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【富山マラソン】コースの給食情報が公開&昨年からの変更点(2022年大会)

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富山マラソン2022まであと2週間。大会公式サイトでは続々とランナー向けのサービスの具体的な情報が公開されています。

今週は、コースで提供される給食や名所をまとめた「エイド・見どころマップ」を発表。「エイド」とは、主にランナーの救護や給食、給水のためのスポットを指し、特に筆者のようにゆっくり完走をめざす人はおさえておきたいところです。

今回はその「給食」にスポットを当て、昨年の大会と内容を比べながら富山マラソンでの“食”の特色をまとめました。

※2016年大会の時にいただいた「ますずし」

今年と昨年の給食を比較

日本国内の多くの市民マラソンでは、ランナーの栄養補給やご当地の名産を振る舞いPRする給食が設けられています。スタートからフィニッシュまでバランスよく配置され、ランナーを後押ししてくれます。富山マラソンも同じです。

★今年(2022年)の大会

※大会公式サイトより

2022年大会の給水・給食スポット

太字で示した給食は、下記の記事で取り上げています。

スタート
 水、スポーツドリンク

1)4.5km

 水、スポーツドリンク

2)8.8km
 水、スポーツドリンク

3)11.6km
 水、スポーツドリンク、ようかん、こんぶあめ、チョコレート

4)14.7km
 水、スポーツドリンク、こんぶあめ、梅干し

5)18.6km<新湊大橋・入口>
 水、ますずし、天むす、ようかん、チョコレート

6)22.8km<新湊大橋・出口>
 水、スポーツドリンク、こんぶあめかりんとうまんじゅう

7)25.6km
 水、スポーツドリンク、ようかん、しろえびせんべい、ミニトマト

8)28.0km
 水、チョコレート、ミニトマト

9)29.3km
 水、スポーツドリンク、こんぶあめまんじゅう、ようかん

10)33.2km
 水、炭酸飲料(コカ・コーラ)、オレンジ、チョコレート

11)35.7km
 水、スポーツドリンク、さくらあめ創作和菓子(甘金丹)

12)37.3km
 水、スポーツドリンク

13)39.6km
 水、スポーツドリンク、ようかん、チョコレート

フィニッシュ
 スポーツドリンク、バナナ、パン(なめらかヨーグルトクリームパン)

 

★参考:昨年(2021年)の大会画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2021%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E7%B7%A8%E9%9B%86%E7%94%A8.jpg

昨年大会からの給食の変更点

今年の大会の給食は、昨年に比べていくつか変わっています。

食べ物の種類が14→15に増加

飲料は昨年と同じく(い・ろ・は・す)、スポーツドリンク(アクエリアス)、炭酸飲料(コカ・コーラ)ですが、食料の種類が1つ増えました。

梅干しとミニトマトが加わる

最近復活したマラソン大会では、まだ生ものを控えているところが多いですが、富山マラソンでは梅干しとミニトマトが提供されます。どちらも疲労回復の助けになります。

パンが復活

神戸の名店「ドンク」さんのパンが再登場。味はなめらかヨーグルトクリーム。フィニッシュ地点で配られます

創作和菓子のブランドが変更

富山のご当地お菓子店による創作和菓子が、昨年の「越中富山の売薬さん(チョコ・プレーン)」から「甘金丹」(かんこんたん)に変わりました。

甘金丹は、丸くてふんわりしたスポンジケーキにカスタードクリームが入った定番のお菓子。創業60年の地元の洋菓子店「リブラン」さんの人気商品です。

[blogcard url=”https://www.lisblanc.com/?p=828″]

ちなみに東京・日本橋にある富山県のアンテナショップ「日本橋とやま館」でばら売りしています。

筆者
筆者
マラソン大会のご当地給食は、遠征ランナーにとっておみやげの試食もなるのが魅力。筆者が調べた限りでは、源さんの「ますのすし」やリブランさんの甘金丹、日の出製菓産業さんの「しろえび紀行」 がJR富山駅やJR新高岡駅で買うことができます。

ご当地の老舗の銘菓に注目

リブランさんの甘金丹のほかにも、富山マラソンでは老舗の銘菓が振る舞われます。

昆布の老舗、室屋さん「こんぶあめ」1.6kmから35.7kmの間のいくつかにあります。

[blogcard url=”https://www.konbunomuroya.co.jp/SHOP/188955/list.html”]

放生若狭屋さん「ミニかりんとうまんじゅう塩あん」22.8kmにあります。

[blogcard url=”https://houjou-wakasaya.jp/gallery/”]

今年で創業360周年の島川あめ店さんの「さくらあめ」は35.7kmで。昔の製法によるめずらしい麦芽飴です。

[blogcard url=”https://shimakawanoame.jp/”]

[blogcard url=”http://www.music-toyama.jp/sakura/info02.html”]

筆者
筆者
島川あめ店さんのあめを「日本橋とやま館」で買ったことがあります。富山の名君、佐々成政公にちなんだ「のど飴」で、カンゾウやショウガなどの漢方の苦みと麦芽のほんのりとした甘味が感じられます。食感はやわらかく不二家のミルキーに近いです。空気が乾燥する季節にぴったりです。

富山マラソンの給食は環境にも配慮

富山マラソンでは「富山マラソンSDGs宣言」を掲げ、車いすマラソンの部の設置や大会前のゴミ拾い活動、ランニングシャツのリサイクルなど、人と環境にやさしい世界標準の大会をめざしています。

給食の余剰の一部を福祉施設などに寄付

給食で余った飲食物をフードバンクとやまさんの協力のもと、福祉施設などに寄付するとのことです。

紙コップやペットボトルをリサイクルに

富山マラソンでは今回初めて「紙コップのリサイクル」を行います。ペットボトルだけではなく、ランナーが使用した大量の紙コップをゴミにしないという新しい試み。ぜひ広がってほしいです。

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多くの市民マラソンでは、使用済み紙コップや給食の残しなど大量の廃棄物を出します。富山マラソンのように、人と環境に配慮した具体的な取り組みを数多く実践する大会は、全国的に見て決して多くはありません。

時代に合わせたエコ活動にランナーも参加し、日本の自然の豊かさ、歴史ある文化を体感できるこの大会。海外のランナーさんにこそ支持されるのではないかと思います。