北海道の初夏の森林を走る千歳JAL国際マラソン(6/4)まで、あと1週間となりました。
そこで、参加にあたっての注意点をまとめました。
・手荷物は所定の場所に自己責任で置く
・大会会場からスタートまで1.8km離れている
・一般道路の横断には警察や係員の指示を守ること
大会の概要
第43回 千歳JAL国際マラソン
日程:
2023年6月4日(日)
会場:
千歳市スポーツセンター ダイナックス アリーナ
コース:
真町泉沢大通~支笏湖林道~道道支笏湖公園線~千歳市スポーツセンター
※この大会のために年に一度だけ開放される林間コース
種目:
フルマラソン、17km
定員:
フルマラソン:3000人、17km:3000人※先着申込順
スタート:
17km:Aブロック 8時40分(以降、5分おきにEまで)
フルマラソン:Aブロック 9時40分(以降、5分おきにEまで)
※各ブロック600名
制限時刻:
フルマラソン:約22km地点:13時35分/約36km地点:15時20分
17kmマラソン:約11km地点:15時20分
ゴール閉鎖:16時20分
制限時間は、フルのAブロックの人は6時間40分。17kmのAブロックの人は8時間。特に17kmに出る人は、他の大会と比べてかなり楽チンです。筆者はマラソンというより森林浴を楽しむノリで、時間にとらわれず気の向くままに走ります。
配送物の内容
ランナーへの参加案内が、5月12日に筆者の住所にレターパックで届きました。内容物は、以下のとおりです。
内容は、以下の通りです。
アスリートビブス(ゼッケン1枚)
安全ピン(4本)
ビニタイ(2本)
※計測チップをシューズを括り付けるためのもの
計測チップ(フィニッシュ後、回収エリアで係員に返却)
計測チップ返却封筒
「参加のご案内」
「大会プログラム」
チラシ「ちとせのグルメ」
アスリートビブスは1枚。前に着ける
アスリートビブス(上記写真の右)は、以前は「ナンバーカード」と呼ばれていた「ゼッケン」のことレース前に安全ピンなどを使ってシャツに着けます。
ナンバー、スタート時間、種目、スタートブロック(A~E)が書いてあるので、この1枚で「いつまでにどこに整列すればいいか」がわかります。完走Tシャツの引換券が付いています。
多くの大会では、アスリートビブスの1枚の裏に緊急時用の連絡先を記入する欄がありますが、この大会のものにはありません。
計測チップはランニングシューズにビニタイを使って装着。フィニッシュしたら回収エリアで係員に返却します。
他の大会で支給されるような手荷物預け袋は、この大会にはありません。手荷物は、アリーナ内など所定の場所で自己責任のもとで置くことになっています。
参加時の注意点
「参加のご案内」と「大会プログラム」には、大会の開催概要のほか、ランナーが参加時に注意すべき事項が載っています。必ず事前に読んでおきましょう。
特に千歳JAL国際マラソンは、ほかの市民マラソンとちがう点がたくさんあります。特に会場までのアクセスと会場内の動線は要チェックです。
手荷物はアリーナなどに各自で置く
ほかの大会では、アスリートビブスの下1ケタの番号などで置き場所がきっちり定められた「手荷物預かり所」があり、いったん預けたらフィニッシュまで引き取れません。
しかし、この大会は、大会会場のアリーナ2階など、所定の場所に自由に置くスタイル。ゆるいです。
いつでも取り出せますが、紛失等は自己責任になるので、貴重品の管理には十分注意してください。
貴重品預かりはA4封筒1枚に入るものに限定
貴重品を預けたい人は、大会会場の1階アリーナで所定の封筒に入れて預けることができます。
手荷物置き場からスタート地点まで約1.8km離れている
大会当日の会場へのアクセスは、千歳駅西口からのシャトルバス(無料)が便利です。
しかし、駅とシャトルバス乗り場、大会会場、スタート地点の間隔がけっこう長い。よく歩きます。時間に余裕をもって移動しましょう。
千歳駅からスタート地点までの各スポットの距離は以下のとおりです。
千歳駅西口(シャトルバス乗り場)
↓
<約2km>※バス約7分
↓
シャトルバス乗り場(千歳市立図書館前)
↓
<約750m>※徒歩約9分
↓
大会会場
↓
<約1.8km>※徒歩約22分※「参加のご案内」には約15分
↓
スタート地点
※筆者調べ(GoogleMapを使用)
手荷物を置いていく前に、もう一度、走るときの持ちものを確認しましょう。いったんスタートブロックに入ると、手荷物から忘れ物を取りに行きたくても、会場まで1.8km離れているので時間がありません。
千歳のグルメ情報
大会の協賛企業・団体やコース沿線の公共施設を紹介したチラシも同封されていました。滋賀の観光やおみやげのヒントがたくさん載っています。
重要:交通ルールは厳守
道路を横断する時は警察の指示に従うこと
この大会のコースには、一般道路を横断する地点が、フルマラソンでは3か所、17kmの部では2カ所あります。
しかし、信号無視をするなど交通ルールを守らないランナーがいるようです。危険ですし、ルール違反です。
上記ページにもありますが、千歳国際の魅力は何といっても「森林の中をゆったり楽しく走る大会」であること。エリートも走るような都市型大会とは、大会の趣旨もコースの特性もまったく異なります。
まとめ
大会の参加の流れとポイントがわかると、あとは当日の服装と持ちものをしっかり準備のみ。天気予報を確かめて、必要なものを早めにそろえておきたいものです。