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【愛媛マラソン】大会当日の服装と小物のポイント(フルマラソン5時間台で最高気温16度の大会に出る場合※2023年)

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※愛媛マラソンの最大の難所「平田の坂」(35km付近)。30kmあがりからなだらかな上り坂が始まり、この坂の頂点を超えます。晴れた場合、5時間ランナーは27km付近から強い西日とアスファルトの照り返しを受け、暑さを相当感じると思います(写真は2020年大会)

愛媛マラソン(2/12)まであとわずか。日本気象協会の2月10日午後4時の発表によりますと、大会当日の天気予報は晴れ時々曇りです。最高気温は16度で、最低気温は5度。例年より気温がかなり高く、また大きな寒暖差が気になります。

2019年、20年大会に参加した東京在住の筆者は、どちらも愛媛・松山のコースの午後の暑さに苦戦。フィニッシュは一転、想像以上に空気が冷たく感じました。フィニッシュの後、カイロを貼るなどすぐに体を温めないと硬直します。

マラソン本番の天気がほぼ確定したところで、愛媛行きの身支度を終えました。そこで、大会当日に着る服装と持っていく小物を記事にまとめました。

マラソン会場に行く前の準備

ウェアを着るときに日焼け止めとワセリンを塗る

※写真左から日焼け止めクリーム、ワセリン

朝起きてウェアを着たら、日焼け止めクリームワセリンをしっかり塗ります。2月の松山の日差しは晴れたらけっこう強いです。

日焼け止めは顔や腕だけではなく首回りも忘れずに。愛媛のコースは特に7~35kmの間、ほとんど日影がありません。2月の晴れた日でも何も対策をしないとばっちり日焼けします。

ワセリンは下着と肌の擦れを軽減するためのもの。スポーツブラのアンダーやショーツのゴムの部分にたっぷり塗っておくと、肌が赤くはれたり血がにじむことを極力防ぐことができます。

マラソン時に持っていくもの

使い慣れている常備薬を携帯

※写真左から常備薬セット、マスク、消毒スプレー、消炎エアゾール。使い慣れているものが◎

レース中消毒スプレー常備薬、ミニサイズの筋肉消炎スプレーマスクを補給食と一緒にバックパックに入れて走ります。マスクはフィニッシュ時に使う予備です(会場に入る前に付けていたマスクは走っている間に落とす可能性あり)。

レース中に持っていくは、胃腸薬と頭痛薬。ばんそうこう、使い捨てコンタクトレンズの予備もケースに入れて持っていきます。

※薬類は小さなジッパー付きのプラケース(セリアで購入)に入れると便利

ドリンクボトルは水とスポドリ用の2本

ミニボトルを2本用意。水とスポーツドリンクを分けて入れます。熱中症対策にこまめな水分補給は大事ですし、水があると途中で薬を飲みたくなった時や体に水をかけたい時にとても便利です。

※マラソンのドリンクボトルにもなるダイソーの「はちみつポット」(340ml)。キッチンコーナーで売っています

このボトルはお好み焼き屋などのテーブルに置いてあるソース入れのようなものです。キャップをはずすのがやや面倒ですが、素材が柔らかいので一握りすると飲料が口の中にシュッと程よく入ってきます。スポーツ用のドリンクボトルにぴったり。バックパックの左右ショルダーのポケットに入れます。

補給食はスタート30分前の分も用意

スタート30分前、アミノ酸(BCAAなど)をしっかり摂ります。

マラソン5時間台は十分な補給食を

5時間30分フィニッシュを想定している筆者は、約1時間、7kmごとにエナジージェルやプロテイン(固形)を摂ります。給食は出ますが、昨今のコロナ後のマラソン大会を見ると、愛媛にも数に限りがあることが予想されます。給食に頼り過ぎないほうが良いと思います。

気分転換にお気に入りのお菓子もgood

エナジージェルばかりでは飽きるので、筆者はお気に入りのチョコや雨などを持っていきます。長い道のりを遠足気分でリラックスすることも大切にしています。

筆者

写真にある「さくらあめ」は、昨年11月の富山マラソンの時のお土産に買ったものです。給食で提供されたあめで、一口食べたら楽しかった当時を思い出せそうです。

マラソン後に必要なもの

速やかにエネルギージャージ

※写真左から水筒(熱湯)、スプーン・フォーク、インスタントカップみそ汁、アミノバイタルゴールド(ジェル)、ささみプロテインバー(ソーセージ)

フィニッシュ後は、すみやかにエネルギーを補給。疲労回復を早めます。熱湯は味噌汁用ですが、少し覚ますと薬を服用する白湯にもなります。

汗を拭いて筋肉ケアも忘れずに

※写真左から、筋肉消炎ゲル、マスク、汗拭きシート、シャンプーシート。更衣室で着替える時に使います

レース後は体用の汗拭きシート、ヘア用のシャンプーシート(ダイソー)、筋肉消炎ジェルを使います(マスクは予備)。

以上のアイテムは、スタート会場の手荷物預かりの時にバッグの中に入れておきます。

マラソン時に身に付ける暑さ対策アイテム

ランニングキャップとサングラスは必携

※写真左からタオルハンカチ、ティッシュペーパー、ランニングキャップ、サングラス、ランニングウォッチ、カイロ、ランニンググローブ

愛媛マラソンのコースは、その大半が道幅の広くて開けた幹線道路。日影がほとんどありません。筆者の過去に参加した時の体感ですが、太陽が出ている間、最高気温が10度弱でも特にコースの後半で初夏のような暑さと強い日差しを全身で感じました。日差しと暑さ対策にランニングキャップサングラスは必携です。

しかし朝夕は気温が低く、フィニッシュ後は体が急激に冷えるので、冷え対策にカイロは必ず付けます。お腹を温めれば血流が良くなり、疲労回復を助けます。ランニンググローブも◎です。

温活はリラックスと疲労回復にも◎

筆者は日ごろの冷え対策に、日中はおへその下にカイロ、寝るときは下記の温熱シート貼っています。全身の血行を良くすることで、リラックスや疲労抜きが期待できます。

※冷えは万病を引き起こすといいます。寒い2月は特に注意

マラソン会場に行く時の服装

コンパクトにたためるものが便利

スタート会場への移動やフィニッシュ後の帰路には、ユニクロなどのコンパクトにしまえるダウンジャケットが便利。スタート会場で手荷物を預けるときに、バッグに収めやすいです。

大会の朝は、ホテルでマラソン用のウェアを着て、上からジャケットを羽織ってスタート会場に向かいます。

ラップスカートは防寒にもなるし着脱が楽チンなのが◎。筋肉痛でがちがちになった体でもフィニッシュ後の着替えがスムーズで、ひざ掛けにもなります。

ラップスカートユニクロワークマン女子など手軽に買える値段で手に入ります。登山やハイキング用も厚手のスカートも便利だと思います。

マラソン時の服装

5時間ランナーはタイツとアームカバーを

半袖シャツ(中に速乾性のあるランニングシャツを着てカイロをお腹に貼る)、ショートパンツフルレングスの機能性スポーツタイツ5本指ソックスです。日焼け対策や体温調節にアームカバーを使います。

制限時間6時間の大会に臨む後ろのほうの5時間ランナーは、日中長時間にわたって屋外にいることになります。寒暖差が大きく、風もまだ冷たいこの季節。体温の調節は着脱しやすいものを使うのが◎です。

まとめ・補足

遠方のマラソン大会のために手荷物を用意するとき、筆者は大会の参加案内を活用していきます。

大会の受付に始まり、スタートからフィニッシュまでの流れを一つ一つ点検しながら、必要なものをキャリーケースにとにかくどんどん入れていきます。

持ち物をキャリーケースに放り込む作業は、出発の1週間前から始めて3日前には終えるようにしています。

「ホテルを出るとき何を着て何を持っていくか、マラソン会場に着いたらスタートブロックまでどう移動するか、フィニッシュしたらまずどこに行くか」というように、やることを細かくチェックしてその都度必要なものを挙げていくと、忘れ物を防ぎやすいと思います。

※準備完了!