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【愛媛マラソン】2022年大会(1/30)の中止が決定

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※2019、20年大会の参加賞

今月30日に予定されていた愛媛マラソンが、11日、コロナウイルスの感染拡大の影響のため中止が決まりました。2020年2月以来の復活が期待されていただけに、とても残念です。

私は2019年と2020年に連続で参加したことがあり、また出たいと思っていたのですが、今年の大会にはエントリーしませんでした(エントリー開始時に東京都のコロナ感染拡大が深刻で、大会時の状況の見通しが立たなかったので)。

遠方参加者の目から見た愛媛マラソンの魅力について、あらためてまとめてみました。

国内屈指の人気と歴史ある市民マラソン大会

愛媛マラソンは、過去58回開催している国内でも長い歴史をもつ大会です。市民マラソンのエントリーサイト「ランネット」が実施している大会人気ランキングで、1万人以上の市民マラソンとしては、例年5位以内にランクイン。高い人気を誇ります。

筆者は2009年から今まで、全国のフルマラソンの大会に24回出ていますが、なかでも個人的には愛媛がフルの大会ではNo.1です。

この大会の魅力を挙げると、以下の通りです。

  • 幅が広く、見通しと景色の良いコース
  • 会場のスペースにゆとりがある(のびのびウォーミングアップできる)
  • 物販や飲食ブースなどサービスがほどよい
  • 女性用の施設も十分(更衣室が広くて暖かい)
  • 参加賞、完走賞が少ない(結局ゴミになる配布物を大量にもらわなくて済む)
  • 会場が市の中心地にある(宿泊施設や飲食店が1エリアに集約)
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  • 東京からのアクセスがスムーズ
  • 1万人規模の大会の中では参加料が安い
  • 沿道からの温かい応援
  • 派手過ぎない関連イベント
※2020年大会のようす

モノや見世物にムダなお金と労力をかけていない点も好感大。とはいっても、お祭りのようなにぎやかな雰囲気は、愛媛にももちろんあります。

コロナ前の最後となった2020年大会の時に印象に残ったのは、マラソン会場のMCさん。話術が温かくてユーモアたっぷりでした。遠めでも目立つコスプレのランナーをおもしろおかしくほめたり、時間ギリギリなのに手荷物をなかなか預けようとしないランナーにジョークを交えて促したり。そのマイクパフォーマンスは、若者の群れをうまくあしらう渋谷のスクランブル交差点のDJポリスみたいでした(笑)。

沿道からの温かみのある声援も、そのまちらしさが伝わってきて、遠征ランナーの私には心に強く響きます。

来月開催する予定の大会への影響は?

2月開催のマラソン大会の中止は、今回の愛媛の前からいくつか決まっていましたが、別府大分毎日マラソン(2/6)や私が参加する予定の湘南国際(2/20)、大阪(2/27)、姫路城(2/27)は、1/12現在、中止の発表はありません。しかしハーフマラソンの人気の大会、丸亀ハーフ(2/6)は大会実施の再検討を行うとのことです。今後のマラソン大会の動きに注意していきたいと思います。