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【東京レガシーハーフマラソン】2022年大会からの変更点&大会と関連イベントの見どころ

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2022年大会のスタートゲート

東京2020大会を記念するマラソン大会「東京レガシーハーフマラソン」(10月15日開催)の一般エントリーが、今月25日より始まりました。

2回目となる今年は、昨年から大きく変わった点がいくつかあります。

昨年の参加案内の内容と比べ、今年の大会の変更点と見どころをレポートします。

※2022年大会の参加案内(ハーフマラソンのランナー用)

・一般ハーフのスタートが朝8時5分から9時50分に変更

・車いすの部のコースが変更(フィニッシュが神保町に移動)

・参加料が20700円から13500円に減額

・パリ五輪マラソン日本代表が決まる瞬間を見られる

・大会当日は国立競技場に一般の人も無料で入れる?

2023年大会の概要

今年の大会の概要は、以下の通りです。

※2023年大会の一般ランナー募集のポスター

東京レガシーハーフマラソン2023

開催日時:2023年10月15日(日)
スタート時間:

車いす:7:45
ハーフマラソン:9:50
制限時間:3時間
コース:車いすは国立競技場内をスタートし、神保町をフィニッシュとするワンウェイコース。ハーフマラソンは、国立競技場前スタート・国立競技場内をフィニッシュとする。
東京2020大会のパラリンピックマラソンコースを活用したハーフマラソンコース(21.0975km)
(1) ハーフマラソン
国立競技場前 (外苑西通り)スタート~富久町~水道橋~神保町~神田~日
本橋 (第一折り返し)~神田~神保町~大手町・内堀通り(第二折り返し)~神保町~水道橋~富久町~国立競技場フィニッシュ
(日本陸上競技連盟/公認コース、ワールドアスレティックス/認証コース)
(2) 車いす
国立競技場スタート~富久町~水道橋~神保町~須田町~上野広小路 (第一折り返
し 日本橋~銀座~日比谷~内幸町 (第二折り返し)~須田町~神保町フィニッシュ
(日本陸上競技連盟/公認コース、ワールドアスレティックス/認証コース 取得予定)
定員:15000名
参加費:13200円
※参加料、事務手数料、消費税込み。別途決済手数料がかかる

※参考 2022年大会(第1回大会)の大会概要

開催日時:2022年10月16日(日)
※以降、毎年10月第3日曜日に開催
スタート時間:
車いす:8:00
ハーフマラソン(第1ウェーブ):8:05
ハーフマラソン(第2ウェーブ):8:20
制限時間:3時間
コース:
国立競技場をスタート・フィニッシュとする東京 2020 大会のパラリンピックマラソンコースを活用したハーフマラソンコース(21.0975km)※一般、車いす共通
定員:15000名
参加費:20700円
※参加料、事前検査費用、参加費等返金保険料、事務手数料、消費税込み 

スタートは9時50分。昨年よりも朝にゆとりあり

昨年はスタート時間が8時5分。都内の大会としてはかなり早かったのですが、今年は9時50分と約2時間遅くなります。朝時間にゆとりができるものの、10月の東京はまだ暑さが残ります。走る人は熱中症に注意してくださいね。

筆者

国立競技場担当の大会ボランティア(メンバー)は、MGC対応の活動が入るものの、集合時間が6時30分と昨年より30分遅くなりました。朝起きるのが少し楽になりますね。終了時間は12時30分から14時30分に。ハーフが遅くなる分、活動の時間が長くなります。

※国立競技場担当のボランティアの集合場所(2022年大会)

コースは車いすの後半からフィニッシュが変更

ハーフマラソンのコースは昨年と同じ。国立競技場をスタートして、日本橋と大手町の折り返しを経て戻ります。

※東京マラソン財団プレスリリースより
筆者

コースは東京2020パラリンピックと東京マラソンと重なります。2つのマラソンの雰囲気を疑似体験できます。

車いすの部は、スタート時間が朝7時45分。一般よりも約2時間早いです。コースは、日比谷まで行って折り返して神保町でフィニッシュです。

※東京マラソン財団プレスリリースより

参加料が1万3500円に減額。コロナ対策はなし?

大会の参加料が、昨年の2万200円より大幅に減額されました。事前検査料などコロナ対策の費用がかからなくなったためかと思われます。

パリ五輪マラソン日本代表が目の前を走る

同じ日の朝8時、ハーフマラソンの1時間45分前に、パリ五輪マラソン日本代表を決める大会、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)がスタートします。コースがレガシーハーフと重なります。

※日本陸連プレスリリースより

スタート時間からかんがみると、ハーフマラソンの多くのランナーが、はじめの5km(市ヶ谷付近)あたりでMGCのラスト5kmを走る選手たちとスライドします。

パリ五輪への切符をかけたデッドヒートに、沿道の応援もハーフのランナーも大興奮まちがいなしです。

※MGC2019年大会の37、38km付近(グランドヒル市ヶ谷前)

大会前のEXPOは一般も入場OK

大会の前日・前々日に、関連イベント「EXPO」が行われます。大会に参加するランナーは受付のついでに立ち寄れます。一般のお客さんも入場自由・無料でOKです。

会場は競技場のコンコース1階。各社ブースでは、パネル展示やミニイベント、大会オリジナルグッズの販売が行われます。

※2022年大会のEXPO(物販・各社ブース)のようす

昨年の大会では、国立競技場のトラックでasicsのシューズ試しばき体験もできました。無料で入れるのは貴重です。

※2022年大会のasicsのイベント会場

EXPOのくわしい情報は、当ブログの過去記事をご参照ください。

大会当日も一般の人も無料で入れる?

昨年は大会当日、競技場のスタンドに一般観戦エリアが設けられました。定員は1万5000人で、ランナーの家族などが事前予約で入れました。

座席の場所は、昨年は国立競技場1階の千駄ヶ谷寄り(以下の地図のオレンジ)。JR「千駄ヶ谷駅」と都営大江戸線「国立競技場駅」のすぐそばと便利です。今年はコロナ後ということで、条件がもっと緩くなり、一般のお客さんがたくさん自由に入れるようになるかもしれません。

今年はこの観客席から、MGCとレガシーハーフの生中継を電光掲示板で見ながら、フィニッシュを見届けることができると思います。全力を尽くした選手たちを大きな拍手で迎えましょう。

※2022年大会のスタンドのようす(千駄ヶ谷門寄り)
筆者

まだ国立競技場に入ったことのない人は、この10月13日から14日は無料で入れるチャンス。東京に遊びにくる方はぜひ。

※追記(9/20)

昨年はランナーの家族など関係者とは別に、無料の一般観覧席(事前予約要)が設けられました。

今年の大会は一般観覧席がプレミアム(有料)化

現在、入場チケットはチケットぴあで販売中です。当日券の販売も予定されています(9/20現在)。

以下、チケットの概要です。

プレミアムシート1:1万3000円 ※指定席 限定グッズ・ラウンジ付き
プレミアムシート2:8000円 ※指定席 限定グッズ付き
カテゴリー1 一般席:大人4000円 小中高2400円 ※自由席
カテゴリー2 一般席:大人2000円 小中高1200円 ※自由席

※車いす席あり(同行者1名無料)

また大会当日の場外で、パラスポーツの体験コーナーなど、さまざまなイベントが行われるもようです。昨年はオリンピック・パラリンピックの競技の子供向けイベントがあり、記念グッズをもらって遊んでいる子どもがたくさんいました。

まとめ

今年の東京レガシーハーフマラソンは、パリ五輪マラソン日本代表決定戦と重なり、会場もコースも大いに盛り上がると思います。ランナーはもちろん、マラソンをしない人も気軽に遊びに行ける場になるでしょう。

特に日本橋から銀座にかけては、ふだんは空いている日曜の朝ではあるものの、応援のお客さんとインバウンドのお客さんで混雑が予想されます。

応援に行く人は、いい場所を事前にリサーチしておくとよいかもです。ちなみに筆者は、水天宮前→清澄白河→日本橋→市ヶ谷の4カ所でMGCの選手の追っかけ応援を考えています。