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【富山マラソン】2024年大会の旅ラン日記(1)大会の振り返りと特色…富山が初心者・女性にやさしい5つの理由

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富山マラソンは、富山県を舞台に毎年10月下旬から11月初旬に開催される市民マラソン。

雄大な立山連峰と富山湾の美しい景観地元のみなさんによる手作りの温かい応援、そしてコースの大半が平坦で制限時間が7時間という、身も心もゆとりをもって完走しやすいコース設計が魅力です。

また交通アクセスが良く、特に富山駅周辺に宿泊・商業施設が集中しているので、富山に土地勘のない方や初めてのマラソン遠征=旅ランにもおすすめです。

これから、昨年11月3日に行われた富山マラソン2024の振り返りと大会の特色を連載します(全4回)。

連載第1回の今回は、昨年の富山マラソンのデータと過去4回出走した私自身の経験をもとに、大会の特色と初心者向けの完走のポイントをまとめました。

富山が初心者・女性ランナーにやさしい5つの理由

2024年大会のスタートライン付近のようす

完走率95.5%…フレンドリーな大会設計

2024年の富山マラソンでは、出走者13,589人のうち12,982人が完走(大会公式サイトより)。完走率は95.5%と高く、コースやサポート体制の充実ぶりがうかがえます。初心者でも完走を目指しやすい大会です。

女性ランナーの比率が高い

大会公式サイトより

フルマラソンの女性の参加者は全体の約27%。一般的な市民マラソンでは20%前後が平均とされるなか、富山マラソンは女性ランナーが比較的多いです。私もその一人で遅いほうですが、確かに走っていると「女性が多いな」という印象をもちました。

ちなみに、フィニッシュ会場の女子更衣所はとても広く、テーブルと椅子を完備。女性が快適に過ごしやすい場所だと思います。

私が利用した女子更衣所のテーブルと椅子

制限時間はゆとりの7時間

2024年大会のパンフレットより

フルマラソンの制限時間は7時間関門は10カ所ありますが、スタートブロックが後ろほうの人でも、1km9分ペースを目安に走れば完走圏内です。

途中で休んだりウォーキングを交えたりしながらマイペースでフィニッシュしたい人にはぴったりの大会です。

スタートもゴールもアクセス良好

スタートエリアの高岡古城公園は、高岡駅から無料シャトルバスで約15分。フィニッシュエリアの富岩運河環水公園は富山駅から徒歩数分と、移動がとても楽。特に疲れがピークのレース後、すぐに着替えて帰路につけるのは大きな魅力です。

フィニッシュ後も楽しめるイベント会場

フィニッシュ会場の近くの「足湯」コーナー

昨年の大会では、フィニッシュエリアの富岩運河環水公園から富山駅にかけて、音楽ステージや地元グルメの屋台、おみやげブースが並ぶイベントが開催されました。

大会の記念撮影スポットや足湯コーナーなど、ランナーにはうれしいサービスがあちこちにあります。走り終えた後に十分休めて楽しめますし、応援の家族や友人にも喜ばれます。

気象とペース配分のポイント(初心者向け)

風も弱く湿度も適度で走りやすい反面、日陰がほとんどないコースのため、体感気温は高くなります。

ただ、風は涼しいので、給水所で水を体にかけると一気にクールダウンして楽になります。

しかし、特に5km地点以降は日差しを遮るものがほとんどなく、熱中症対策は不可欠。帽子、サングラス、冷却シート、ドリンクボトル、塩分タブレットなどを用意して、厳しい暑さに備えましょう。

中間点前後の新湊大橋は最大の難所

新湊大橋のようす

新湊大橋は眺望が抜群で、大会の目玉スポット。ですが、エリートランナーでさえも上りも下りもかなりきついポイントです。

フルマラソン5時間台以降の初心者ランナーは、無理せず早歩きでOK。ここでがんばってしまうと後半がきつくなります。

関門閉鎖時間を頭に置きつつ、富山湾と立山連峰の絶景を楽しみながら進みましょう。ここで体力を温存しておくことが、完走への鍵です。

終盤にもう一つの山場の呉羽山エリア

35km過ぎに待ち受ける呉羽山の上り坂は、疲労のピーク時には大きな壁。

暑さとダブルパンチになるので、スタート時はペースを落とし、最後のひと登りのために余力を残しておきましょう。

まとめ

富山マラソンはこんな人におすすめです。

• 初めてフルマラソンに挑戦したい方
• ゆっくりマイペースで走りたい女性ランナー
• 応援や観光(グルメ・癒し)も楽しみたい家族旅行ランナー
• 完走より「楽しく走りきる」が目標のランナー
• 海、山、広大な平野と自然豊かなコースが好きなランナー

富山マラソンは、データも証明する通り「初心者や女性ランナーにやさしいマラソン大会」。アクセスの良さや大会後の楽しみも充実しており、旅ランとしてもおすすめです。

2025年の大会は11月2日に開催。6月21日、富山マラソンのフルマラソンの部は定員に達しました。例年より約1ヵ月も早いペースで受付が終了しました。とても早いです。

富山は、私のお気に入りフルマラソンTOP5(愛媛、熊本城、富山、静岡、びわ湖)のうちの一つ。今年は同月の神戸マラソンに参加する予定なのでお休みしますが、また富山で走って、食べて、ゆっくり癒されたいと思います。

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次回は大会前日の「ランナー受付のようす」をレポートします。

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yurikamome
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ランニング歴16年のゆるランナーです。マラソン大会の体験レポ、使ってよかったグッズ紹介、大会のエントリー情報をまとめています。