6月4日に開催された千歳JAL国際マラソン(北海道千歳市)の「旅ラン日記」(体験レポート)を、全8回にわたってつづります。大会のようすや旅のごはん、おみやげなど、千歳のマラソンと旅の魅力をさまざまな角度からまとめます。
今年で43回目を迎えた伝統ある大会で、コースはこの日だけ特別に開放される緑の美しい林道。ひんやりさわやかな緑のトンネルを駆け抜けます。大会全体は小ぢんまりして温かみがあり、給水所での熱い声援もランナーの力になります。
今年の大会を振り返りたい方、来年の大会に参加したい方、千歳・札幌に観光に訪れる方にとって何かプラスなればうれしいです。
<連載テーマ>
【1】スタート・フィニッシュ会場のようす
【2】千歳・札幌のおみやげ(もらったもの・買ったもの)
【3】千歳・札幌のグルメ(おいしかったもの)
【4】千歳・札幌のおすすめホテル2軒
【5】1日目:羽田&新千歳空港で買いもの&ランチ
【6】2日目:白樺が映えるさわやかな林道を走る(マラソン)
【7】3日目:ケサラン・パサランが降りてきた!(札幌・円山公園)
【8】千歳・札幌の旅ランでかかったお金
第1回のテーマは「スタート・フィニッシュ会場のようす」。スタート・フィニッシュ地点と手荷物預かり所、更衣室が集まるアリーナのようすをレポートします。
・スタート・フィニッシュ会場は千歳市スポーツセンター ダイナックスアリーナ。手荷物預け所、更衣所、フィニッシュ地点、物販コーナーがまとまっている
・手荷物預かり所からスタート地点までの距離が遠い(約1.9km)
・JR千歳駅からマラソン会場は無料シャトルバスが運行していて便利
今大会の概要
大会名称:第43回 千歳JALマラソン
日時:2023年6月4日(日)
・ 17kmマラソンスタート:8:40
(Aブロック※以下、Eまで10分おきにスタート)
・フルマラソンスタート:9:40
(Aブロック※以下、Eまで10分おきにスタート)
種目:フルマラソン、17kmマラソン
フィニッシュ閉鎖時間:16時20分
※各所に関門あり
大会データ(天候、完走者数)
以下、千歳JAL国際マラソンの大会公式サイト、大会パンフレット、気象庁のデータよりまとめました。
<大会当日(6月4日)の天候>※気象庁より
最高気温:17.6℃ 最低気温:3.3℃ 平均風速:3.3m/s 降水量:4.4mm
※朝は小雨。大会中も雨が混じり、時々晴れ間が見える一日でした。
<2023年大会の定員・完走者数>
※下欄数字は人数、エントリーは先着順
●17kmマラソン
定員:3000
(完走者数)
男子:1565 女子:690 合計:2255
●フルマラソン
定員:3000
(完走者数)
男子:1872 女子:306 合計:2178
スタート会場へのアクセス
マラソン会場の最寄り駅はJR千歳駅。駅の西口からマラソン会場である「千歳市スポーツセンター ダイナックスアリーナ」(以下、アリーナ)まで約2kmあります。
JR千歳駅から無料シャトルバスが運行
無料のシャトルバスが便利。千歳駅から徒歩でも行けます。
JR千歳駅から乗り心地のよい観光バスでマラソン会場へ。バスは途切れなく運行されました。
スタート会場のようす
スタート会場全体図
。
バス降り場からアリーナ(手荷物預け所)へ
スタート・フィニッシュエリアである青葉公園はとにかく広い。バス降車場から手荷物預け所のあるアリーナまで550m以上あります。
手荷物預け所(アリーナ)の入口
シャトルバスに乗った人は、アリーナの裏手にある出入口から入ることになります。
手荷物預け・休憩エリア
アリーナの2階席から撮った1階のようす。ランナーは手荷物を整理し休憩することができます。
アリーナの正面入り口
歩いて来た人や駐車場を利用した人はアリーナにはこちらから入場します。
アリーナのエントランス
大会の案内や完走Tシャツ、参加賞タオル、記念Tシャツなどが展示されていました。
アリーナ1階の各コーナー
貴重品預かり所
封筒に入るくらいの貴重品を預けることができます。
完走Tシャツ受付
フルマラソンだけではなく17kmマラソンのランナーも完走したらTシャツがもらえました。
フリーマーケット(プレゼント受取所)
過去の大会のタオルやTシャツを販売。アスリートビブスの番号による「お楽しみ抽選会」で当たった賞品もここで引き取ります。
筆者も記念にいくつか買いました。
過去の大会のTシャツ。
今年の大会記念Tシャツも売っていました。
お楽しみ抽選会の結果発表
アスリートビブスの番号がプレゼントがもらえる抽選会があります。ご当地ビールなど、さまざまなプレゼントが用意されているので、要チェック。
ゴミ箱
ゴミはしっかり分別して捨てます。
トイレ
女子トイレはとても空いていました(前に2、3人しか並んでいなかった)。中はリフォームしたてのようにきれいで清潔。
トイレはアリーナの外にもあります(30基)。
アリーナ2階の各コーナー
フリースペース(手荷物が置ける)
アリーナの1、2階の所定のスペースに、ランナーは荷物を自由に置くことができます(あくまでも自己責任で)。
アリーナ周辺の各コーナー
特設会場
イベント、食事・物販コーナーが、アリーナのそばに設けられていました。
食事用のテーブル席がテントやキッチンカーに囲まれていました。
おいしそうなスープカレー屋さん。
ほかにもそばにインドカレーのキッチンカーがありました。
たこ焼き、焼きそば、お好み焼き、フランクフルト、フライトポテト、焼き鳥など。
坦々焼きそば、牛モルモン焼うどん、焼きそばなど。
ほかにも北海道産のおそばが食べられるスタンドがありました。
千歳空港にもお店がある佐藤水産さん。おむすび、石狩鮨、かにいなり鮨など。
スポーツのサプリでおなじみのWINZONEの物販コーナー。エナジージェルが3個500円。完走セット1000円。安っ!
大型スクリーンで北海道の観光案内などが見られました。
フィニッシュゲート
アリーナのそばにフィニッシュゲートがあります。
完走後、バナナとボディメンテをいただきました。
ウォーミングアップ会場
「スタート位置まで15分」とありますが、足が遅い人はもっとかかると思ったほうが良いと思います(スタートブロックまでの道中、坂がけっこうあります)。
緑のトンネルが気持ちいい。
ウォーミングアップ会場(青葉陸上競技場)
ウォーミングアップができる会場。スタート地点に向かう途中にあります。
広々していて存分にアップできます。
仮設トイレが2カ所ありガラガラ。1つは競技場のメインスタンドそばにあります。
もう一つのトイレはトラックの第4コーナー付近にあります。ガラガラ。
アリーナから約1.9km。ようやくスタートブロックに到着しました。
まとめ
スタート会場までのアクセスは、シャトルバスが便利です。歩いても約2km。ランナーなら歩ける距離だと思います。
会場のトイレが空いていて快適でした。
公園内がとても広くて、アリーナからジョギングするだけで十分な準備運動になります。自然が豊かな大会で、トレイルランはきついけれど緑の中を走りたい、という筆者のようなゆるランナーにぴったりな大会でした。
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長文・駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は、大会でもらったものやおみやげに買ったものをレポートします。