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【愛媛マラソン】大会公式サイトの宿泊プランの特徴と注意点(2024年大会)

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※ホテルマイステイズ松山 さんのキャッスルビューのとある客室からの眺め。マラソン会場が目の前です(筆者が23年2月に宿泊)

来年2月11日に行われる愛媛マラソンの宿泊予約の受付が8月15日から始まりました。

宿泊プランの対象施設と宿泊日は、マラソン会場のある松山市内の10のホテル大会前・当日(2/10、11)泊になります。

今回もあっせんは愛媛新聞旅行さんが担当しており、申込方法はインターネットのみ申込締切日は2024年1月19日です。

この予約サービスを見て気づいた点、注意点をまとめました。

昨年の宿泊プランはこちらです。↓

大会公式の宿泊プランの概要

以下は、愛媛マラソンの大会前日(2/10)の「宿泊プラン」の一覧です。
大会公式サイト「宿泊プラン」ページより

ホテル名 料金 (1名、1泊朝食付) チェックイン
シングル※ ツイン※
松山東急REIホテル【禁煙】  15,200円  設定なし 15:00
ホテルビスタ松山【禁煙】 11,400円 11,400円 15:00
ネストホテル松山
【禁煙または消臭対応・指定不可】
10,100円 7,800円 15:00
ホテルNO.1松山【禁煙】 9,600円 8,600円 15:00
ホテルマイステイズ松山【禁煙】 18,600円 14,100円 15:00
スカイホテル【禁煙】 11,400円 9,500円 15:00
ホテルルートイン松山
【禁煙または消臭対応・指定不可】
12,800円 10,100円 15:00
コンフォートホテル松山【禁煙】 19,500円 12,800円 15:00
レフ松山市駅byベッセルホテルズ
【禁煙】
14,100円 11,900円 14:00
ホテルアビス松山【禁煙】 11,000円 設定なし 15:00

※シングルは1名1室、ツインは2名1室

大会当日(2/12)宿泊のプランもあります。くわしくは大会公式サイトの宿泊プランページをご確認ください。

大会公式の宿泊プランの特徴・注意点

1.どのホテルも朝食付き(重要)

※ホテルマイステイズ松山 さんの朝食バイキング。松山鯛めし(ごはん)と宇和島鯛めし(お刺身)という、愛媛の2種類の鯛めしを味わえました(筆者が23年2月に宿泊)

この宿泊プランはどの施設も朝食付きです。大会当日の朝、泊まっているホテルで食事がとれるのはとても便利。

愛媛マラソンのスタート時間は10時なので、他の大会に比べて朝食の時間に余裕があります。しかし、会場のオープン時間をチェックしておきましょう。ホテルによってはランナー用の特別時間を設けていたり、混雑緩和のため食堂への入場制限を行ったりするところもあります。

筆者

大会公式サイトによりますと、大会前日の朝食時間については「1月中旬に各自でホテルに確認してください」とのことです。

2.駐車場は有料で現地払い、先着順

車で行く人にとって、駐車場を併設しているホテルは便利。数に限りがあるホテルに泊まりたい人は早めに予約しておくとよいでしょう。

3. 宿泊料は予約手続きと同時にクレジット決済が必要<重要>

このプランは、予約と同時にクレジットカードで宿泊料を支払う必要があります。後日決済や現地決済など、「いったん予約だけしておこう」は×。支払方法もクレジットカード決済のみです。予約の変更や取消でともなう返金を希望する際、あっせん会社に連絡して手続きしなければなりません。

4.予約の変更・取消は電話で行う(ネットでは不可)

いったんネット予約すると、その後の変更や取消は愛媛新聞旅行さんの所定の連絡先へ電話する必要があります。予約サイトから処理することができません。

5.キャンセル料が宿泊日から起算して20日前から発生する<重要>

旅行会社で販売しているツアーパックのように、この大会の宿泊プランはキャンセル料が宿泊日から起算して20日前から発生します(21日前なら料金はかからない)。

コスパを考えるなら個人で手配するのが◎

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※イメージ Photo by George Dolgikh on Pexels.com

他の大会の宿泊プランにも言えますが、あっせんによる宿泊プランの料金はおおむね「割高」です。今回の愛媛マラソンも、宿泊サイトや施設独自のサイトと比べて高めです。

コストを重視するのであれば、やはり個人で手配するのがおすすめ。大会日が迫るとどの宿泊施設も軒並み料金が上がるので、早めにおさえましょう。

ビジネスホテルなら、宿泊予定日の前日でもキャンセル料がかからないところがあります(最近はもっと前から発生する施設が増えてきたように思います)。不測の事態で直前になって大会に出られないときもお金がかからないのは安心です。

ただし、コロナ自粛が緩くなった今年の春以降、マラソン大会が行われる地域の前日宿泊は、いわゆる「直前割」のようなセール価格になるホテルはまずありません。大都市や地方を問わず、同じ傾向が見られます。

また、ネットならいつでも予約ができて「宿泊検索サイトからの予約は割高、ホテル独自の予約サイトはベストレートが保証されている」という見方が一般的。でも、マラソン大会に限って言えば必ずしもそうとは限りません。

いずれにしても、なるべく早めに、こまめに検索して予約するのがベターです。

筆者が長年続けている宿探しの方法

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※イメージ Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

筆者が個人的に決めているホテル探しのタイミングは、宿泊日の6ヵ月前、3ヵ月前、1ヵ月前の3回。なかなかいい宿が取れない時は、ひまなときにもネットで探しています。

ネット予約の方法は、以下の3つ。まんべんなく試してみて、料金・サービスともに理想のホテルをおさえています。

  1. ホテル独自の予約サイト
    候補のホテルをあらかじめ絞ってから予約。「インターネット申込専用プラン」などさらに安いプランも
  2. ホテル検索・予約サイト
    例:楽天トラベル、booking.com、アゴダ
  3. 旅行代理店の宿泊予約サイト
    例:近畿日本ツーリスト、日本旅行、JR東海ツアーズ

飛行機を使う人は、航空会社や格安航空券の販売会社の宿+航空券プランを使うという方法もあります。

民泊・ゲストハウスという選択肢も

※民泊はマンションやアパートなどでその街で暮らすような体験ができるのが魅力(イメージ)

私見ですが、ホテルにこだわらない人、地元で暮らしているような旅を好む人は、airbnbなどで民泊・ゲストハウスを利用するという方法も良いかと思います。

民泊はひとり旅で利用するならマンションやアパートの一室など、一人暮らしのような過ごし方を経験できます。バス・トイレも付いているので、ホテルのシングルルームに近い感覚です。

ゲストハウスは、ホストや宿泊者とラウンジで交流したりキッチンで自炊ができたりと、人との出会いと手軽さが魅力です。

ただし、民泊はたいていチェックイン後の手荷物預かりができず、ゲストハウスはバス・トイレが共同でとなりの部屋の騒音が気になる場合があります。ホテル並みのサービスを求める人には向きません。宿選びの基準はその人の好みや考え方によります。

ちなみに筆者は今回、民泊を利用する予定です。松山暮らしの疑似体験や宿主の方との出会いも、ただ走るだけで終わらない旅ランの醍醐味だと思っています。

ホテルのキャンセルが出る2つのタイミング

まれではありますが、大会に出ないことになった人が予約していたホテルをキャンセルして、部屋に空きが出てくることがあります。

そのタイミングは、抽選制のマラソン大会の場合、まず1次抽選の参加料の払込期日です。

今回の愛媛マラソンの場合は9月21日。その前後にホテルを探してみると見つかるかもしれません。仮に2次抽選が行われるのであれば、その結果発表日ごろが狙い目です。ホテルの予約をし忘れた人は、まず9月21日以降に宿泊サイトなどを検索してみることをおすすめします。

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コロナ自粛が終わったものの、参加料が依然として高水準の昨今。宿泊料もインバウンド需要の影響で高騰しています。特に遠征ランナーにとっては金銭的な負担は大きくなるばかりです。ですから、少しでもお得な宿を取ってコストを抑えるのに越したことはありません。

特にホテルや旅館に泊まりたい人は、大会の最新情報と宿泊のベストレートを早いうちから幅広く調べることが、コロナ禍と物価高の時代のマラソンを楽しむ大きなポイントだと思います。