昨年第1回大会が行われた北陸2県のマラソン大会、金沢マラソンと富山マラソンの出走権付きツアーの詳細が先日、大会公式サイトに公開されました。
金沢マラソンの出走権付きツアーの特徴
※チラシより
去年もそうでしたが、軒並み高めです。また今年は1名プランがなくなったもようです。1泊2日プランもないようです。
もっとも安いプラン:2名(大会参加者+応援者)限定
2泊3日・金沢駅発着
1名分のエントリー代等(10525円)
市内ホテル(指定不可)泊
合計:6万7000円(税込)
これに金沢-東京間の新幹線代が含まれるプランになると、2名16万8500円(税込)。また、東京駅発着の新幹線の時間指定・変更はできないようです。
もっとも高いプラン:4名(大会参加者)限定
2泊3日、金沢駅発着
市内+山中温泉泊
合計:4名32万円(税込)
参加者が減った場合、人数分の旅行代金が増額されるそうです。
自由度が少なく不便で高い
観光付きプランは大会前後の体調次第で行けなくなるかもしれないし、自由時間が少ないのが難点。新幹線付きプランも時間指定ができないのは不便です。
またマラソン大会に出るのに豪華な旅館、ホテルに泊まる必要性を感じません。金沢のマラソンコースはとてもおもしろそうだと思います。いいなぁ、と思ったのですが、確実に参加できる出走権付きツアーは1名プランがなくて2名以上でも比較的高額。またランナーへのサービスも他に比べて過剰な感じがします。
富山マラソンの出走権付きツアーの特徴
続いて10月30日開催の富山マラソンのツアーに注目。1日目に富山駅前集合、1泊2日で1名プランです。
エントリー代等(10515円)
ホテル宿泊代(1泊。指定の3施設のうちいずれか
コース下見ツアー(希望者のみ)
ニックネームゼッケン(希望者のみ)
ホテルからスタート地点への貸切直通バス代など
合計:1名2万9800円(税込)
どのホテルも大浴場付き
また宿泊対象のホテルはすべて大浴場付き。ホテルを選ぶことはできませんが、ランナーにとって広いお風呂に入れるのはうれしいサービスだと思います。
富山が初めてで土地勘のない人、コースをしっかり見ておきたい人には安心できるツアーかもしれません。
富山マラソンはコースの走りやすさと景色の美しさだけではなく、運営やサービスのほどよさが魅力です。
昨年、「ラン×スマ」で富山マラソンが紹介されました。番組によりますと、給食には、だしに改良が重ねられ、フグの骨にたどりついたという、秘伝のたれ付きの「白えび天むす」と、ランナーの通過時間に一番おいしくなるように仕込まれた「ますのすし」を用意されたとのこと。
こういう人に知られにくい心づかいがうれしいです。奥ゆかしさのあるおもてなしは心に刺さります。ますます好きになってしまいました。
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昨年富山マラソンのおみやげに、チューリップの球根を買いました。
先に、鉢の縁に植えたムスカリの青い花がいっせいに咲き始めました。
ということで、秋のフルマラソンの最有力候補は富山かな、と思っています。富山に出ると決めたら、まず4月23日開始の先着順エントリーをクリアしなくてはなりません。