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【びわ湖マラソン】参加案内のポイントと前回大会からの変更点(2024年)

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2024年3月10日に行われるびわ湖マラソンの開催が近くなってきました。

参加ランナーに郵送された参加案内などの郵送物とその内容にもとづき、今年の大会のポイントをまとめました。筆者の自宅には2月16日に到着しました。

以下、同封されていたものと気付いた点をまとめました。

大会当日に忘れてはいけないものが多数あり

以下の内容物(写真)がゆうパケットで届きました。

アスリートビブス(ゼッケン 2枚)
※シャツの前後に着ける
安全ピン(8本)
ビニタイ(2本)
※計測チップに付ける
計測チップ(フィニッシュ後、回収エリアで係員に返却)
参加賞Tシャツ
大会プログラム(「参加のご案内」)

手荷物預け袋(透明:約78cm×約64cm)
手荷物袋シール
計測チップ返却封筒
大会関連チラシ

アスリートビブスは2枚で前後に着ける

アスリートビブスとは、以前は「ナンバーカード」と呼ばれていた「ゼッケン」のこと。参加者の登録ナンバーや手荷物預かりのトラックの番号が書いてあり、大会時に安全ピンなどを使ってシャツに着けます。

アスリートビブスの1枚の裏に、緊急時用の連絡先を記入します。

アスリートビブスをマラソン会場に忘れた場合、出走できません(会場でのランナー受付やビブスの再発行はありません)。ビブスが入っていたビニール袋の中身はすべて出走時に必要です。

計測チップはランニングシューズにビニタイを使って装着。フィニッシュしたら回収エリアで係員に返却します。

手荷物預け袋(約78cm×約64cm)は他の大会に比べて小さくて薄め。

堅いスポーツバッグなどを入れると破れる可能性があるので注意。

参加賞Tシャツのデザインは人気投票で決定

参加賞Tシャツは、琵琶湖の水辺と緑をイメージさせるシンプルなデザイン。SNSの人気投票で決まりました。

シャツの裏は完全に白です。

筆者

やや透けるので、特に女性は下着の透け対策にアンダーウェアを着たほうが良いかと思います。

大会プログラムに出走時の注意点が凝縮

大会プログラムには、大会の開催概要のほか、ランナーが参加時に注意すべき事項が網羅させた「参加のご案内」が載っています。必ず事前に読んでおきましょう。

チラシには観光やプレゼント情報が満載

大会の協賛企業・団体に関連するチラシも多数同封されていました。いくつかご紹介します。

写真左は、デジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」の紹介チラシ。アプリをダウンロードして、フィニッシュ会場の横「WELCOMEフェスタ」の「ビワコブース」で画面を見せると、抽選でプレゼントが当たります。右のチラシは、フィニッシュ会場から送迎船で「守山湯元 水春」に直行する温泉プランのご案内。

大会前日、ナイトクルージングとウェルカムパーティが楽しめる「ナイト・ビアンカクルーズ 夕食会」のご案内と、エコで高機能な特別タオルのご紹介。

大会当日のスタート会場での検温は廃止

コロナ対策のための規制がなくなったため、今年はスタート会場での検温がなくなりました。入場口からよりスムーズに入れそうです。

TEMU

会場の場所とタイムテーブルは23年と同じ

マラソン会場の場所と大会当日のタイムテーブルは、23年大会と同じ

スタート会場は皇子山陸上競技場フィニッシュ会場は烏丸半島で、スタートの号砲は朝8時20分です。

なので、昨年の大会に出た人は、去年と同じスケジュール感覚で行ってOKです。

しかし、コースの一部、関門の場所と時間、給食の内容にやや変更があります

変更点1:マラソンコースの折り返し地点が変わる

この大会のコースの折り返し地点(全3ヵ所)のうち、2カ所が昨年より変わります。

マラソンコースの折り返しの変更点

●変更1:折り返し①、②が15km~中間点付近(メロン街道)に移動
●変更2:滋賀県運転免許証センターの折り返し(30km付近)が廃止

筆者

前回の最初の折り返し(10km付近)は道幅が狭かったです。今回は「メロン街道」に折り返し①、②が設けられます。幅が広くて見通しがよいのでしょうか。知り合いと走る人は、この折り返しエリアでお互いを見つけられるかもしれません。

変更点2:関門が6→5カ所に減少

関門の数が昨年より1つ減り、場所が少し変わります。

※大会公式サイトより

以下は、制限時間6時間ぎりぎり完走のためのペース配分表です。筆者が自作しました。

個人的な見解ですが、スタート時のタイムロスやコース後半の疲れ、途中の休憩などをふまえると、完走するには1キロ8分前後ペースが理想だと思います。筆者も今回、このペースを目標にして走ります。

※注意※
下記の表には、スタート時のタイムロスは考慮されていません。ちなみに、昨年筆者が出場した時は、後ろのほうのブロックからスタートして、スタートラインまでの時間は約8分でした。

変更点3:給食の近江米おにぎりがフィニッシュに移動

今年の給水・給食(下記マップ)も充実。ご当地らしさあふれる内容です。

※大会公式サイトより

新たに「近江つけもの」「苺グミ」「メロンジュース」「あおばなせんべい」「あおばな茶」が加わります。

豪華な給食「近江牛ローストビーフ」が今年も登場。数量限定なので、後ろの人はおそらく売り切れで食べられない可能性大です。

滋賀を代表する和菓子の老舗・叶匠寿庵さんも2年連続でご提供いただけます。昨年の「西川餅」から「白姫餅」に代わりますが、同じようなおもちのお菓子と思われます。

塩分補給のタブレット「塩熱サプリ」今年はスタート地点でも配布されます。昨年は暑い大会になりました。早めの塩分補給を心がけたいものです。

「近江米おにぎり」は、今年はフィニッシュ地点に移動。新たに「自衛隊特製とん汁」が加わり、おにぎりと一緒にいただけます。

滋賀ゆかりの「パインアメ」もフィニッシュ地点からスタート地点に移動します。

変更点4:スタートブロックの数と位置が大幅に変更

スタートブロックの数が昨年のS・A~Gから、今年はS・A~Dに数が減り、ブロックの配置も変わります(下記マップ)。

なお、今年のランナーのエントリー数は7593人昨年よりも349人増えますが、会場自体がかなり広いので、今年もゆったり過ごせそうです。

※大会公式サイトより

スタート会場はとにかく広いです。ランナーはのびのび行き来ができ、アップも十分できます。

昨年はブロックの数が多く、特にCブロックが競技場と多目的広場の間にはさまりトイレに行きにくかった人がいたかと思います。

しかし、今年は早いランナーのブロック(S、A、B)と遅いランナー(C、D)の2つに分かれ、それぞれのエリアにトイレが配置されているので、昨年よりはトイレに行きやすくなると思います。

このスタート会場の大きなメリットが、スタートブロックまでの動線が男女で完全に分かれているところ。

女子の参加者数が、昨年より110人増えて1090人。ですが、女子限定の更衣・手荷物預かりエリアはそれでも広々使えると思います。

トイレも、昨年はそんなに混雑しませんでした

更衣室のあるスポーツ会館2階のトイレには長い行列ができましたが、1階の男子トイレ(特別に開放)にはすぐに入れました。もしスポーツ会館内のトイレが混んでいたら、スタートブロック横の仮設トイレに早めに行ったほうがよいと思います。

スタート会場内のようすは、過去記事もご参照ください。

変更点5:フィニッシュ後の温泉プランが「守山湯元 水春」に変更

フィニッシュ会場の施設やサービス、動線は、基本的に昨年と同じです。

※大会公式サイトより

そのとなりではイベント会場「WELCOMEフェスタ」があり、だれでも入場できます。会場内にはステージや物販・飲食ブース、キッチンカー、抽選会などがあります。

フィニッシュ会場のようすは、過去記事でもご覧いただけます。

びわ湖マラソンでは、フィニッシュ後に送迎船で温泉に行けるプランがあります。

昨年の温泉プランは「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」で、特別入館割引券(1250円)がありました。今年は「守山湯元 水春」に代わりました。料金は、施設入場料と送迎船運賃込み、事前申込で3000円。当日は3500円です。

フィニッシュ会場からおごと温泉経由大津港行きの送迎船は、今年も運行されます。

大会の雰囲気がわかるPR動画に注目

YouTubeで公開されたびわ湖マラソンのPR動画(以下)に、大会の特色がコンパクトかつわかりやすくまとめられています。

コースの高低差はほとんどなく、また道幅が広くて直線道路が多いので、前方のランナーや建物を目標物にしてペースをうまく配分できます。

2、3時間台のシリアスランナーは記録を狙いやすく、完走ぎりぎりノロランナーの筆者でもゆったりストレスフリーで走れます。

給水・給食も充実。筆者は足がノロいので目玉の「近江牛ローストビーフ」の給食スポットに着いた時には残っていませんでしたが(笑)、近江米のおむすびや滋賀県産いちごゼリーなど、ご当地らしい給食はしっかりいただけました。

当ブログでも、びわ湖マラソンの体験レポートをまとめています。来年の大会への参加を考えている方のヒントになれば幸いです。