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【富山マラソン】6時間で楽しく完走するために持っていくレース中の補給食(2022年大会)

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富山マラソン2022(11/6)を直前に控えた今、補給食をそろえてみました。

フルマラソンという長い道のりをファンランナーが走る時、合間に摂る補給食は必須のアイテムです。大規模な市民マラソンでは給食を提供するエイドがコース上に何カ所か設置されているのが一般的ですが、自分の体調や嗜好に合う携行食をそろえるのがよいでしょう。

マラソン中に空腹や眠気を感じたら、それは体への危険信号。ハンガーノックで倒れるおそれがあります。そうならないように、大会当日の朝食はしっかり摂ることと、レース中の補給食を少量をコンスタントに食べながらフィニッシュをめざすのがベストです。

以下は、フル6時間でゆとりをもって完走することを想定した筆者の例です。

スタート会場で食べるもの

※スタート会場で食べる「あんドーナッツ」(一口サイズ)と、スタート30分前に摂るVESPA

マラソン当日のスタート会場(高岡市)の開場時間は朝7時。スタートまで2時間あり、朝食を早い時間に済ませてくると、会場で少しお腹が空くかもしれません。スタート前後用のちょっとした食べ物があるとよいでしょう。

糖分を気軽に取りやすい一口サイズのあんドーナツは、その時のお腹の状態によって量を微調整しやすいのがgood。筆者は手荷物を預ける前に1回食べて、用意したラップと輪ゴムを使って、スタート直後に食べる分を包んで持参します。残りは配送してもらうバッグに入れて、フィニッシュ時に食べます。

VESPA HYPERは、はちみつ由来の天然のアミノ酸ジェル。少量かつ速攻でアミノ酸を吸収できるのが魅力で、スタート30分前にいつも摂っています。

レース中に食べるもの

フルマラソンを5時間から6時間で完走する人は、だいたい50~1時間ごとに補給食を摂るのが一般的だと思います。

筆者も長年の経験から約1時間に1回、少しずつ食べると調子よく走れます。食べ物の内容は、1本でだいたいおむすび1つ分のカロリーやBCAA(アミノ酸)、カフェインが摂れるエナジージェルを選んでいます。ジェルばかりでは飽きるので、コース途中で果物や菓子などの固形物の給食をいただきます。

富山マラソンでは18kmのエイド名物の白えび天むすとますずしが振る舞われます。しかし、後ろのほうの人は提供が終わっている可能性もがあります。

21kmの「富山スペシャル」は筆者のオリジナル。マラソンの前日に現地で買って食べるものを考えています。いわば「マイご当地給食」。ちょっとしたお楽しみです。

筆者

特に初めてマラソンを走る人は、ジェルなどの補給食は大会前に試食してOKなものを用意することをおすすめします。大会本番で初めて食べて自分の舌に合わないと、長いマラソン中にショックかもしれません。

フィニッシュ時に食べるもの

フィニッシュ時にスポーツドリンクとバナナを受け取ることができますが、SAVASのプロテインバーとAmino VitalでBCAAをすぐに摂ります。

コースの給水所のドリンクはたいてい冷たいので、長いマラソンの間に飲むと胃腸に負担をかけます。走り終えた後の温かいお味噌汁は疲れた胃腸にはぴったりです。

筆者

お湯があると、お味噌汁を飲むときだけではなく粉末のBCAAや薬を飲むときにも覚まして飲むと胃に負担がかかりません。いつも水筒に入れて持っていきます。

ファンランナーこそお気に入りも持っていこう

※筆者のお気に入りのお菓子(チョコレート)と塩分タブレット。ロング走の練習のときにも食べています

ゆるく楽しく完走したいファンランナーは長時間にわたって走り続けることになるので、食べ慣れたお気に入りのお菓子で糖分補給もアリです。走るのが苦しくなったときの気分転換にもなります。

筆者はチョコレート塩分タブレットをすぐに取り出せるようにしています。エイドでも配給されることが多いですが、ふだんから食べていて自分の舌に合うものを持っていると安心です。

加えてジッパー付きのプラスチックバック(100均にあるものでOK)があると便利。エイドが混んでいるときは、コロナ感染対策も兼ねて給食をいったんその場でいただき、人の少ないところで食べるときに役立ちます。

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筆者は過去10年以上にわたってマラソン大会に参加し、またエイドでのボランティアも何度か経験する中で、テーブルに長時間置いて劣化したバナナなどの給食が大量に廃棄されるのを目の当たりにしてきました。本当にもったいないし、ランナーの給食への過剰な期待に応えすぎるのもどうかと筆者自身は思っています。

数年前には市民マラソンブームと他との差別化を背景に、各地の大会で給食の種類や数を増やす傾向が見受けられました。しかし最近になってフードロスをなくす動きが見られ始め、コロナ禍の直前あたりから提供する数量を限定する大会も出てきました。

筆者自身は、給食がなくても十分足りる補給食をもって走り、いただくときは最低限にするように心がけています。

富山マラソンは環境にやさしいSDGsを掲げる大会。参加者の一人としてごみを極力出さず、クリーンな大会づくりに協力していきたいです。