富山マラソン(11/6)の参加案内が10月5日、筆者の住所に郵送で届きました。同封のランナーへの注意事項をまとめた「マラソン参加のご案内」は、大会公式サイトでもダウンロードできます。
送られた書類を読んでみて、昨年大会(2021年)からの変更点、気づいた点をまとめました。
くわしくは同封されていた「マラソン参加のご案内」と大会公式サイトをご確認ください。
ちなみに筆者が最後に参加した2016年、2015年大会のようすを、当ブログ「★富山マラソン」のカテゴリーにまとめてあります。情報は古いですが、会場の雰囲気が伝われば幸いです。
「参加のご案内」の同封物
「参加のご案内」に入っていた書類は、以下の通りです。
- マラソン参加のご案内
- アスリートビブス引換証
- チラシ(GOLDWIN、MACHI MEGRI、my route)
「マラソン参加のご案内」は、下記大会公式サイトからもダウンロードできます(PDFファイル)。
[blogcard url=”https://www.toyamamarathon.com/guidance/”]
「アスリートビブス(ゼッケン)引換証」はランナー受付時に提出。事前に裏面の体調管理チェックシートに必要事項を記入します。
そのほか、指定の新型コロナワクチン接種の関係書類、本人確認書類(原本)も受付で提示します。
チラシは3種類。
「GOLDWIN」マラソンEXPOでのブースのご紹介。家庭にある服や食品を回収するほか、大会記念Tシャツと大会記念サコッシュを販売します。
富山市街地で行われる都市型フェスティバル「MACHI MEGRI」のPRチラシ。アートやスポーツ、ショップなどまちを盛り上げるイベントが目白押しです。10月31日から11月6日まで行われます。
富山など日本各地の観光情報・交通サービスが使えるスマホアプリ「my route」の紹介チラシ。観光情報やお店のクーポン、お得なきっぷを配信しています。
※「my route」の利用には「TOYOTA/LEXUS」の共通IDが必要です(新規登録は無料で、アプリから申し込みができます)。
2021年大会からの変更点
マラソン会場とコース、大会前・当日のタイムテーブルなど、大会のおおまかな流れは昨年大会とほぼ同じです。しかし、ランナー受付や会場の動線、サービスにやや変更が生じています。
【重要】新型コロナワクチンの接種証明および陰性証明の書類を提出
今年の大会では、ランナー受付時にワクチン接種済証や陰性証明書など新型コロナワクチンの接種等に関する書類の提示が必須です。
※写真イメージ
ワクチン接種は2回以上、抗原“定性”検査はNGなど、提示書類に関して細かい規定があります。くわしくは下記大会サイトをご確認ください。
[blogcard url=”https://www.toyamamarathon.com/news/22certificate_covid-19/”]
ランナー受付・EXPOの開始・終了時間が変更
11月5日のランナー受付と富山マラソン2022EXPOの時間が、昨年は9時から20時まででしたが、今年は9時30分から19時に変更になりました。
昨年よりも開始時間が30分遅く、終了時間が1時間短縮です。
ウエーブスタートを実施しない
昨年大会のマラソンのスタートはウエーブスタート制で、第1グループが9時、第2グループが9時15分でした。しかし、今年の大会はなし。9時の号砲の後、Aブロックから順にスタートします。
EXPO会場でフードドライブ(食品回収)を開始
EXPO会場のGOLDWINブースでは、不要になった服のほか、今年は新たに家庭で眠っている食品の回収を受け付けます(大会ホームページの追加情報を参照)。
大会当日の新幹線代(新高岡駅着)の一部補助はなし
大会当日の交通手段の補助として、昨年大会ではランナー対象の北陸新幹線の乗車券・特急券の一部補助がなくなりました。
※写真イメージ
昨年は富山から新高岡まで(通常1210円が700円、限定1200名)と黒部宇奈月温泉から新高岡まで(通常2860円が2300円、限定300名)の2種類が一部補助の対象でした。
富山駅からスタート会場(高岡)への有料直通バスのサービスは、昨年と同じです。
スタート会場近くの無料駐車場の台数が減少
スタート会場の近くに設けられた無料駐車場(高岡スポーツコア)の受け入れ台数が、昨年の350台から250台に変更。駐車場を利用するランナーは車を停めた後、ここで検温を受けてから会場まで無料シャトルバスで向かいます。
スタートブロックの数と配置が大幅に変更
スタートブロックは昨年大会はAからQまででしたが、今年はAからWと数がぐんと増えました。ただし、Iブロックはありません。
ブロックの配置も大幅に変わりました。もっとも顕著な変更は、スタート時間の遅いM~Wブロックは新たに設けられた高岡市役所前にあります。
女子更衣所の女子専用トイレが23→35に増設
富山県高岡文化センターに設置される女子更衣所のトイレの数が35基に増えます。女子トイレの混雑は多くのマラソン大会で見られますが、少しでも増えるとありがたいものです。
更衣場所と手荷物預けの使用・受付時間が昨年より10分短縮
更衣場所と手荷物預けの開始時間は朝7時と昨年と変わりません。しかし、終了時間は更衣場所が8時10分、手荷物預けが8時20分と、昨年より10分短くなりました。ランナーはいつもよりも早めの行動が求められます。
フィニッシュ会場の有料手荷物返却所が1か所に集中
スタート会場で有料手荷物預かりを利用した人は、フィニッシュ会場の富山県立体育館で荷物を受け取ることができます。
昨年は男子、女子と場所が分かれていましたが、今年は1カ所です。
フィニッシュ会場にコンディショニングコーナーが復活
フィニッシュ後のランナーの体をケアしてくれるフィニッシュコーナーが、更衣室と手荷物受取所のある富山市総合体育館の2階に設けられます。
2019年大会以来となるこのサービスは、医療・リハビリ職の方によるマッサージや応急ケアを受けられると思われます。
※2015年大会のコンディショニングコーナーのようす
参加案内を読んで注意したいこと・気づいたこと
スマホアプリでの体温・体調申告は不要
富山マラソンは、東京マラソンなどの大型レースのように指定された体調等管理アプリでの体温、体調の記録は不要です。
しかし、ランナー受付時までに「アスリートビブス引き換え証」の裏面にある「体調管理チェックシート」の記入が求められます。
大会当日まで、風邪を引いたりケガをしたりしないように気を付けたいものです。
スタートエリアの女性専用トイレは2カ所のみ
スタートエリアの女子のみ使えるトイレは、女子更衣所(富山県高岡文化ホール内)と手荷物預け横のトイレエリア(全140基)のみです。「マラソン参加のご案内」を見る限りでは、そのほかは男性と同じトイレを利用することになりそうです(公共建物内を除く)。
今大会の女子のエントリー数は約3000。全体的に少ないですが、トイレは人数にかかわらず混みやすいです。女性専用トイレを使いたい方は、ランナー整列時間に間に合うように早めに並んだほうがよいかと思います。
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参加案内を読んでみて、大会までに必要な準備がさらに明確になりました。遠征ランナーは家から遠いので忘れ物は厳禁。日々の練習に加えて、持ち物にも注意していきたいです。