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【富山マラソン】2015年大会の旅ラン日記:1日目 富山で休もう。(3)

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富山マラソン2015の旅ラン日記を全5回にわたって連載しています。今回は第3回目、大会前日での過ごし方です。

<連載テーマ>

【1】EXPO会場のようす

【2】富山で買ったもの・もらったもの

【3】1日目:富山で休もう。

【4】2日目:応援ありがとう1 

【5】2日目:応援ありがとう2 

富山マラソン2015の旅ラン1日目(10月31日)

6:45 ANA311 羽田-富山便に搭乗

朝一番の便で、羽田から富山へ。旅がいよいよ始まる。

 

 

厚い雲間から、遠くの富士山がうっすら見えました。縁起がいいです。

 

今回の旅の一冊は越中富山ゆかりの万葉歌人、『大伴家持』です。

大伴家持(おおとものやかもち)は、古事記編纂者の一人。69歳で亡くなるまで、栄転と左遷を繰り返した、流転の歌人です。

746年、29歳の家持は都から国守として越中国へ。政情不安定な都での出世競争から離れ、多くの女性と浮名を流した若き歌人は、華美で刺激ある都暮らしから一転、越中国では大病と最愛の弟の死を経験しました。

越中の国守を務めた5年間は、悲しい思いをしながらも、風光明媚な立山を詠み、長歌も多く残しています。

明日は波乱万丈の人生を歩んだ家持の越中富山での暮らしと心情を思い浮かべながら、走ってみることにしました。

7:45 富山きときと空港到着

飛行機から降りると「富山マラソン2015」の歓迎パネルがありました。ありがとう。

 

手荷物引き取りレーンで、富山らしさを発見。

 

手荷物より先に、富山湾鮨が出てきました(笑)。

 

いよいよだなぁ、と実感。

 

それから、富山駅行きのバスに乗りました。バスの車窓から、訪ねる予定の県立近代美術館や富山城址が見えました。いよいよだなぁ。

8:30 富山駅南口到着

お天気がだんだん良くなってきました。よかったです。

 

さっそく北口にある宿泊先へと向かいました。しかし、富山駅構内には南北をつなぐ連絡通路はありません。

 

南口のJR2階改札口から通行券をもらって北出口へ向かいます。

 

街中で大会の幟を見ると、「いよいよだなぁ」と実感します。

8:50 ホテルに荷物を預ける

ホテルのフロントで市内レンタサイクルの一日パスを購入しました。

 

9:10 富山市総合体育館に到着

体育館はランナー受付とEXPOの会場になっています。開場時間は朝10時。しばらく近くで待つことにしました。

 

体育館に隣接する、富岩(ふがん)運河環水公園でぶらぶら散歩。雲間から青空が見えてきた。

 

運河のほとりにあるスタバからみた水辺。右手奥が体育館。

 

穏やかな水辺の風景を見ながらコーヒーと読書を愉しみました。居心地がよすぎて、つい長居してしまいました。

10:30 ランナー受付、EXPOへ

EXPO会場のようすは、第1回のレポでご紹介しましたので割愛します。

11:30 EXPO会場から市街地へ

 

体育館の前からレンタサイクルに乗り、再びホテルに戻ってマラソンの受付でもらったものを預けました。

 

レンタサイクルははじめの30分は無料。それ以降は30分以内に乗り換えれば無料なので、拠点をこまめに乗り継ぎながら市の中心地、総曲輪(そうがわ)エリアを走りました。

 

電動自転車なので楽々スムーズです。

途中、城址公園と松川公園周辺のウォーキングコースへ。

 

 

晩秋の静かな散策路。春には美しい桜を見ながらジョギングできそうです。

 

昼下がりの城址周辺。落ち着いた時間が流れる。

 

コミュニティバスの停留所。「いどはや ってこられ うけ? いられ すまれんか」

12:30 ホテルにてお寿司ランチ

訪ねたお店は富山城址の前、富山第一ホテル内にある粋鮨さん。

 

ご当地産がずらり。

 

おいしくお得にいただきました。

13:30 路面電車で近代美術館へ

ランチの後、富山県立近代美術館へ。施設の周辺にレンタサイクルの拠点がないので、路面電車で向かうことにしました。

 

気持ちのよい青空。

 

最寄駅から美術館方面へ。地図を見ずに勘でぶらぶら。小さなお社に一匹のネコ。一瞬、置物に見えました。こんにちは!

……。

 

飲んだ。

 

この周辺は曲がりくねった細道が多かったです。

小さな畑と、柿の木と。のどかな風景。

14:00 県立近代美術館で美術鑑賞

 

美術館に到着。

 

広々とした芝生公園。

 

特別展は、ポスタートリエンナーレトヤマ。

東欧のデザイナーの作品は社会不安のようすを色濃く反映したものが多かったです。なかには五輪エンブレム事件の(笑)。

 

15:00 美術館から市街地へ

イチョウの黄葉が美しい並木道をのんびり歩きながら、総曲輪(そうがわ)エリアへ。

 

趣のある薬屋さん。

 

商業施設の総曲輪フェリオと開放的なオープンスペースに到着。

 

総曲輪とは、かつて富山城の外濠(曲輪)という地域。浄土真宗の寺町として栄えたとのこと。何となく、高松・丸亀町商店街に雰囲気が似ていました。

老舗の喫茶店、チェリオさんへ。店内は地元のお客さんで満席でした。

 

肌寒い日のおしるこは、お腹にやさしいですね。ブレンドコーヒーもいただき、また長居してしまいました。

 

それから、総曲輪商店街をぶらぶら。

地産地消のお店、地場もん屋さんに立ち寄ってみました。

 

煮こごりに似た、北陸のお惣菜「べっこう」。明日の朝ごはんのおかずに買ってみました。

 

東京亭…?かお

 

お店の脇に、おかもちがいっぱい。なつかしいなぁ。ちなみに東京亭はお蕎麦屋さんでした。

 

地元の百貨店、富山大和もぶらぶら。「大北海道展」、いいなぁ…。みそラーメンの名店、札幌すみれが富山初上陸とか。

 

ふたたび自転車に乗って、富山駅南口へ。夕暮れの大通りにジョギングする人々の姿が。明日の大会、お互いにがんばりましょう。

 

ニュース富山人、気になる…。

17:00 富山駅南口「CIC」でおみやげ探し

おみやげにほしかったチューリップの球根を購入。買えてよかったです。

18:00 富山駅構内「越中茶屋」で夕食

白えび天丼をセレクト。風味ある白えびにさくさくの衣。おいしかった~。

その後、コンビニで翌朝の朝食と野菜ジュースを購入してホテルへ。

19:00 ホテル到着

すぐにお風呂に入り、翌日の支度を済ませて、ベッドの中でブログを更新をしようとしたら、つい寝落ちしました(笑)。

21:30 就寝

1日目は観光というより、富山でのふだん暮らしをプチ体験した感じがしました。

サイクリングに散策、カフェでのんびり読書して、街中のお店をぶらぶら。旅の疲れをあまり感じず、体が軽かったです。

こういう「そのまちになじんでみる旅」がいいな、とつくづく思います。

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長文・駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は大会のスタートからゴールまでの前半の道のりをレポートします。