
※価格は確認時点のものです。最新の在庫・価格は公式ページでご確認ください。
HUAWEIのGTシリーズの最高モデル、WATCH GT6 Proが今月の初めに登場しました。
GTシリーズを長く追ってきた私から見ると、今回のGT6のProモデルは「素材」「機能」「完成度」のすべてで、ひとつの到達点に達した印象を受けます。
私はこれまでGT5を日常で使い、ランニングの計測データと管理を通じて、HUAWEIウォッチの進化を体感してきました。
そこで、GT6 Proの実機を直接使用していないものの、公式仕様・海外レビュー・ユーザー評価を総合的に分析し、GT6との違いや注目ポイントを客観的に整理してみました。
多くのレビュー記事が「使ってみた感想」に留まる中、ここでは“シリーズ全体の流れ”と“設計思想”から、GT6 Proの価値を探ります。
一個人の目線でいうと、このGT6 Proは、例えば競技志向の高い男性ランナーや、日常でも上質な時計を求めるユーザーにとって、GT6 Proは長く使える一本となりそうです。
デザインと素材の印象:軽さと高級感を両立したチタンケース
GT6 Proの最大の特徴の一つが、航空宇宙グレードのチタン合金ケースとサファイアガラスの耐久性、そして進化した健康管理機能など、HUAWEIが培ってきた技術の集大成が詰まっています。
チタンは航空機にも使われるほど強度と耐食性に優れ、軽量ながら高い剛性を持ちます。そのため、GT6 Proは金属の重厚感を保ちつつ、腕への負担が感じにくい仕上がりになっています。
気候の温暖化と厳しい暑さに見舞われる昨今。加えて大量の汗をかくスポーツを楽しむ人には、時計の耐久性の高さは魅力でしょう。
また、チタン素材特有のマットな質感は、光の角度によって繊細な陰影を生み出します。
GT5から続けてシリーズを見てきた立場からも、エッジ処理やポリッシュ仕上げの技術は確実に向上。「道具としての堅牢性」と「時計としての美しさ」が共存する、完成度の高いデザイン。
ベルトはレザー・メタルの2タイプ展開で、どちらもProモデルらしい上質感があります。ビジネスでもスポーツでも使いやすいです。
GT6は、GT6 Proよりも薄めでスマート。ビジネスシーンではもちろん、遊びやスポーツでも気軽に使える点も、シリーズとしての成熟を感じさせます。
健康管理とスポーツ機能の進化:精度とデータ信頼性の強化
GT6 Proには、最新のHUAWEI TruSeen™ 5.5+心拍センサーが搭載されています。
これは、旧モデルの高精度な計測をさらに発展させたもの。複数のLEDとマルチチャネル受光システムを用いて、運動中でも安定したデータ取得が可能です。
公式情報や海外ユーザーの報告によると、GPS精度も向上しており、高層ビル街や樹木の多いルートでも、トラッキングのズレが少ないとのこと。スポーツの競技志向の高い人のこだわりに応えてくれそうです。
AIランニングコーチ機能も引き続き搭載されており、過去の走行データやVO₂Max、心拍ゾーンに基づいたトレーニングプランを自動で提案します。
GT5を実際に使用してきた私の経験からも、HUAWEIウォッチは運動データと健康データを連携して活用する点に強みがあります。
特に健康志向の高いユーザーにとっては、その日の体調に合わせて、時計が軽めのエクササイズから本格スポーツまで提案してくれるのは魅力的。女性ユーザーであれば、生理の日の運動についても配慮してくれます。
GT6 Proではこの分析精度がさらに向上していると考えられ、ランニング・登山・サイクリングなどの屋外活動をより正確にサポートしてくれるでしょう。
GT6とのスペック比較:素材と価格で明確な差
GT6とGT6 Proの本機(主に文字盤)について、素材・サイズ・バッテリーの違いを下の表にまとめました。
項目 | GT6 Pro | GT6 |
---|---|---|
素材 | チタン合金 | ステンレススチール |
風防素材 | サファイアガラス | 強化ガラス |
文字盤のサイズ | 45.6mm | 46mm 41mm |
ベルト | レザー/メタル | シリコン/レザー |
重量(文字盤のみ) | 54.7g | 51.3g(46mm) 37.5g(41mm) |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
バッテリー持続 | 最大21日間 | 最大21日間(46mm) 最大14日間(41mm) |
価格帯 | 約47,000円前後 | 約36,000円前後 |
参考
●GT6のスペック
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt6/specs/
●GT6 Proのスペック
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt6-pro/specs/
GT6 Proは素材のグレードアップにより、耐久性と高級感が大幅に向上しています。
GT6が軽快さを重視した“アクティブモデル”であるのに対し、GT6 Proは“耐久性と質感の両立を目指したフラッグシップ”という位置づけです。
バッテリーとディスプレイ性能:明るさ・省電力の両立
GT6 ProはAMOLEDディスプレイを採用し、GT5・GT6と比べて輝度とコントラストが向上しています。
公式の情報によると、明るさについてはAMOLED1.47インチ、最大輝度3,000 nits。屋外の強い日差しの下でも画面がいっそう見やすくなったようです。
常時点灯モードをONにしても省電力性が高く、バッテリーは最大21日間持続します(※通常使用時)。
実機を使用した人によると、GPSや心拍センサーを多用しても、実測では7日前後の稼働が期待できるとの報告もあります。
HUAWEI愛用者である私から見ても、HUAWEIのウォッチは以前から電池切れのストレスが少ないのが大きな強み。GT6 Proも、その設計思想がしっかり受け継がれているようです。
コラム:HUAWEIの先行予約キャンペーンとは?
HUAWEIは、毎年春と秋の新製品を発売するタイミングで、「先行予約キャンペーン」を行うことが多いブランドです。
10月18日現在、GT6シリーズ(一部対象外商品あり)で3,000円~4,000円OFFのクーポンが配布(10/20まで有効)されています。
※価格は確認時点のものです。最新の在庫・価格は公式ページでご確認ください。クーポンは10/20まで有効
来年以降も、新モデル発売時も同様の企画が行われる可能性があります。
つまり、このような発売日直後のキャンペーン時期を狙うのはお得です。
コラム:下取りキャンペーンでお得に買い替えを
また、HUAWEIの所定のウェアラブル製品を持ち続けていると、HUAWEI公式のサービスとして、旧製品の下取り+新製品30%オフのキャンペーンを利用できる可能性が大です。
たとえば、GT5を使っていた人が、GT6を買いたい、という時。
GT5をHUAWEI公式オンラインストアの所定の手続きで発送すると、GT6を30%オフで買える電子クーポンがもらえます。
下取りの手続きで、本機のシリアル番号が求められます。番号は本機の電源を入れた時、または外箱に記載されているので、購入したら外箱も大切に保管しておくことをおすすめします。
詳しくは、下記のサイトをチェックしてみてください。
https://consumer.huawei.com/jp/support/huawei-trade-in
価格と購入情報:ショップ別の狙いどころ
GT6 Proは、HUAWEI公式オンラインストアや各家電量販店などで幅広く販売中です。
いずれもキャンペーン価格やクーポンが適用されることがあるため、購入前に比較するのがおすすめです。
- HUAWEI公式ストア:保証サポート・クーポン利用が充実
- Amazon:ポイント還元が高い傾向
- 楽天市場:スーパーセール時に最安になるケースが多い
まとめ:シリーズの“完成形”としてのGT6 Pro
HUAWEI WATCH GT6 Proは、素材・機能・バッテリー・デザインのすべてを磨き上げたフラッグシップモデルです。
GT6やGT5を使ってきた方にとっては、これまでの使いやすさをそのままに、高級感と堅牢性を手に入れられるアップグレード機。
特に…
ランニング・登山・サイクリングなどスポーツが好きな方
日ごろの健康管理を数値でしっかり見たい方
WATCH 5もハイクラスだけど予算的に難しい方
に最適な一本です。
一方で、「もう少し軽いモデルがいい」「価格を抑えたい」という方には、HUAWEI WATCH GT6がおすすめです。
GT6/GT6 Pro/GT5の違いについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
