横浜マラソン(11/10)のエントリーが先週17日から始まりました。同時に、女性の初心者を対象にした練習会プロジェクトも始動。内容を見て、筆者個人としては「これはいいな!」と思いました。
同じ女性がメインの名古屋ウィメンズマラソンの同様のプロジェクトと、内容を比べてみました。
横浜×名古屋ウィメンズ:女性初心者対象の練習会プロジェクト比較表
※各公式サイトの情報をもとにまとめました。
料金の比較
一見、横浜のほうが高いですが、実はトータルではあまり変わりません。むしろ名古屋のほうが高いかもしれません。
横浜は大会エントリー料もオリジナルTシャツ、シューズも含まれていますが、名古屋は大会エントリー料等が別途自己負担。シューズもNB製品を自分で用意する必要があります。シューズを買う場合、金額が6150円以下であれば、合計の負担額は横浜の35000円と変わりませんが、新製品を買うなら一足1万円は軽く超えます。
※イメージ(NB名古屋ウィメンズ2019特別シューズ)
練習内容の比較
名古屋のほうが12回と多く、練習メニューが明確です。
※公式サイトより。変更の可能性あり。
また、中上級者も参加OK。グループに分かれて練習しているもようです。一からみっちり練習したい人、多くの人が参加しやすいのは名古屋のほうだと思います。
サービス面の比較
横浜は大会当日もいろいろなサービスがあります(名古屋もあるかもしれませんが)。
ホスピタリティ・テントはありがたいですね。ホノルルマラソンなど海外レースのツアー客向けのテントみたいな感じでしょうか。
特にフルマラソンが初めての人にとって、大会当日にトラブルが発生してもすぐに相談できる場があるのは安心です。
また、フィニッシュ会場の近くにある日帰り温泉施設の利用無料券をもらえるのもお得です。会場から近い「万葉の湯」は、筆者も終わったら行こうと思っていました。
横浜のプロジェクトで特に好感度大なサービスが、託児所です。練習会の時は無料、大会当日でも500円と低負担で利用できます。
小さなお子さんのいるお母さんが安心して参加できます。女性ランナーのすそ野が広がります。
このような現代女性の生活状況や経済面を配慮した取り組みこそ、意義のあるサービスだと筆者は感じます。
筆者の見解
私個人として、トータル的には横浜に魅かれます。もし私がマラソン経験がゼロ、道具も一から必要でブランドにこだわりがなければ、大会エントリー料込みで、ウェアもシューズももらえる横浜を選びます。
練習回数も3回と短期集中。自主練の確認の場にします。また、大会当日の特設テントはありがたいし、アフターのサプリ配給や温泉無料券はお得です。
講師の三田裕介さんの指導にも興味があります。大学駅伝の早稲田三冠の時、主力選手として活躍。運営されているスポーツ施設のサイトを見ましたが、エリートアスリート仕様の環境が整っています。低酸素トレーニングなど昨今の事情についていろいろ聞いてみたいです。
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筆者も走力は初心者レベルですが、この練習会参加枠ではなく、1万人募集の女性ランナー優先枠(抽選)にエントリーしました。
落選なら一般枠に自動登録、ダブルチャンスがあります。ということで、名古屋歴8年の視点をもちつつ、横浜の新しい試みを応援していきたいと思います。女性サポートプロジェクトはまだ始まったばかり。実を結ぶといいですね。