
2025年の札幌マラソン(10/5)まで、いよいよあと2週間となりました。
今年も大会を前に、「タイムが2時間後半の経験者の視点から注意しておきたいポイント」を連載形式でまとめていきます。
初回はスタートブロックと関門(打ち切り)についてです。
※写真は、2024年大会のGブロックの待機場所のようすです
スタートブロック後方のランナーは第1関門に要注意

特に、Fブロック以降からのスタートになるランナーは、号砲から実際にスタートラインを踏むまでに時間がかかります。
私は昨年、Fブロック最後尾(上記図参照)からのスタートでしたが、ライン通過まで約4分かかりました。
後方ブロックの人は、最初の関門通過が一気に厳しくなります。
第1関門の実質制限時間
★2025年大会の関門スケジュール(2024年と同じ)
5km地点 10:10(スタートから40分)
8km地点 10:34(スタートから64分)
10km地点 10:50(スタートから80分)
公式の発表は上記の通り。第1関門は「5km地点(豊平区中の島1-2)を40分以内」とされています。
しかし、昨年の私のように、スタート通過に約4分かかるとすると、実質は36分以内に到達しなければアウトです。
つまり、1kmあたり7分ペースを少しでも超えると危険です。
「関門はたった3つ!」
「1km8分で行けば大丈夫♪」
と油断しないよう注意が必要です。
5kmをクリアすれば、あとは1km8分ペースを維持すれば安心。
10kmを超えれば、自分のリズムで走れるようになります。
今年の「大会プログラム」も要チェック
2025年大会の公式プログラムは、9月21日現在、まだ公開されていません。
例年通りなら大きな変更はないと思われますが、スタートブロック配置や関門時間は必ず確認しておきたいところです。
札幌マラソンの会場やコースのくわしいようすは、当ブログの過去記事(下記リンク参照)をご参照ください。↓

次回(9月28日更新予定)は、「マラソン時の服装と持ち物(ハーフ2時間後半~3時間ランナー向け)」について書く予定です。大会に参加される方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
