
市民ランナーからの支持が厚く、ランネットの「大会ランキング」で18週連続1位(2025年6月13日現在)を記録中の愛媛マラソン。2026年大会は2月1日(日)に開催されます。
大会の要項とエントリー情報が6月10日に公開され、アスリートエントリーは6月13日から受付が始まりました。一般エントリーは8月1日から19日までとなっています。
私は愛媛マラソンの常連で、今年を含めて過去に4回出場しています。完走タイムは制限時間ギリギリですが、毎回楽しく思い出深い大会です。
そんな私の視点から、2025年大会からの変更点や注意点、初心者の方にも役立つポイントをまとめました。
※写真は愛媛マラソンのスタート・フィニッシュ会場(城山公園)の入り口のようすです。
2025年大会からの主な変更点
開催日は「2月1日(日)」に前倒し
通常は2月第1日曜日の開催ですが、2026年は1日が日曜のため、例年より少し早い日程になります。
受付方法が「QRコード」に変更

従来の「引換券郵送」は廃止され、参加票(QRコード付き)がメールで3回送信されます(1月7日・19日・29日)。
届かない場合は、メールアドレスの誤入力や迷惑メール設定などを確認のうえ、早めに事務局へ連絡しましょう。
世界大会との連携も予定
東京マラソンが含まれる世界7大会のシリーズ、「アボット・ワールド・マラソン・メジャーズ」が市民ランナー向けに設定している「AbbottWMM MTT Age Group World Championships(40歳以上対象)」へ、今回から愛媛マラソンが加盟することになりました。それにともない、氏名・記録などが主催団体に提供される可能性があります。
参加賞はTシャツに変更


※2023年大会の参加賞Tシャツ
2025年はソックスでしたが、2026年大会はオリジナルTシャツが参加賞になります。
大会概要(2026年)

種目はフルマラソンのみ。コースや制限時間など大会の概要は2025年大会と同じです。
大会名:第63回 愛媛マラソン
・開催日:2026年2月1日(日)10時スタート
・種目:フルマラソン(42.195km)
・コース:県庁前~北条文化の森~城山公園
・制限時間:6時間(号砲基準/関門あり)
・定員:1万人
くわしくは大会公式サイトをご確認ください
エントリーのスケジュール

エントリーの区分は4つ。他の大会に比べて申込期間が比較的短いので要注意です。
参加者がさらに増える可能性も

2025年大会は過去最多の約1万656人が参加。来年の大会は、一般エントリー枠の抽選倍率がさらに上がり、大会当日もスタートブロックがより混み合う可能性があります。
まとめ

愛媛マラソンは主要な駅や道路、空港からのアクセスがよく、県外からの遠征者も参加しやすい大会。コースや会場が広くてランナー向けのサービスが充実しています。沿道からの温かい応援も魅力です。
マラソンのコース、会場、タイムスケジュールなどは2025年大会と大きな変更はないため、常連の方は例年と同じ感覚で参加して問題なさそうです。
ただし、完走ギリギリレベルで後ろのブロックからスタートするランナーとっては、スタートロス(10分以上)や関門の時間に要注意です。抽選に当たったら、日々の練習で走力を上げ、当日の装備なども万全にして大会に臨みたいものです。
参考:2025年大会の完走者数・完走率
出走者数:10656人(男子8561人 女子2095人)
完走者数:9470人(男子7771人 女子1699人)
完走率:88.87%
これから初マラソンに挑戦する方や、「いつかは出てみたい」と思っている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
