11月6日に開催された富山マラソン(コース:富山県高岡市、射水市、富山市)の「旅ラン日記」(体験レポート)を8回に分けて連載しています。
5回目のテーマは、富山に到着した旅の1日目のようすです。
<連載テーマ>
【1】ランナー受付・EXPOのようす ★
【2】マラソン会場のようす 前編★ 後編★
【3】富山でもらったもの・買ったもの ★
【4】富山のおいしいもの ★
【5】1日目:EXPOで遊ぶ&おみやげ探し ★
【6】2日目:富山のフレンチで完走祝い
【7】3日目:富山市内をサイクリング
【8】お世話になったホテル&かかったお金
前回の記事はこちらです・
11月5日 7時26分 北陸新幹線に乗る
長野駅まで満席。JR東日本のえきねっとお先に特だ値の10%オフを利用。
JR上野駅から7時26分発の「かがやき503号」に乗車。全国旅行支援の影響もあってか、この号は長野駅まで満席でした。
長野駅を過ぎてしばらくすると、立山の峰々と田園風景を眺めることができます。
黒部宇奈月温泉駅を経て、
富山へ。うっすら見える青空から線状の淡い光のカーテンが広がります。尊い。
富山行きのお得なきっぷあれこれ
JR東日本 「えきねっと トクだ値30%OFF」
乗車日の1週間前からインターネットで申し込みできる割引サービス。座席数に制限があるため必ずしも希望の列車が取れない可能性があります。富山⇔上野の場合、通常(新幹線eチケット)12550円がトクだ値30%OFFなら8780円とお得。
くわしくはこちらへ↓。
https://www.eki-net.com/top/tokudane/
JR西日本 「北陸新幹線eチケットサービス」
東京発の北陸新幹線はJR西日本のインターネット発見サービス「e5489」でもお得なきっぷを買うことができます。「Eチケット早得14」で富山⇔東京が8930円です。
くわしくはこちらへ↓。
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/news/e5489-hokuriku/
東京方面から富山へ北陸新幹線で向かうとき、以上のような立山の美しい眺めを見たい人は進行方向左側(窓側・A席)がおすすめです。ちなみに右側(窓側・E席)は長野・浅間山が見えます。
9時20分 富山駅に到着
空気がひんやり。いよいよ大会本番。身の引き締まる思い。
AMAZING TOYAMA。
改札を出ると、富山マラソンのランナーを歓迎する張り紙が至るところで見られました。
6年ぶりに温かいメッセージに触れて感涙。ありがとうございます。
富山は修学旅行の場もあるんですね。
応援のメッセージ。「おみやげもどうぞ」というお誘いも。
この日の宿泊先に手荷物を預けて小休憩。それからランナー受付に行くために富山市体育館に向かいました。
途中、駅構内のイベントに道草。
この時、主に富山駅から総曲輪エリアでのアート・スポーツの大型イベント「MACHI MEGRI」、富山駅構内での「Myrouteフェスタ」と「Taktマルシェ」というPR&お店イベントが行われていました。
地元の方と思しき人々のほか、スポーツウェアにランニングシューズのマラソンランナーも多数混じっていました。
「Myrouteフェスタ」のくじ引きで「Taktマルシェ」で使える200円分のお買物券をいただきました。ラッキー。
「Taktマルシェ」には富山のおいしいお店が集結。お買物券を利用しておやつに「ラスク」を買いました。
11時 ランナー受付とEXPO に行く
富山マラソンのランナー受付とEXPOの場所は、富山駅北口(左写真)から徒歩5分の場所にある富山市体育館です。このエリアはフィニッシュ会場にもなり、駅からとても近くて便利です。
受付とEXPO(大会関連イベント)のようすは、当連載第1回にくわしくまとめましたので、下記をご参照ください。
12時 富岩環水公園でまったり
富山市体育館のそばにある富岩環水公園。晴れて暖かい日だったら、お弁当を買ってきてここでランチタイムというのもよさそうです。
時間が合えば、この公園から富山空港を発着する低空飛行のANA便が見えます。
富岩水上ラインの通行を眺めながらまったり。
遠征ランナーは富山駅南口だけですべて解決
筆者は今回、宿泊や食事のほとんどの時間をJR富山駅南口で過ごしました。下の地図はその時に利用した施設です。南口でほぼ済ませられることがよくわかります。
13時 「マルート」でお寿司ランチ
県外宿泊ランナー目線で見た「マルート」のお得ポイント
富山駅南口に隣接する商業施設「マルート」。ランナーの食事やマラソンの最低限の必需品の買うことができてとても便利な商業施設です。
ランナーに便利な施設の各階の特徴を挙げます。
※イメージ写真
1階 カフェ、レストラン、スーパー、総菜・お弁当、パン、おみやげ
駅周辺で宿泊するランナーのランチやディナー、朝食のパンや軽食、カフェタイムはこの階ですべてかないます。夕方からお惣菜やお弁当がぐんと安くなりました。
富山湾食堂
富山湾で獲れる旬の魚料理が勢ぞろい。寿司、定食、刺身、丼もの、焼き物とメニューのバリエーションが多彩です。大人気のお店なので、行きたい人は時間帯をずらすことをおすすめします。
持ち帰り用のお寿司やお刺身を買えるお店も併設しています。
示野珈琲
ていねいに淹れられたサイフォンコーヒーを味わえるお店。フードメニューも「白えびコロッケ」は期間限定商品です。こちらのカフェも満席…。
ジャーマンベーカリー
サンドイッチや菓子パン、総菜パンなど豊富にそろうパン屋さん。
放生若狭屋
富山マラソンで提供された「かりんとうまんじゅう」はこちらのマルートと「とやマルシェ」のお店で買えます。でき立てのおまんじゅうを買えるとあってか、店の前には行列ができていました。
1階には富山のおしゃれなプロダクツもいろいろ。個性あるおみやげに。
筆者は1階のイートインコーナーで「銀兆」さんのお寿司を買って、ランチにいただきました。
3階 ABCマート
もし富山駅周辺で前泊するランナーでランニングシューズを忘れた人は、この階のABCマートが富山駅から一番近くてお得に買えるお店です。
4階 レストラン・100円ショップ
4階のレストランコーナーも、富山のご当地食材を使ったレストランから手軽なラーメン店まで食のバリエーションがあります。全国旅行支援の県独自のサービス「おみやげクーポン」が使えるお店ばかりでした。
100円ショップ「Can・Do」は何かと便利。大会当日が雨の場合、スタートで待機している間に着たいレインコートを買うならここ。
とんかつ 富金豚
お魚に飽きたら、富山のご当地ポークはいかが?ほかにも氷見うどんが食べられるお店がこの階にありました。
とやま鮨 海富山
富山の海の幸のほか、ご当地のお酒もそろっています。
富山の地酒はマルート1階の「バール・デ・美富味」さんでも、カウンターでお酒を気軽に楽しめます。
人気の全国チェーン系のカフェやファストフードも、富山駅南口の商業施設内に集まっています。富山駅構内の「とやマルシェ」には「サンマルクカフェ」と「ドトールコーヒー」。マルートの反対側にある地鉄富山駅の商業施設「マリエ」には「スターバックスカフェ」と「バーガーキング」があります。
14時 きときと市場・とやマルシェでおみやげとレストランを見る
きときと市場/とやマルシェ
魚料理が豊富な飲食店やおみやげ店が並ぶ「きときと市場」と「とやマルシェ」。富山駅の改札のとなりにあり、終日多数のランナーでにぎわっていました。
のれん横丁/モザイク横丁 レストラン街(きときと市場・とやマルシェ内)
富山駅の改札のそばに飲食店が集中しています。「とやマルシェ のれん横丁」に7店、「きときと市場 とやまマルシェ」内の「モザイク横丁 レストラン街」5店の計12店。レストランや居酒屋さんをチェック。
魚どん亭
海鮮料理と地酒がそろう居酒屋さん。ランナーがおおぜいいました。
富山湾で獲れたカニやのどぐろ、さわら、ぶりがずらり。そそられます。
氷見きときと寿し
お寿司やお刺身、定食なら「氷見きときと寿し」へ。この日のおすすめのメニューは、白エビ、サワラ、車鯛、ぶり、のどぐろ、カワハギ、フクラギ、アイナメ、ホタルイカの沖漬け。
氷見牛 GYU-YA
氷見牛の焼肉やステーキ丼が食べられるお店です。
白えび亭
さくさくの白えびのかき揚げが乗った天丼をいただけるお店。
お店は東京駅にもあり、ときどき白えび天丼をお得な値段で食べられます。
富山駅に2店ある「セブン・イレブン」では、「富山マラソン特設コーナー」として、のランナーのための軽食をわかりやすい場所に設けています。大会当日、寝坊して朝ごはんが食べられなかった人や携帯食を買いたい人は、ここでバナナやカステラなどを手早く買えます。
15時 ホテルにチェックイン
1泊目にお世話になったホテルは、地鉄富山駅のそばにある富山地鉄ホテルさん。シングル・禁煙の眺めの良いお部屋でした。
ホテルに泊まった感想は、当連載の第8回(最終回)でレポートします。
17時 ととやまで富山のチューリップを買う
富山駅南口の向かいにある複合施設「CiC」1階にあるおみやげショップ「ととやま」。銘菓や海産物、地酒、工芸品、地元で人気の菓子店の一押し商品など、富山のおみやげが幅広く並んでいます。
筆者はここで、富山のチューリップの球根と、富山マラソンの給食「さくらあめ」を買いました。
18時 8番らーめんで夕食
とやマルシェのカフェ・レストランコーナー「とやマルシェEats de meets」にある「8番らーめん」さんで、野菜たっぷりのしょうゆラーメンと餃子をいただきました。体が温まりました。
19時 ご当地スーパーで翌日の朝食を買う
電鉄富山駅ビル「エスタ」の地下にあるご当地スーパー「アルビス」さんで、翌日の朝食を買いました。筆者が訪れたときはセールが始まり、サラダやドリンクなどの軽食がお得に買えました。店内にはジャージとランニングシューズ姿の人々が多かったです。
※写真は「エスタ」のとなりの「マリエ」。
19時30分 ホテルに戻る
お風呂に入って疲れをいやしました。22時には寝ました。
まとめ
富山駅南口のホテルで泊まると、このように食事やおみやげ、マラソンに必要なもので買い忘れたものなどを買うことができて便利です。各商業施設がCiC以外はほぼつながっているのも便利。雨が降っても傘なしで動けます。
富山マラソンの時期は、駅前のセブン・イレブンのように「富山マラソンのランナーコーナー」を設けてくれるなど、ランナーにありがたいグッズを目につく場所においてくれるのもうれしいですね。
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長文駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は12月18日に更新。富山の旅ランの2日目の過ごし方をレポートします。