富山マラソン2024の一般枠のエントリーが4月13日の正午から始まります。
筆者は2015、2016、2022年の過去3回参加しており、24年大会は申し込む予定です。
過去の参加経験と今年の「大会概要」をもとに、昨年の大会から変わった点をまとめました。
また、筆者の大会の体験談を、当ブログ「★富山マラソン」のカテゴリーにまとめてあります。少しでもご参考になれば幸いです。↓
https://yurikamome-diary.com/category/toyama
※写真:2022大会の新湊大橋のようす
2023年大会からの変更点
フルマラソンのコースの一部が変更になる可能性あり
能登半島地震の影響により、新湊漁港周辺の約700mの道路に損傷が生じているため、フルマラソンのコースの一部が変更になる可能性があるとのことです。大会公式サイトからの続報を確認してください。
ランナー受付、会場、タイムテーブルは前回と同じ
大会前日のランナー受付の会場と時間、マラソン会場(高岡、富山)、収容関門、給水所、大会前・当日のタイムテーブルなど、大会の場所と流れは昨年大会と同じ。大きな変更はありません。
ランナー受付時の代理受付が条件付きで可能に
富山マラソンでは、すべてのランナーが大会前日にアスリートビブスを受け取る「ランナー受付」が必須となっています。
やむを得ず本人が受付に来られない場合、2024年大会では代理受付が認められるようになりました。
その条件として、「委任状」、「参加者本人の本人確認書類のコピー」、「代理人の本人確認書類」の3点を提示することが求められる予定です。
代理受付を希望する方は、大会公式サイトで今後の最新情報をご確認ください。
能登半島地震チャリティ枠を新設
マラソンの一般枠の中に、「能登半島地震チャリティ枠」(参加料13000円+義援金5000円※日本赤十字社より富山県内の被災者を支援、定員400名)が設けられました。
4月6日から募集が始まり、4月10日現在、すでに定員に達しています。
出走権を譲渡できる「ゆずれ~る」の利用が可能に
富山マラソンにエントリー後に参加できなくなった場合、大会が採用しているエントリーシステム「RUNNET」の「ゆずれ~る」で出走権を譲渡できるようになりました。
すでにエントリーが始まっている一般枠でも同様のシステムが利用できるものと思われます。
※追記(4/13)4/6から始まり定員に達した「能登半島地震チャリティ枠」も、「ゆずれ~る」を使うことができます。しかし、このシステムを使うと、義援金5000円もRUNPOとして還元されてしまい、寄付できなくなるので注意が必要です。
「ゆずれ~る」とは…
RUNNETでエントリーされた人が参加枠を希望者に譲渡することができるサービス。コンサートやイベントのチケットの譲渡システムに似ています。
参加料の返還は、現金ではなくRUNPOというポイントで還元され、手数料も差し引かれます。しかし、このポイントを使ってRUNNETを採用している他の大会へのエントリーや、RUNNETのオンラインショップでの買い物ができます。
出走権付き宿泊ツアーの2宿泊施設がどちらも富山市内に変更
大会の参加料に加えて、大会前日の宿泊(朝食付)、前日のランナー受付から宿泊施設へのバス、大会当日のスタート会場への直通バスなどが含まれる1泊2日の大会参加ツアー「出走権付き宿泊ツアー」が今年も設けられました。
定員は昨年と同じ100名で先着順。金額も3万3000円(参加料込)と同様です。
しかし宿泊施設が、
・富山マンテンホテル(朝食付)
・ホテルグランテラス富山(朝食付)
のどちらか(選択不可)と、JR富山駅から近いホテルに変わりました。
どちらのホテルもJR富山駅から徒歩圏内。富山マンテンホテルは駅から歩いて約10分、ホテルグランテラス富山は約7分です。フィニッシュ会場からも富山駅まで徒歩約7分(550m)と近いので、大会当日も富山で泊まりたい人は、同じホテルを別途予約して連泊するのも便利で体がラクです。
ちなみに昨年(2023年)は、
・ホテルルートイン富山インター(朝食付)
・ホテルグランティア氷見 和蔵の宿(朝食付)
でした。
その他気になったこと
昨年大会の天気は最高気温は25℃…
北日本新聞社によりますと、2023年大会の出走者数は全種目あわせて1万4646人と過去最高に達したとのことです。
しかし、天候は最高気温が25.2℃と、まれにみる酷暑の大会になりました。
天候の影響からか、フルマラソンの完走率は94.2%で過去最低とのことです。
しかし、季節外れの夏日のレースの割にはこの完走率は高いほう※だと思いました。
※筆者が参加した熊本城マラソン2024(2/28)も晴れて暑い大会になりました。天気は晴れ、最高気温が21.4℃と季節外れの20℃超えで、完走率は90.22%。制限時間が富山マラソンと同じ7時間ですが、富山よりも完走率が低くなりました。
今年はマラソン日和になってほしいものですが、マラソンコースは、高岡市街地を抜けたあたりにある庄川(10km付近)から呉羽エリアの住宅地(35km付近)まで、ほとんど日影がありません。晴れて10℃を超えると暑さを感じると思います。
大会当日の天気は運ではありますが、熱中症対策を頭の片隅に入れて大会に臨みたいと思います。
昨年大会のようすについて、大会公式ビデオがYouTubeで公開されています。大会の特色を凝縮した動画になっていて、とても参考になります。初めてエントリーする人は特に注目です。
昨年は、立山連峰がかすんで見えなかったという声が多数。晴れても見えない時があるのですね。
筆者は大会の日を挟んで2泊3日の旅を予定しています。雨が多いシーズンなので、3日間のうちに一度でも美しい山並みを拝むことができればラッキーという心持ちで臨みます。