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【びわ湖マラソン】中間点からフィニッシュまでのようす…2024年大会の旅ラン日記(2)

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2024年3月10日に開催されたびわ湖マラソン(コース:滋賀県大津市、草津市、守山市)の「旅ラン日記」(体験レポート)の連載(全8回)です。

第2回の今回は「中間点からフィニッシュまでのようす」。マラソンコースの道中をつづります。

※写真:大会のフィニッシュゲート

<連載テーマ>

【1】スタートから中間点までのようす ★
【2】中間点からフィニッシュまでのようす
【3】大津・京都のおみやげ
【4】大津・京都のおいしいもの
【5】天皇家ゆかりの名刹で浄めのお泊り

 ― 創立987年・門跡寺院 圓満院の宿坊に逗留
【6】いろいろな “紫式部” に会ってきた
 ― 石山寺・平和堂石山・蘆山寺・京都御所・出町商店街
【7】びわ湖・大津の旅ランでかかったお金
【8】番外編:雄足(おたり)さんと黒主(くろぬし)さんのお話

 ―もう一つの石山寺縁起・大伴黒主神社・能「志賀」

第1回のテーマは「スタートから中間点までのようす」。スタート前の雰囲気やコースから望むきれいな風景をレポートします。

・中間点からフィニッシュまでおおむね平坦で見通しがよい

・湖からの強い風はあまり感じられず、前年よりもラクに走れた

・フィニッシュ後に近江米おにぎりと豚汁のサービス。ほぼ食べ放題

・イベント会場の飲食店は午後3時台にはほぼ売り切れていた

大会のコースと給水・給食マップ

コースマップ

中間点から先は湖岸を走りますが、ほとんど平坦。特に30km過ぎは見通しの良い直線コースです。

第3関門(25.7km)がフィニッシュ会場の横にあります。

コースの後半で昨年から変わった点が1カ所あり、県免許センターに行くルートがなくなりました(上図の「変更2」)。

給水・給食マップ

コースの後半に近江牛ローストビーフや走り井餅など豪華な給食がありますが、5時間後半フィニッシュのノロい筆者が着いたころにはありませんでした。

フィニッシュまでの間、給食のバナナをこまめにいただき、携行した補給食をすべて食べ切ったので、空腹にならずに完走できました。

中間点からフィニッシュまでの道のり


中間点は「メロン街道」の途中、草土低温倉庫のそば。

第6給水所(21.5km)で近江茶のサービス。ボランティアさんの話によると、このお茶はランナーにとても好評とのことです。

お茶一杯で気分が落ち着きました。17kmのエイドで配給された叶匠寿庵さんの「白姫餅」一緒にいただけばよかったと、このブログを書いている時に気づく。

第3関門(25.7km)はフィニッシュゲートのそば。あと17kmもあるのか…。滋賀県知事の三日月さんがいて笑顔で手を振ってくれました。びっくり。

30km:雪の比良山系がくっきり見える

30km通過。前方に雪の比良山系がくっきり見えてきます。

30kmを過ぎると平坦な直線コースが続きます。このあたりで、とび太くんのお面を付けたカップルとスライド。かわいかった。

第5関門(33.3km)は写真中央の白い建物のあたり。まだ先だけれど見通しがいいので少しずつ目標に近づいてくるのがわかり、がんばれます。

第5関門からほどなくして、SGホールディングス陸上競技場へ。近江牛ローストビーフのコーナーはここですが、私は今年も逃しました(笑)。ちびっこたちのチアがかわいかったです。


35km。パネルのビワマスが「もう少しがんばれ~」。このあたりでお母さんと娘さんのペアが一緒に走っていて、お父さんがすでに先を走っていることに気づいたもよう。一家で走っている人もいるんですね。


「あと5km」
のエイドで高校生たちから熱い声援をもらいました。「足上げて!」「顔上げて!」におされ、バナナを2口もらってからふたたびGO。

37kmあたりの右手からフィニッシュの烏丸半島がくっきり見えます。完走(完歩)が見えてきたので「ゆるっと行こうかな」と思っていたら、沿道から「足上がってるよ!そのペース!」の激が。がんばってペースアップすることに。

40.9km:最後の関門

40km。この先にある最終の第5関門(40.9km)を午後2時20分(スタートから6時間)までに超えればOK。勇ましい太鼓の演奏がパワーになりました。

42km前後のアップダウンが地味に足にこたえます。フィニッシュはこの坂を下って右手。脇に7kmの近江大橋でも応援してくれたご家族がいました。ありがとう。

フィニッシュ会場のようす

会場の全体図

フィニッシュ会場のつくりは昨年と同じ。フィニッシュゲートから手荷物返却エリア、更衣室、イベント会場まで一直線で近接。

わかりやすくて、だらだら歩かされることがないのがgoodです。

いよいよフィニッシュゲート。筆者のタイムは5時間45分。前週の東京マラソンから2週連続のフルマラソンでしたが、その時よりも約40分早くフィニッシュできてよかったです。完走メダルを滋賀県知事の三日月さんに首からかけていただきました(笑)。

「素材まるごとプロテインバー」「ポカリスエット」もいただきました。

手荷物返却エリア。預けた手荷物をいただいてから、ここで少し休憩。

女子更衣室は手荷物返却エリアの先。

筆者はビリのほうだったので、テント内には人がかなり少なくて広々していました。筋肉痛バキバキで床にしゃがめないランナーには、このテーブルはありがたい。

テーブルにいただいたものと手荷物を置く。

汗拭きシートで体をふいたり、花粉アレルギーの薬を飲んだり。

アロマオイルで肩、背中、腰、足をしっかりボディケア。体が軽くなります。さわやかな香りもgood。気分がすっきりします。

イベント会場(WELCOME フェスタ)のようす

会場のマップ

物販やイベントが行われる「WELCOME フェスタ」では、フィニッシュ後の休憩や食事にぴったり。滋賀のおみやげも買うことができます。

オープンは10時から16時まで。ほぼビリの筆者も、時間にゆとりをもって過ごすことができました。

イベント会場の入り口前に総合案内があります。ちなみに帰りの最寄駅行きのシャトルバスの乗り場は反対側にあります。

マラソン会場での忘れ物は、一定の期間、大会事務局さんがまとめて預かってくれるとのこと。忘れ物をした人は、後日相談できます。

総合案内の裏手にトイレがあります。「イナズマロック フェス」の寄付金の一部で修繕された施設。きれいで快適。空いていました。

トイレに「消臭力」を配備。西川貴教さんの影響と思われ(笑)。

イベント会場内のようすはこちら↓。筆者は午後3時15分ごろに入りました。

第一生命のイベントブース(写真右手)。

からあげとかフライドポテトとか。

ハンバーガーがおいしそう。

やきそばとかたこ焼きとか。売り切れていました。

滋賀のおみやげ販売ブースや観光案内など。

びわ湖マラソンオリジナルグッズがその場で1000名に当たる抽選会場もこちら。筆者はオリジナルボールペンが当たりました。昨年はトートバックでした。

ランナーのサービスとして、近江米おにぎりと「自衛隊特製とん汁」がほぼ食べ放題おにぎりの具に滋賀の漬物・日野菜が入っていておいしかったです。飲食ブースやキッチンカーがほぼ売り切れだったので、このおにぎりとお味噌汁のおかわりはとても助かりました。ボランティアさんが会場内を回って振る舞ってくれたことも、疲れて歩けない筆者にはとてもうれしかったです。

イベントが終わったステージで記念撮影ができます。

筆者もボランティアさんに撮っていただきました。

ていねいなお花の飾りがうれしい。白いチューリップと青いムスカリ(?)の花から、マラソンコースから望めた雪の比良山系がイメージされます。

芝生広場の先に雪の比良山系。マラソンの最後まですばらしい風景が拝めました。

湖もきれい。高速船が見えました。

大会オリジナルツアーとして、フィニッシュ会場から「守山温泉 水春」行きの高速船が出ています(4便)。おごと温泉経由大津港行きの船もあります(2便)。

フィニッシュ会場とJR草津駅またはJR守山駅を結ぶ無料シャトルバスが出ています。草津駅ルートはバス停車場から駅まで約10分歩くので、疲れて歩けない人は守山駅ルートがおすすめ。

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長文・駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回はびわ湖マラソンの旅のおみやげ。大会でもらったもの、大津・京都で買ったものをレポートします。