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【私見】大規模なマラソン大会でのアクションカメラ撮影と安全マナー・・・自撮り棒は本当に必要?

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はじめに
この記事では「マラソン大会中のアクションカメラ撮影はどうすれば安全か?」についてまとめています。

SNSを中心に、いわゆる「撮るラン」——マラソン大会の雰囲気や景色を動画で記録する楽しみ方が、すっかり一般的になりました。

私自身もアクションカメラ(GoPro)を活用しており、大会の思い出を残す喜びをよく知っています。

ただ最近、1万人以上のマラソン大会のレース中に自撮り棒を伸ばしたまま走行する動画を見かけることがあり、その安全性について改めて考えるようになりました。

撮影自体はとても楽しい文化ですが、大規模な市民マラソンでは、「周囲のランナーも含めた安全性」を忘れてはいけないと感じています。

※写真:神戸マラソン2025のスタートエリアのようす(GoPro10で撮影、フレームカットしたもの)

多くの大会で“棒状のもの”が禁止されている理由

全国の多くのマラソン大会では、参加案内に次のような注意が記載されています。

  • 周囲の状況を判断しにくくなる装飾や被り物
  • 長い棒状のもの(旗、槍、杖、撮影用の棒など)の携行禁止
  • 他のランナーに危険を及ぼす可能性のある物品の禁止

つまり、自撮り棒は多くの大会で禁止の対象になりうる物品です。

これは決して厳しいルールではありません。

大規模なレースでは、4〜5時間台を中心にランナーが密集し、接触リスクが高まります。棒を振る・上に掲げる・手元がブレる——このわずかな動きが、周囲の転倒や怪我につながる可能性があります。

実際、私は東京マラソンで、自撮り棒を持って走るランナーを避けようとして、周囲の数名がバランスを崩しかけた場面を見ました。

「自分は慣れているから大丈夫」という問題ではなく、

密度の高い集団の中では、誰かの予期しない動きが事故につながる

という環境があるのです。

私がレース中に行っている「安全な撮影方法」

① カメラをバックパックのショルダーに固定

バックパックに固定したGoPro 10(私が使用している装着例)

アクションカメラをバッグに装着できるクリップに固定し、走行中は手に持たないようにしています。両手が自由になり、他のランナーへの接触リスクも大きく減らせます。

私が実際に使っているクリップマウント。ユーザーにもレビューされている人気アイテムです↓


バッグに付ける以外にも、手に持って自然の風景を180°撮る、テーブルの上に置いて食事を撮る、柱に付けてパーティの様子を撮るなど、使い方は自由自在です。

② バックパックのショルダーに付けても躍動感のある動画は撮れる

※バックバッグのショルダー固定で撮影した神戸マラソンの映像フレーム

この写真は、神戸マラソンのレース中、アクションカメラ(GoPro)にクリップを装着し、バックパックで固定して撮影した動画の一場面です。

近年のアクションカメラは手ブレ補正などの性能が高く、個人用に気軽に記録するのが目的ならば、三脚やセルフィースティックがなくても、十分な躍動感と安定感のある動画が撮れます

揺れが気になることもありますが、私の5〜6時間台のペースでは十分安定しています。

つまり、「棒がないとダメ」ということは、実はほとんどありません。

③ 景色を撮るときは、周囲が空いている場所で立ち止まる

昨年の富山マラソンでも、GoProをバックパックに固定して撮影しながら走りました。

立山連峰の雄大なパノラマや新湊大橋の全景など、ダイナミックな風景も撮影しましたが、その際、まず

  • 左右
  • 後方
  • 前方

をしっかり確認。それからバックパックからカメラをはずし、他のランナーのじゃまにならない場所で立ち止まって撮影しました。

私は5時間後半〜6時間台で走っていて、周囲は比較的空いています。それでも「安全確認してから撮る」のは大前提だと感じています。

④ 無理に“走りながら”撮らなくても美しい映像は撮れる

※神戸マラソンの翌朝、ハーバーランドで撮影した日の出

実際のところ、美しい映像を撮りたいなら、立ち止まって撮るほうが

  • 手ぶれが少ない
  • 画角が安定する
  • 景色の奥行きがきれいに出る

というメリットがあります。

レースではありませんが、神戸マラソンの翌朝、早朝のハーバーランドで撮影した動画もその一例です(上記画像は、GoPro10で撮影した動画をフレームカットしたもの)。

私は、カメラやスマホのようなデジタル機械がとても苦手で、技術もセンスもありません。

でも、構えず気軽に美しい風景を残せるのが、昨今のアクションカメラの良さだと思います。

アクションカメラ文化が広がる今だからこそ

SNS時代のマラソンでは、誰かの投稿が別のランナーの模倣につながりやすく、特にフォロワーの多い人の行動は“影響力”を持ちます。

そのため、自撮り棒を使った走り方が広まると、大会全体の安全性が下がる可能性があります。

多くの場合、それは「悪意」ではなく、

  • 知らなかった
  • 便利だからやった
  • 他の人もやっている

といった理由から生まれる行動です。

だからこそ、実際に大会に参加している一般ランナーが、自分の経験から「安全性」について発信する意味があるのだと個人的には思っています。

大会はみんなの場所。安全を守って楽しく“撮るラン”を

マラソンには、撮りたくなる風景や、人の優しさ、ランナー同士の空気感など、残したい瞬間が本当にたくさんあります。

でもその前提には、「みんなが安心して走れる環境」があることを忘れてはいけません。

自撮り棒そのものを否定するつもりはありません。

実際、私も普段のランニング時には、自撮り棒を使ってフォーム確認をすることがあります。

ただ、大会本番は状況も密度もまったく異なります。場所やタイミングを選ばないと、周囲への影響が大きくなると感じています。

これからも、大会に出る時は安全を第一に、思い出に残る雰囲気を楽しく記録していきたいと思います。

おわりに

今回の記事は、誰かを批判したり特定したりするためではなく、大会の文化と安全マナーを広げるための“一つの意見”として書きました。

撮影文化も、いまやマラソンの楽しみ方のひとつ。だからこそ、お互いに気持ちよく楽しめる環境づくりに、少しでも役立てばうれしく思います。

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yurikamome
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ランニング歴16年のゆるランナーです。マラソン大会の体験レポ、使ってよかったグッズ紹介、大会のエントリー情報をまとめています。