3年ぶりの開催となる愛媛マラソン(2/12)のランナー対象の事前送付物が1月16日に郵送されました。筆者の東京の自宅には翌日に届きました。
さっそく付物の内容とコロナ前最後の大会(2020年)を比較。筆者はその20年大会と19年大会に参加しているので、そのときの経験を踏まえながら、今大会の主な変更点や注意点をまとめました。
2023年大会のポイント(まとめ)
20年大会と同じ
大会前当日のタイムスケジュール、ランナー受付と「大会メイン会場」(スタート&フィニッシュ)の場所、参加賞引換所とコース救護所の場所、更衣室の場所と使用可能時間
20年大会とほぼ同じ
コース上のトイレの位置と数、関門場所(全10カ所)と関門閉鎖時間、フィニッシュ時の動線
※コース上のトイレの場所・数に少し変更あり(数がやや減)
※大会メイン会場のトイレの位置も少し変更あり(自分のブロックのそばにあるか要チェック)
※19.5km関門の閉鎖時間が2分繰り下げ。その他は20年大会と同じ
●<注意>大会前日のランナー受付の終了時間が19時→18時に早まる
●大会当日のスタート会場への入口が3か所に限定(検温を実施するため)
●手荷物預かりの場所がスタートブロックの横に2カ所に分散
●スタートブロックの数が「S、A~G」→「S、A~L」に増える
●フィニッシュ後の会場内の食べ歩きは禁止(飲食エリアあり)
●大会前日の「開会式」はなし
●「お接待所」(フィニッシュ時の給食)の設置なし
●「マッサージサービス・テーピングサービス」もなし
事前送付物はランナー受付で必要なもの一式
以下の内容物が郵送されました。
●アスリートビブス(ゼッケン)引換券・参加賞引換券・体調管理チェックシート(裏面に手書きで記録)
●「参加のご案内」
●チラシ(フクヤスポーツ、南海放送、オールスポーツコミュニティ)
●第60回愛媛マラソン記念品引換券(県外ランナー対象)
体調管理チェックシートの記入期間は2月5日から大会当日まで。検温など忘れずに行いましょう。
「参加のご案内」は大会公式サイトでも確認可
今回送付された「参加のご案内」(写真左)は、大会公式サイトの「ランナー必見!」からダウンロードが可能(PDFファイル)です。
このページ↓には、大会前当日のタイムスケジュールや会場案内図、注意点がコンパクトにまとまっています。スマホでいつでもチェックできるのでブックマークを。
https://ehimemarathon.jp/must_see/
ランナー受付では「本人確認書類」を忘れずに
大会前・当日のランナー受付の会場は「南海放送本町会館」です。大会メイン会場から道路をはさんですぐの場所にあり、とても便利です。
松山空港発のリムジンバスの停留所(愛媛新聞社前)のそばでもあるので、空港から来る遠征ランナーはバスを降りたら受付に直行するのもおすすめです。
受付時に「アスリートビブス」や「手荷物預かり袋」など、大会当日に必要なものを一式もらいます。その後、受付済みの証明となる「リストバンド」が配布され、その場で付けます。
ランナー受付で提示する「本人確認書類」(運転免許証、マイナンバーカードなど。「参加のご案内」に詳しく記載)は絶対に必要です。
大会時に「全国旅行支援」対象のホテルに泊まる人は、ランナー受付でもOKな「本人確認書類」を持っていくと便利。ちなみに筆者は、健康保険証とパスポート(念のため顔写真付きの書類として)を持っていきます。
参考:「えひめぐり みきゃん割」(愛媛県「全国旅行支援」)のFAQ(本人確認書類について)
https://ehime-micantabiwari.jp/faq
ホテルにチェックインする時は、この本人確認書類とあわせて、コロナワクチン接種に関する証明書類も必ず提示しなければなりません。
大会の前日に受付を済ませると、会場で先着2000名に「キネシオテープ」がもらえます。
参加賞(Tシャツ)がもらえる場所は別にあり、「大会メイン会場」の芝生の広場になりますが、ランナー受付の近くです。ついでに済ませておきましょう。受け取り時間は、大会前日は12時から18時までで、ランナー受付よりも1時間早く開始します。大会当日は朝7時30分から9時までです。
大会メイン会場でマラソンに必要なものが買える
大会メイン会場ではマラソンの前・当日に、ご当地のスポーツ用品店「フクヤスポーツ」さんのビッグバーゲンセールが行われます。ウェアや靴下、栄養補給ジェルなどマラソンに必要なものが買えると思います。
※19年大会のセールコーナーのようす
同じ会場で前日14時からMIZUNO「マラソンセミナー」も行われるので、MIZUNOの最新シューズなども買えるかもしれません。
事前送付物に含まれていたフクヤスポーツさんのチラシの裏に、初マラソン・マラソン初心者向けの完走アドバイスが載っています。筆者のような5時間30分完走目標のゆるランナーにはぴったり。大会までの練習や過ごし方の参考になります。
スタートエリアとトイレの位置の事前確認を
コロナ感染対策の一環としてランナーの間隔をなるべく開けるため、今大会はスタートブロックの数が増えて、スペースが前回大会より広くなりました(以下の写真を参照)。
スタート時の会場内のトイレは、前回、前々回ともにどこも混んでいました。トイレに不安のある人は、ランナー受付のついでに会場に行ってトイレの位置と数をチェックしておくと安心です。
会場の近くには、遠征ランナーが利用するホテルがたくさんあります。大会の朝はゆとりをもって行動するのが鉄則ですが、トイレについては時間の許す限り宿泊するホテルで利用するのもアリです。
給食では20年大会と同じ種類が提供?
コース上の給食所では、愛媛のご当地お菓子など3年前の大会と同じ種類のものが振る舞われそうです。
※「参加のご案内」より抜粋。救護・トイレと関門には20年大会よりやや変更があります(写真左の青枠)。写真右は20年大会に提供された「スポーツ饅頭」
昨今の他大会の給食から予想すると、数に限りがあると考えられます。あまり頼りすぎず、自分で必要な分を持って走りましょう。
フィニッシュ後に食べる補給食も用意を
「参加のご案内」の情報の限りでは、今大会のメイン会場には、ご当地グルメの屋台など飲食コーナーが設けられないもようです。フィニッシュ時におにぎりやパン、スープ、愛媛名産「いもたき」などが提供される「お接待所」も、今回は設置されないと思われます。
会場が市街地にあるのですぐにコンビニやレストランに行けますが、走った後の空腹をすぐに満たし体調不良を防ぐためにも、栄養ゼリーやプロテインバーなどランナー向けのフィニッシュ用の補給食を持っていくほうがよいと思います。
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大会まで1ヵ月を切りました。フクヤスポーツさんのチラシ↑にもありますが、これから本番までの過ごし方は、無理のない練習と調整が重要です。
「参加のご案内」を読みながら、ランナー受付からマラソンのフィニッシュまでの流れと動線をシミュレーションして、大会時にやるべきこと、必要なものを確認しておこうと思います。