2024年3月10日に行われるびわ湖マラソンの一般ランナーの募集が、来月8月1日から始まります。
それに先立ち、大会公式サイトでランナー募集の要項が公開されました。その内容にもとづき、募集要項のポイントと前回大会から変わった点をまとめました。
大会の概要は23年と同じ
ランナー募集のパンフレットによりますと、次回24年大会の概要は、今年の23年大会とほぼ同じとえていいと思います。
2024年大会のポイント(23年大会と同じ点・変わる点)
前回と同じ
募集定員(7000人)
スタート地点(皇子山陸上競技場)
フィニッシュ地点(烏丸半島)
参加料(15000円)
アスリートビブスは事前に送付
制限時間(6時間)
完走賞(メダル、タオル ※どちらも予定)
前回と変わる
マラソンコースの一部区間
出走権付なしの「びわ湖マラソン宿泊プラン」を販売
以下、大会の変更点を2つまとめました。
マラソンコースの折り返し地点が変更
マラソンコースの折り返し地点全3ヵ所のうち、2カ所が変わります。
今回(24年大会)
前回(23年大会)
マラソンコースの折り返しの変更点
●変更1:折り返し①、②が15km~中間点付近(メロン街道)に移動
●変更2:滋賀県運転免許証センターの折り返し(30km付近)が廃止
前回の最初の折り返し(10km付近)は道幅が狭かったです。今回は「メロン街道」に折り返し①、②が設けられます。幅が広くて見通しがよいのでしょうか。知り合いと走る人は、この折り返しエリアでお互いを見つけられるかもしれません。
出走権なしの大会宿泊プランを新たに販売
マラソンのエントリー開始時期と併せて、7月31日より滋賀県内の各ホテルを対象とした「びわ湖マラソン宿泊プラン」が大会公式サイトで販売されます。
前回はマラソン大会の出走権付きで旅行代金に参加費と申込手数料が含まれていましたが、今回は出走権付きではなく、宿泊のみのプランです。大会には別途自分でエントリーする必要です。
ちなみに、23年大会の出走権付き(参加費込み)宿泊プランは、以下の通りです。
ホテル | 部屋タイプ | 旅行代金 | 定員 |
東横イン京都琵琶湖大津 | 1名1室 | 26500円 | 30名 |
琵琶湖ホテル | 1名1室 | 44000円 | 10名 |
びわ湖大津プリンスホテル | 1名1室 | 36000円 | 10名 |
宿泊プランの特典
・各ホテルからスタート地点へ無料バス(朝6時台発の1本のみ)で送迎
・大会当日の朝食付き(おにぎり2個、バナナ1本、ボトルドリンク1本)
ホテルから会場への直通無料バスが付いているのがいいですね。大津駅に近いホテルは、スタート会場へのアクセスがやや難です。びわ湖浜大津駅に近いホテルは京阪電鉄が便利ですが、今年の大会では車内が大混雑したもようです。もし今回も同じ特典があればバスを使うのがよさそうです。
この宿泊プランとは別に、琵琶湖観光を兼ねたツアーも継続される予定です。
前回は、大会の前夜祭として琵琶湖でのナイトクルージング、大会当日はフィニッシュ会場とおごと温泉、大津港を結ぶ送迎クルーズ(全3便)が運行されました。
琵琶湖のナイトクルージング&パーティでお祭り気分を味わいたい人、おごと温泉でマラソンの疲れを癒したい人にはぴったりなツアーです。
筆者は今年の大会で、フィニッシュ会場からの送迎船に乗っておごと温泉に行く予定でした。しかし、スギ花粉のアレルギーとマラソンの疲れが重なり、くしゃみや鼻水、頭痛がひどくてあきらめました(泣)。フィニッシュの後、夕暮れの琵琶湖を船から眺めるのもよさそうですね。
大会の雰囲気がわかるPR動画に注目
先日YouTubeで公開されたびわ湖マラソンのPR動画(以下)に、大会の特色がコンパクトでわかりやすくまとめられています。
コースの高低差はほとんどなく、また道幅が広くて直線道路が多いので、前方のランナーや建物を目標物にしてペースをうまく配分できます。2、3時間台のシリアスランナーは記録を狙いやすく、完走ぎりぎりノロランナーの筆者でもゆったりストレスフリーで走れます。
給水・給食も充実。筆者は足がノロいので目玉の「近江牛ローストビーフ」の給食スポットに着いた時には残っていませんでしたが(笑)、近江米のおむすびや滋賀県産いちごゼリーなど、ご当地らしい給食はしっかりいただけました。
当ブログでも、びわ湖マラソンの体験レポートをまとめています。来年の大会への参加を考えている方のヒントになれば幸いです。