3年ぶりの開催を迎えた仙台国際ハーフマラソン2022チャレンジレース(以下、仙台ハーフ)まで、あと2日になりました。
今回のブログでは、なぜ私がこの大会に2012年から連続で参加しているのか、その理由についてつづります。
記録よりも美容と健康が大事
完走できればオールオッケー
という、フルマラソン5時間のゆるランナーの私には、参加条件が2時間30分以内完走(2022年大会は2時間25分)という仙台ハーフは厳しいです。
全国にはもっと制限の緩い大会はたくさんあります。都内でもハーフはあちこちで開催されています。
それでもわざわざ仙台ハーフを走る理由には、いくつかあります。
理由1:フル5時間で走り続けるための走力テストにgood
国内の多くのフルマラソンの制限時間は6時間。昨今のウェーブスタートによるタイムロスを考慮しても、5時間台で完走できれば選択肢が広くなります。
仙台ハーフはフル5時間台の私には決してやさしい大会ではありませんが、がんばれば完走できます。年に一度がんばる大会としてはぴったりです。
理由2:新しい商品・サービスに興味を広げる機会になる
私はどの大会でもガチランするつもりは全くありませんが、本気で走る大会が年に1回でもあると、シューズやウェア、タイツなど持っているものを再確認して必要なものをしっかりそろえたくなるもの。視野を広げる良い機会になります。
特に大会の2ヵ月前である3月に行われるマラソンの大見本市、東京マラソンのEXPOは欠かせません。
国内外のブランドのさまざまな商品やサービスに実際に触れて、仙台ハーフに向けてシューズやウェア、補給食などを新しく試すことができます。
ランニングを始めて今年で15年。年を取ってもランをめぐるさまざまな技術やビジネスの著しい進化には興味をもち続けたいと思っています。
理由3:国内のエリート選手が集まり、応援できる
仙台ハーフには例年、日本代表クラスのエリート選手が集まります。トップクラスの走るを見ることができるほか、いくつか折り返しがあるので、レース中にお目当ての選手とスライドして応援できるというメリットも。気分が上がります。
理由4:3.11を忘れない
東日本大震災から11年。あの日を思い出すために参加します。
以前、大会の前日に被災地の一つである仙台・閖上地区を見学したことがあります。その施設内で偶然、翌日の大会に参加するという方に会いました。その方も私と同じく、3.11を忘れないために2012年大会から毎年参加しているとのこと。石巻などで震災ボランティアの経験もあるそうです。そんな偶然の出会いも良い思い出です。
理由5:思い出深いまちで、自分を見つめ直す
ごく個人的な理由ですが、仙台では若い時から仕事やライフワークと深くつながる経験をたくさん得ています。あるプロジェクトで成長を感じられた出来事もありました。日本酒バーでの甘酸っぱい出来事はちょうど大会と同じころ、新緑の季節のことでした。いつか教わりたい二人の先生も、仙台にいます。
この大会は、若いころからの数々の思い出に浸りながら今の自分を振り返る機会にもなっています。
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このように、私にとって仙台ハーフは「ただ走るだけ」の大会ではありません。仙台で走る日を、自分の今と将来にプラスになる豊かな一日にしたいです。