3月12日に開催されたびわ湖マラソン(コース:滋賀県大津市・草津市・守山市)の「旅ラン日記」(体験レポート)を全8回にわたって連載しています。
<連載テーマ>
【1】スタート会場のようす ★
【2】フィニッシュ会場のようす ★
【3】びわ湖・大津でもらったもの・買ったもの ★
【4】びわ湖・大津のおいしいもの
【5】びわ湖マラソンのおすすめホテル2軒@京都
【6】大津百町の名残を探して(大津さんぽ)
【7】湖畔のさわやかな風の中で(マラソン)
【8】びわ湖・大津の旅ランでかかったお金
今回は第2回「フィニッシュ会場のようす」です。
この連載が今年の大会を振り返りたい方、来年の大会に参加したい方、大津に観光に訪れる方にとって何かプラスなれば幸いです。
・フィニッシュは烏丸半島。会場は広くて動線もスムーズ
・無料のシャトルバスが草津駅と守山駅の2駅へ随時運行
・フードコーナーに滋賀らしい個性的なお店が集結
フィニッシュ会場の全体図
フィニッシュ会場は、琵琶湖に面した烏丸半島の芝生広場。フィニッシュゲートから手荷物返却所、更衣所、イベント会場までの動線が、スタートと同じように一直線でコンパクトです。
大規模マラソンのようにひどい疲れの中であちこち歩かされることはなく、とてもラク。6000人という中規模大会の利点が、このフィニッシュ会場でも出ています。
フィニッシュゲート
フィニッシュゲートでは「完走おめでとう」の声があちこちから聞こえてきました。ありがとう。
大会の制限時間は6時間。右は筆者の時計によるフィニッシュ記録です。なぜか1kmほど短いですが、とにかく無事に終われてよかった。
ランナーサービス
まず完走メダルと完走タオルをいただきました。
ポカリスエットやプロテインバーなど、軽食とドリンクもいただきました。
手荷物返却エリア
スタートエリアで預けた荷物が、トラックの番号順に並んでいます。女子は「9」で一番奥。1カ所のみなのですぐに見つかります。
女子更衣室
女子更衣室はテント。女子の手荷物預かり所のすぐそばにあります。近い。
更衣室には長いテーブルが壁に沿って置いてありました。体がちがちバキバキでしゃがむのがしんどい時は、このような手荷物を置けるテーブルがありがたい。
湖からの強い風がときどき吹いてきて、テントが揺れました。雨の日はきついかも。
WELCOMEフェスタ(イベント会場)の全体図
更衣室のすぐそばに、ステージや食事・物販ブースが集まるイベントエリア「WELCOMEフェスタ」があります。だれでも入場できます。マラソンで忘れ物や落とし物をした人は、会場内の総合案内で相談を。
ブース出展・キッチンカー・ステージスケジュール
大会当日のブース出展、キッチンカー、ステージスケジュールはこちら↑。あちこちのブースでその場でもらえるプレゼント抽選会が行われていました。
フードは、近江牛やふなずしといったご当地料理のほか、カレー、巻き寿司、イタリアン、からあげ、クレープ、和菓子など、マラソンを終えたランナーが手軽に食べられるものがたくさんありました。
コースの途中の給食で提供された「走り井餅」など、滋賀のおみやげもここで買えます。
ブース出展
近畿日本ツーリスト 大津港・おごと温泉送迎船 受付窓口
会場から大津港とおごと温泉行きの高速船が出ていました。帰りがけに夕暮れの琵琶湖を船上から楽しめる特別便。筆者も当初の予定では船に乗って琵琶湖の景色と温泉を楽しむ予定でしたが、疲労と花粉アレルギーがひどくて今回はあきらめました(泣)。
BROOKS
BROOKSのランニングシューズの展示販売。5000円は安い。SNSをフォローするとノベルティがもらえるサービスも。
村田製作所
大会オフィシャルグッズのTシャツを販売。環境に配慮した特殊な生地を使った記念シャツです。
ピングーのイラスト入りや「FINISHER」の文字入りなど、種類はいろいろ。筆者が訪れた午後3時過ぎには割引価格になっていました。
春日井よし乃
塩豆大福やいちご大福、わらび餅など。おいしそう。
走り井餅本家
給食で提供された「東海道大名物 走り井餅」を販売。筆者が訪れた3時過ぎには「助六」が2個で500円になっていました。
アスリートアロマトレーナー協会
アスリートアロマトレーナーによる、無料のアロマケアコーナー(両脚10分)。ランナーにはとてもありがたいサービスです。
滋賀県琵琶湖環境部環境政策課
琵琶湖の自然や環境を伝えるパネル展示やパンフレットの配布、活動レポートなど。
甲賀流リアル忍者館
甲賀忍者にちなんだグッズ販売など。人気ゲームMONSTER HUNTERとのコラボ企画もあるらしいです。
きらめき ときめき 湖南市
米粉とおいもだけを使って揚げた「おいもスティック」と「大学芋」(それぞれ1パック500円)。湖南市のJR直売所「ここぴあ」にある「へんないも屋」さんのメニューです。看板メニューの「へんないも」が気になる…。
守山やまもり市場 in びわ湖マラソン
びわ湖マラソンのコースのある守山市の特産品の販売コーナー。ご当地のはちみつ、しょうゆ、もちむぎ茶など。
キッチンカー
会場内では、個性的な料理を提供するキッチンカーも数多く並びました。
レストラン「Lo Splendore」さんは、イタリアン一筋20年以上のシェフのお店。魅惑のボロネーゼ700円、アントネッラおばあちゃんの特製プリン400円、特Aランク近江米「みずかがみ」の甘酒300円など。
休憩スペース
イベント会場の中央にテントがあり、食事や休憩を楽しめるスペースがあります。
筆者は「草津市立水生植物公園みずの森」ブースで販売していた、れんこん入りのカレー(500円→350円に割引)をいただきました。おいしかった~。
ステージエリア
筆者がイベント会場に入った時は、最後のプログラムである抽選会が行われていました。もっと早い時間では、音楽イベントなどにぎやかな催しがあったようです。
シャトルバス
フィニッシュ会場から最寄駅(JR草津駅またはJR守山駅)へのシャトルバスが随時運行。時間は12時から16時30分まで。所要時間は草津駅へは約30分、守山駅には約25分です。
草津駅の場合、降車場所から駅まで歩いて約10分かかるので注意。疲れ過ぎている人、あまり歩きたくない人は、守山駅行きのバスに乗ることをおすすめします。筆者は守山駅行きに乗りましたが、夕方にもかかわらず車の渋滞にはまることもなく、約20分で駅に着きました。
JR守山駅からイベント会場行きのバスもあります(9時30分から15時まで)。ランナーを待つ家族や友人、イベントに遊びに行く人に便利です。
まとめ
スタート会場と同じように、フィニッシュ会場もスペースにゆとりがあります。開放感があって、とても過ごしやすかったです。でも雨の日だと、湖からの冷たい風や地面のぬかるみがきついかもしれません。
各施設がコンパクトにまとまっていて、動線も一直線でスムーズ。フィニッシュゲートからイベント会場まで近いのがいいですね。
キッチンカーや物販コーナーには、東京にはないご当地ならではの個性的なお店が集まっていました。体と時間にもっと余裕があったら食べたかったのですが…。
筆者がイベント会場の食事・物販コーナーを訪れたのは午後3時過ぎ。遅い時間だったので、メニューが割引価格になっているところがけっこうありました。
朝昼の暑さから一転、3時以降の湖からの風が涼しく、体が少し冷えました。この時期は寒暖差の大きさを肌で感じます。とくに筆者のように5時間超えで完走ぎりぎりの人は、羽織るものを1枚多く持っていくなど、体温を調整するくふうが必要だと思います。
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長文・駄文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は、びわ湖マラソンの時にもらったもの、今回の旅で買ったおみやげについてレポートします。