去る5月8日、3年ぶりに開催された仙台国際ハーフマラソン(仙台市)のチャレンジレースの「旅ラン日記」(体験レポート)をつづります。
私が仙台を訪れるのは3年ぶりで、ハーフマラソンへの参加自体も2019年のこの大会以来になります。久しぶりの仙台でのお泊り旅ランに心躍らせながら大会前日に現地入りし、翌日の月曜日まで感動と癒しの3日間を過ごしました。
これから週1回、7回にわたって連載する予定です。今大会を振り返りたい方や、来年以降に参加したい方の参考になれば幸いです。
<連載テーマ>
【1】マラソン会場のようす ★
【2】仙台で買ったもの・もらったもの
【3】仙台でおいしかったもの
【4】1日目:マラソンコースを下見
【5】2日目:フィニッシュ後の過ごし方
【6】3日目:鳴子温泉でのんびり美活
【7】お世話になったホテル&かかったお金
今回は第1回「マラソン会場のようす」です。
今大会の概要
大会名称:
仙台国際ハーフマラソン大会2022チャレンジレース
日時:2022年5月8日(日)
車いすの部スタート:9:45
第1ウエーブスタート:10:05
第2ウエーブスタート:10:15
制限時間:ネットタイムで2時間25分
関門:5ヵ所
※スタート、フィニッシュ地点を除く
今大会は、中止になった2020年大会のエントリー者を対象に、募集人員を従来の1万人から4000人に縮小して実施された特別な大会です。参加条件(制限時間)も2時間30分から2時間25分に短縮されました。
大会データ(参加者数、完走者数など)
先月、大会公式サイトに正式な記録が公開されました。
[blogcard url=”http://www.sendaihalf.com/record/2022/”]
以下、内容の一部です。
<2022年チャレンジレースの天候>
※下欄左から天気、気温、湿度、風向、風速
- スタート時
晴れ 18.0 ℃ 30% 北西 2.0m/sec
- フィニッシュ時
晴れ 18.0 ℃ 32% 南東 1.8m/sec
<2022年チャレンジレースの参加状況>
※下欄数字:人
●エリートの部
申込者数
男子:107 女子:54 合計:161
参加者数
男子:68 女子:40 合計:108
完走者数
男子:67 女子:40 合計:107
●陸連登録競技者の部
申込者数
男子:512 女子:78 合計:590
参加者数
男子:466 女子:70 合計:536
完走者数
男子:460 女子:70 合計:530
●一般の部
申込者数
男子:2,926 女子:552 合計:3,478
参加者数
男子:2,584 女子:483 合計:3,067
完走者数
男子:2,333 女子:382 合計:2,715
●車いすの部
申込者数
男子:22 女子:1 合計:23
参加者数
男子:20 女子:1 合計:21
完走者数
男子:12 女子:1 合計:13
★2022年一般の部の完走率★
男子:90.3% 女子:79.1%
男女計:88.5%
(上記より算出)
【参考】前回(2019年)大会の天候
※左から天気、気温、湿度、風向、風速
●スタート時
晴れ 17.0 ℃ 52% 南東 1.7m/sec
●フィニッシュ時
晴れ 17.0 ℃ 52% 南東 2.0m/sec
【参考】前回大会のハーフマラソンの参加状況
※下欄数字:人
●エリートの部
申込者数
男子:128 女子:107 合計:235
参加者数
男子:82 女子:86 合計:168
完走者数
男子:78 女子:85 合計:163
●陸連登録競技者の部
申込者数
男子:1,205 女子:220 合計:1,425
参加者数
男子:1,072 女子:189 合計:1,261
完走者数
男子:1,062 女子:187 合計:1,269
●一般の部
申込者数
男子:8,475 女子:2,058 合計:10,533
参加者数
男子:7,673 女子:1,828 合計:9,501
完走者数
男子:7,334 女子:1,651 合計:8,985
●車いすの部
申込者数
男子:31 女子:1 合計:32
参加者数
男子:31 女子:1 合計:32
完走者数
男子:28 女子:1 合計:29
※大会ホームページ(2019年5/24更新)より
[参考]
2019年大会の一般の部の完走率
男子:95.8% 女子:88.8% 男女計:94.6%
2018年大会の一般の部の完走率
男子:93.9% 女子:89.9% 男女計:91.2%
仙台ハーフは平均的な女性ランナーには厳しい大会?
私は女性ランナーなのでいつも女性の参加者数と完走者数が気になりますが、今大会はどちらも想像以上に少なかったです。
女性の市民マラソンの参加者の割合はだいたい2割で仙台ハーフも通常そのくらいですが、今回は15.7%。完走率も、コロナ前最後の2019年大会の88.8%から約9.7ポイントマイナスの79.1%と大幅に低下しました。
女性のフルマラソンの平均タイムが5時間強と言われていますが、今大会の制限時間が2時間25分。以前も2時間30分で決して楽とは言えない大会でしたが、今回はさらに5分短縮したことが、さらなる完走率の下落につながったのかもしれません。
マラソン会場のようす
私が宿泊先を出発して会場に入り、レースを終えるまでの流れと見た風景を時系列で紹介します。
7:48 JR仙台駅西口に到着
JR仙石線で会場の最寄駅である宮城野原駅へ。
7:54、ホームはガラガラ。8:02発の東塩釜行に乗る。
8:06 宮城野原駅到着
電車から降りると、ホーム内に“らーくてん、らーくてん、イーグルス~♪”が流れ、「あぁ、スタートが近いなぁ」としみじみ。
3年ぶりにいつもの出口へ。
3年ぶりの、仙台育英前(右)。
ゼッケンS、Aのエリートは駅を出てすぐの入場口から入れる。
そのまま西へ歩くと、フィニッシュの競技場が見えてくる。感無量。
競技場正面。
敷地入り口で、魚民や笑笑などモンテローザ系の居酒屋さんがチラシを配っていました。フィニッシュの後の一杯を誘う、マラソン大会のあるある風景が戻ってきたことを実感。
楽天生命パーク宮城(野球場)の周辺は、トイレや飲料の自販機がいたるところにあり、とても便利。
しかし以下の女子トイレ(有料)は、この日は使用できませんでした。
野球場の入口へ。
そのまま西に進み、B~Eブロックの待機場へ。入り口で「アスリートビブス」(ゼッケン)をスタッフさんに見せて入る。
8:20 B~Eブロック参加者 検温・体調チェック場所
スムーズに検温を済ませる。
トイレも充実。
次は体調チェック受付。
体調チェックアプリの画面を見せる。
その後、リストバンドを装着。大会が終わるまではずすことはできない。
まだ朝8時台だが日差しが強い。手荷物預かり所がある参加者待機場所へ進む。
8:31 B~Eブロック参加者待機場所に入場
事前に配布された「参加のご案内」と同様のパネルを掲示。スタートエリアへの動線と各施設はここで確認できる。この左手に総合案内所。何かあったら相談を。
スタートブロック入場時間まであと1時間。人が集まってきた。
奥に男子、女子の各更衣室がある。
MIZUNO
大会限定Tシャツの販売。
シューズの試し履きもできる。
第一生命
記念撮影コーナーはフィニッシュ後も行列ができました。
B~Eブロック手荷物預かり所
アスリートビブスを見せて入場。末尾の番号ごとのブースに荷物を預けて、後方の出口へ。
スタートドリンクサービス
水またはスポーツドリンク(今年はiMUSE)を提供。ありがとうございます。
トイレ
トイレは大変多くてストレスフリー。仙台ハーフの魅力の一つ。
8:52 C・D・Eブロックスタート整列動線 再入場口
Bブロックのランナーは、トイレの南側に専用の通路がある。
待機場所を出ると、またトイレ。
飲料の自販機やアイスの自販機も。フィニッシュ後に便利。
スタジアムグルメいろいろ。楽天ではこういうのを売ってるんですね。
宮城県産の牡蠣のオイル漬け、おいしそう。
C・D・Eブロック専用通路
スタートライン
心躍る。
スタート地点の近くにもトイレ。
競技場に沿ってテニスコート方面へ。左手にもトイレが多数。
ドリンクの自販機。
ドリンクのラインナップはこちら。
左手にドリンクコーナー、右手にテニスコート。
仮設トイレ。ガラガラ。
私は例年、このドリンクコーナーそばにある木陰でアップをしています。
3年ぶりにいつもの木と再会。
帰ってきたよ、と声をかけながら何度もなでる。
木陰でカステラを食べる。今回は1.5Lのハイドレーションパックを用意。給水はすべてスルーしました。
いつもの直線コースでジョグと流し。
9:45 Eブロックヘ入場
あぁ、帰ってきたなぁ。
と、喜びをかみしめながら、最後尾へ。
そして、1本目のスポーツジェル(VESPA)を食べて、スタート時間を待つ。
10:15 第2ウェーブ(C~Eブロック)スタート
いよいよ号砲。その後、関門とのぎりぎりの戦いのため、レース中の写真はありません。
しかし、大会ホームページで、今回の大会のフォトギャラリーを掲載しています。美しい緑の風景と大会の賑わいが伝わってきます。さすがプロが撮った写真はすばらしい。
[blogcard url=”http://www.sendaihalf.com/news/news.html?id=533″]
制限時間ぎりぎりのフィニッシュ!
競技場に入って「あと○秒!」の声を何度も聞きながら、最後の力を振り絞ってフィニッシュ。しばらく放心状態。間に合った…!(泣)
よろよろ歩きながら、完走タオルとドリンクをいただき、競技場を後にしました。
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長文、駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は来週、仙台で買ったおみやげなどをまとめます。