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【愛媛マラソン】2023年大会の旅ラン日記(2)マラソン会場のようす

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※愛媛県のイメージアップキャラクター、みきゃんがランナーをお出迎え

2月12日に開催された愛媛マラソン(コース:愛媛県松山市)の「旅ラン日記」(体験レポート)です。以下、全10回の連載を予定しています。

今回は第2回。テーマはマラソン会場(スタート・フィニッシュ)のようすです。場内のようすと特徴をまとめます。

前回はこちらの記事です。

・大会のメイン会場は松山・城山公園。ホテルやレストランが多い市街地に隣接

・スタートとフィニッシュ、手荷物預かり所や更衣所が松山城下に集約

・ランナーへのドリンク・フードサービスが充実

マラソン会場の全体図

※マラソン会場の全体図(大会パンフレットより)。緑の○は、大会当日朝に設けられたランナー専用の入場口(全3か所)です

大会の「メイン会場」(スタートとフィニッシュが同じ場所。松山・城山公園内)では、朝7時30分より、(1)大会当日のランナー受付(9時まで)、(2)更衣室の使用(市民会館内。17時まで。10~11時は一時閉鎖)、(3)スタート前の手荷物預かり(9時30分まで)が始まります。

ランナー専用入場口

大会当日の朝、ランナーは専用の入場口(全3か所)から入場します。スタッフにランナー受付済みを示すリストバンドを見せて、検温を受けます。再入場OKです。
※写真は会場北側、手荷物預かり所付近の入場口

スタートエリア外で準備する人々

朝7時30分より男女更衣室が(写真の左方向)使用できますが、実際は外で着替えや荷物整理を済ませている人が多かったです。写真は愛知県美術館付近。

手荷物預かり所とドリンクサービス

スタート前の手荷物預かり所(7時30分~9時30分)は、会場の特設テント。アスリートビブス(ゼッケン)のナンバーの下一桁ごとに場所が分かれています。9時30分から11時までいったん閉鎖され、その後は17時まで受け取ることができます。

スタート前のドリンクサービスも設置。手荷物預かり所のそばにあります。スポーツドリンクはヴァーム

スタート選手整列エリア(ブロック)

スタート選手整列エリアは全体的にスペースにゆとりがあり、日向で寒さを感じませんでした(空気はややひんやり)。ブロックは招待選手を先頭に、S・A~Hまで分かれます。ブロック内はひどい混雑はなく、待機中はブロック最後尾でストレッチができるくらいのスペースはありました。

筆者のブロックはG。オープニングセレモニーなどが行われたステージの近くでした。ブロックの入場は9時40分まで。それ以降は、最後尾に並びます。

みきゃんがお出迎え。ありがとう。

観光案内・県物産品コーナー

愛媛県と松山市の観光情報コーナーや物産品、飲食ブース。スタート前からいくつかオープンしました。

谷本蒲鉾店さんのじゃこ天いろいろ(1本200円)。松山空港にもお店があります。

ご当地グルメの一つ、肱川らーめん(1杯400円)。

おみやげにもOKな愛媛の海産物もいろいろありました。

筆者

この観光・物産品コーナーでは、ランナーの飲料でもある甘酒も売っていました。

さといもやじゃこ天など具材たっぷり入った愛媛の郷土料理「いもたき」のお振る舞いは、フィニッシュ後にいただきました。今年はうどんも入っていました。

筆者

ランナーへの充実した飲食サービスは愛媛マラソンの大きな特色の一つ。数に限りはありますが、途中で棄権したランナーもいただけます。筆者は30kmでストップし、収容バスに乗って15時過ぎに会場に戻りましたが、そのときにも「いもたき」などがありました。疲労MAXのランナーにうれしい温かい飲食のおかげで、体調不良がいくぶんかおさまりました。本当にありがとうございました。

総合インフォ

会場内のさまざまなお知らせが放送され「総合インフォ」前では、大会当日の天候や出走者数の確定版を速報でお知らせ。

愛媛マラソンの総合インフォでは、この会場内やマラソンコースでの落とし物、忘れ物、迷子や待ち合わせのお知らせなど、ランナーが助かる放送を絶えず流してくれます。放送を聞いていると、サングラスやアームカバー、手袋など、ランナーが落としたり忘れたりした小物類が大変多く届いているのがよくわかります。完走証といった大事なものも落とし物として届いているので要注意。もし当日、忘れ物や失くしてしまったもので困ったら、まずはこの「総合インフォ」に行って聞いてみてください。

スポンサーブース

愛媛銀行さんのブースで、朝夕しょうが湯をいただきました。

「おいしいぞっこん水」で作ったしょうが湯は、熱すぎずぬる過ぎず。ランナーにうれしい一杯です。

伊予銀行さんではフィニッシュ記録の下2ケタが14のランナーへのプレゼント、太陽石油さんからお菓子など、こちらのスポンサーブースの一列だけでもいろいろいただきました。

第一生命さんのブースでは記念撮影コーナーや各種健康測定、抽選会などいろいろなイベントが。

フクヤスポーツさんは大会当日も朝からオープンしていました。店頭でTHE NORTH FACEのバックパックとエナジージェル「オレは摂取す」を販売。

エリートがよく食べているモルテンのエナジージェルも。

みきゃんハット。1個1000円。

ソックスは種類がいろいろ(写真はGOLDWINとasics)。この横にはサングラスもありました。

YONEXのシューズ。

寒い日だったらホットジェルも。この奥のテント内にはシャツやパンツ、タイツなど、ウェアもそろっていました。

大会当日、忘れ物に気づいたら、このフクヤスポーツさんで事足ります。

レデイ薬局さんも大会前日に続き、各種エナジージェルやテーピング、応急処置関連の商品を販売。ランナー応援セットは、アミノバイタルのジェルです。

ポカリスエットやアミノバリュー派の方は大塚製薬さんのブースで買えます。こちらも大会前日も開店しています。

筆者

このスタート会場では、いろいろなエナジージェルが大会当日も買えます。高価なものから安いものまで、エリート向けからファンランナーまで幅広くそろっています。

JALPASCOさんではフィニッシュ後に温かいスープとパンをご提供。

パンは4、5種類もあって選び放題。温かいスープに合いました。

JAバンクえひめさんでは、塩おむすびセットをいただきました。

ヤマキさんでは、ランナーに白だしのサンプリング1本プレゼント。

飲食エリアと飲食スタンド

ランナーがスタートした後、スタートブロックは、立ち飲み形式の飲食エリアに変わります。

筆者はここのテーブルで、いもたきなどをいただきました。その間、ボランティアさんがこまめにテーブルを消毒してくれました。

ゴミは分別してゴミ箱へ。

飲食の出店もバラエティ豊か。こちらは讃岐うどんのスタンド。

はしまき…?

めだまやきはしまき、ネギはしまき、あぶりチーズはしまきの3種類。ビールが欲しくなります。

横須賀海軍カレーパン。

10円パン? 筆者がいもたきをいただいている時、そばにいた高校生ボランティアのみなさんが、「10円パンを食べたい」と言っていました。

ご当地グルメの三津浜焼き。

まとめ・感想

愛媛マラソンのマラソン会場は、スタートとフィニッシュが同じ場所にあり、また市街地なのでアクセス良好。スタート前の準備運動や休憩、フィニッシュ時のクールダウンや軽食が一か所でコンパクトです。

会場内はスタート時は混雑しましたが、その後のフィニッシュ時になると各ブースのイベントや飲食エリアがにぎわい、ランナーだけではなく家族や友人、スタッフ・ボランティアのみなさんも楽しめるお祭り的なムードもよかったです。

大会全体の印象は一言でいえば「ランナーファースト」。会場の場所と広さ、動線のわかりやすさ、温かいものの提供、忘れ物や落とし物のアナウンス、天候や参加人数等の速報、救護状況の情報開示など、ランナーが安心して楽しく走れる環境が隅々まで整っています。コロナ禍を経ても、筆者が選ぶNo.1の市民マラソンに変わりありません。ありがとうございました。

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長文・駄文を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。次回の更新予定日は4月2日(日)です。