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【富山マラソン】2022年大会の旅ラン日記(7)3日目:富山市内をサイクリング

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11月6日に開催された富山マラソン(コース:富山県高岡市、射水市、富山市)の「旅ラン日記」(体験レポート)を8回に分けて連載しています。

7回目のテーマは、富山マラソンの翌日、旅の最終日にあたる3日目の過ごし方です。「美と癒し」の時間をゆっくり過ごすことができました。

<連載テーマ>

【1】ランナー受付・EXPOのようす ★
【2】マラソン会場のようす 前編 後編★
【3】富山でもらったもの・買ったもの
【4】富山のおいしいもの
【5】1日目:EXPOで遊ぶ&おみやげ探し
【6】2日目:富山のフレンチで完走祝い
【7】3日目:富山市内をサイクリング
【8】お世話になったホテル&かかったお金

前回の記事はこちらです。

9時 ホテルの朝食バイキングを堪能

起きたのは朝8時30分。前日のマラソンの疲れがまだ残ったためか、すっきり起きられませんでした。

でもごはんはしっかり食べられます。疲労回復はもちろん、「まだまだやれる」と気力が戻ってきました。

富山での食事については、以下の過去記事にまとめました。

11時 ホテルをチェックアウト

朝食の後、部屋に戻って1時間くらい朝風呂でゆっくり。室内にあるマッサージチェアに座って、お尻と太もももしっかり揉んで、体調を整えました。

チェックアウトの後、ホテルのスタッフさんにマラソンの完走記念に1枚撮っていただきました。

マラソンのフィニッシュ会場には、よく記念撮影のためのコーナーがありますが、大行列で待ちきれなかったり、行くのが遅すぎて終了してしまったりすることがあります。

筆者のように会場で撮れなかったおひとりさまのノロランナーには、ホテルの方にヘルプしてもらえると助かります。

11時20分 レンタサイクルで富山県美術館へ

富山駅の観光案内所でレンタサイクル「シクロシティ」の手続きをして、駅南の中継点で自転車に乗りました。

レンタル料金は、「1日パス」(30分以内にステーションを乗り継ぎ)が500円です。

7年前の富山マラソンの旅でも利用。晴れた日はとても便利に回れるのでリピートです。

自転車は電動式。スカートでもラクラク漕げます。行き先は…

富山県美術館。マラソンのフィニッシュエリアのそばにあります。

大会の翌日、月曜日も開館しているのは、マラソンランナーにはうれしいです。

旅ランのとき、筆者はご当地の美術館でまったりする時間をはさみます。あの静かで非日常的な空間に自分を取り戻せる場所があります。

アートが好きな人はもちろん、静かな時間を過ごしたい人、一人になりたい人、たそがれたい人におすすめです。

館内に、巨大なくまさん。

外には、小さなくまさんも。

建物上の角っちょに何かがいる(のちに判明)。

2階のオープンスペースに、立山連峰の山々の名称を確認できるパネルがあります。名峰・剣岳がどこにあるか、すぐにわかります。

館内からも絶景が見られるのがいいですね

企画展のほうへ。

東京富士美術館のコレクションが集まっていました。

 

モディリアーニの作品(撮影OK)。薄暗い室内に佇む男性の存在感が不思議とくっきり伝わってきました。

ふと、今年の春に中之島美術館@大阪で観たモディリアーニ展を思い出しました。画家が描くモデルとしてはめずらしい、少年の絵が一枚。あのサファイアブルーの瞳が忘れられません。

1階のミュージアムショップで、気に入った作品の絵はがきを買いました。

今、家のキッチンに飾っています。

美術館の屋上は、アートな遊び場。

大人も遊べる遊具がいろいろ。

さっき1階の外から見えた小さいものは、鳥さんでした。

これもアートです。

屋上から富山マラソンの40km地点、「富山北大橋」が見えます。昨日も暑くてきつかった。

下の階のベンチで休憩。小春日和の暖かさにうとうと…。

15時 富山大和さんであこがれの銘品を買う

美術館でまったりしすぎて、こんな時間になってしまいました。朝食べ過ぎたので、お昼はやめました。

レンタサイクルで総曲輪エリアへ。途中、夕暮れの富山城のシルエットがきれいでした。

そしてご当地の百貨店、富山大和さんへ。今回のおみやげ探しのメインです。

いただいた「富山おみやげクーポン」3000円分を使って…

能作さんのショップで錫の盃をペアで買いました。

7年前に訪れた富山マラソンの第1回大会のEXPOブースで知って以来、高岡の銘品をやっと買うことがうれしかったです。今回の「おみやげクーポン」が後押ししてくれました。

富山大和さんのとなりにある、まちの中心地。こちらも7年ぶりに訪れました。そのときはカフェでまったりしたなぁ。もっとゆっくりしたかった。

七越さんの七越焼。なつかしい。6年前に出た大会の時は、富山駅のほうのお店で白えびクリーム入りをいただいてから東京に帰りました。

16時 富山の幻のお酒でマラソン完走に乾杯

旅ランの締めは、富山駅南口「CiC」内にある日本酒スタンド「あらさん」さんで。お店の大将のおすすめの一杯をいただきました。

「純米 千代鶴」

ネットでもお目にかかれない、東京でもまず出会えない富山・滑川の幻のお酒です。口当たりがよく、お米の味わいがじんわりお腹にまで沁みわたる感覚。忘れられない一献です。

人気のお酒はネットでも簡単に買えます。東京にいれば何でも手に入ります。でも、初めて出会った千代鶴さんのお酒に、そんな驕りをたしなめられたような気がしました。

どんなに便利な時代になっても、足を運ばなければ手に入らない味があってもいいものです。

17時 新幹線のホームから富山とお別れ

日本酒スタンドから富山駅へ。名残惜しいお別れの時間です。

翌日は仕事。そのまま出張先の大阪に向かいました。

これで2年9ヵ月ぶりのフルマラソンの旅ランが終わりました。フル再出発の地を富山にしてよかった。ありがとう、また来ます。

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長文駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回はいよいよ連載の最終回。来年1月8日に更新します。記事のテーマは、富山でお世話になった2軒のホテルの特色と、3日間の富山の旅ランでかかった費用です。