆者が、実際に付けてみてとても気に入ったスマートウォッチ「HUAWEI Band 8」の11のポイントをご紹介します。
設定がラクで、とても軽くて、ランも体調もしっかり測ってくれるリストバンド型。しかも、値段も手頃です。
「シンプル イズ ベスト」。あれもこれも付いていなくていい。
HUAWEI Band 8は、まさにそんな時計です。いま本当に必要なことをしっかり測って、わかりやすく示してくれます。
★祝★HUAWEI Band 8が2023年グッドデザイン賞を受賞しました!
HUAWEI Band 8はこんな人に向いています
・これから運動を始めたい人
・ゆるい運動をやっている人
・遊びに行く時にも付けたい人
・ランニングで使う時、距離とタイムくらい測れればOKな人
・でも健康管理機能も少しはほしいかな、という欲張りな人
・パソコンやスマホの設定が苦手で使いこなせない人
・時計に1万円以上は出したくないけど安すぎるのは不安な人
ちなみに筆者は、この7項目すべてあてはまります(笑)。
ランニングに使えるHUAWEIのスマートウォッチは、ほかにもHUAWEI WATCH GT Runner、HUAWEI WATCH fit newなどがあります。
※筆者のデジタルウォッチ使用歴※
2008年9月にランニングを始めた筆者は、これまでTIMEX、EPSON、Gaminの3ブランドのデジタルウォッチを使ってきました。直近は「Garmin Venu Sq」。いま使い始めて約1年です。
かんたん設定と見やすいデザイン
1 スマホとのペアリングが約1分余りで完了
機械オンチすぎて、また質問がたくさんあって答えるのに悩んでしまい、Garminの時はスマホとのペアリングにとても時間がかかってしまいました(笑)。
でも、このHUAWEI Band 8は約1分少々で完了。取扱説明書はいりませんでした。
時計とスマホのペアリングのくわしい手順は、こちらのページを参照してください。
2 とても軽くて夜付けたまま寝ても気にならない
時計の本体がたったの14g。ベルトをしても軽いです。ベルトのカラーはミッドナイトブラック、サクラピンク、エメラルドグリーンの3色。筆者が試した「サクラピンク」は腕が細い人向けとのことです。
ほんと、軽いです。スマホを枕元に置いて寝るのをやめて、この時計にしようと思います。
3 知りたい数字が一目でわかる
文字盤のデフォルトのデザインの場合、その日の歩数とカロリー消費が一目でわかります。
上記の初期画面を右にスワイプすると、その日の消費カロリー、歩数、移動した距離が表示。一目でわかります。
ランも体調もしっかり計測&解説
4 ランニングモードが楽チン
いろいろなワークアウトのメニューのうち、ランニングのモードは、「屋外ランニング」と「屋内ランニング」の2種類。ボタンが大きくてタップしやすいです。
5 睡眠を計測&わかりやすい
夜時計を着けたまま寝て、朝起きると表示されます。
睡眠は、深い眠り、浅い眠り、レム睡眠、覚醒の4項目を計測。
4項目それぞれの結果と解説。
測定結果にもとづくアドバイスを時計で確認。
データ結果とくわしい説明は、アプリ「HUAWEI ヘルスケア」でチェック。ためになるアドバイスも付いてきます。以下、筆者の計測結果です。
健康管理の中でも、この機能が一番気に入っています。暑さで寝苦しい夏。いいヒントをもらって、ぐっすり眠れるようになりたいです。
6 心拍数をいつでもチェック
文字盤を右へ1スワイプするだけで、心拍数をいつでもチェックできます。運動の前後に見るのもいいですね。
7 血中酸素もスワイプ&チェック
血中酸素の測定は、長距離走など負荷の高い運動や睡眠の時、血液中の酸素が十分かどうかを知る目安になります。一つの画面で心拍数も同時にチェックできて便利。
この機能をずっと使いたい時は、アプリ「HUAWEI ヘルスケア」で「自動測定」に切り替えます。
取扱説明書に「自動測定にするとバッテリーの消耗が早まる」とありますが、試しにこのモードを3日間連続で使ってもバッテリーの残りは60%。毎日充電が必要になる、というほど減りは早くないと思います。
8 メールやSNSの通知が届く
デスクワークを長時間続けていたら、「立って動きましょう」とアラートが。
メールや電話、SNSの受信の通知設定をしておくと、ディスプレイに逐一表示されます。
メールの受信やSNSの通知の設定方法
文字盤のはじめの画面>上から下へスワイプ>設定(歯車)>通知>「バンドを装着時にのみ通知を表示」をONまたはOFF
9 バッテリーが長持ち&急速充電
バッテリーが通常使用で最大14日間持続。うっかりバッテリー切れになりそうでも、付属のUSB充電器で5分充電するだけで約2日間使用できるとのこと。。ヘビーユースでも最大9日間使えるので、出張や旅行にも安心です。
充電速度がHUAWEI Band 7に比べて約30%アップし、約45分で充電が完了するそうです。
ほかにもこんなことができます
10 文字盤のデザインをいろいろ選べる
※2023年7月現在の文字盤のデザインカタログ
恋愛運や金運、健康運が上がる文字盤もあります。
11 ランニングアプリ「TATTA」とも連携可能
マラソン大会に出ている人は、HUAWEI Band 8が多くの市民ランナーが活用しているランニングアプリ「TATTA」と連携できるかどうか気になるところでしょう。
結論=できます。
特定のスマホアプリを介してBand 8とTATTAを連携できます。
アプリは、Apple(iPhone)ユーザーは「ヘルスケア」。Androidユーザーは「Google fit」です。
くわしくは、TATTAのFAQ(「TATTA以外のランニングアプリ」との連携方法)でご確認ください。
Band 8でこれから試したいこと
筆者個人の感想ですが、HUAWEI Band 8は、これまで使ったランニング用の時計の中で一番使いやすくてバッテリーも長持ちします。
でも、気になるのがフルマラソンの時にバッテリーがもつかどうか。ロング走の練習の時に試してみようと思います。
小さくで安めのランニングウォッチですが、使い方の可能性が広いと感じています。